IR「闇カジノのゲートウェーに」 依存症問題に取り組む識者が懸念

 大阪府・市が28日、カジノを含む統合型リゾート(IR)開業に向けた工程を定めた実施協定などを事業者と締結し、日本初のカジノ施設の建設が本格的に始まることになった。だが、カジノの存在がギャンブル依存症の患者をさらに増やすとの懸念は大きい。どう向き合えば良いのか、「ギャンブル依存症問題を考える会」(東京都)の田中紀子代表に聞いた。

 家族がギャンブル依存症で苦しんでいるのに、入院できるのは2カ月後。その間に犯罪や自傷行為に走らないよう、家族全員が心身をすり減らす日々を過ごしている――。

 これは現実に、私たちが大阪で相談に乗ってきた患者のケースです。IRが開業する7年後の話ではありません。

 では7年後、日本はどうなる…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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