JR九州、朝の通勤列車を削減へ 博多発着中心に9月から定員1割減

加藤裕則

 JR九州は10日、西九州新幹線の開業に伴うダイヤ改定で、朝の通勤帯に博多駅を発着する列車を減便すると発表した。コロナ禍による乗客減に合わせた対応で、定員数で1割減る。9月23日から新ダイヤで運行する。

 通勤帯の午前7時15分~8時45分の1時間半では、小倉方面からの博多駅着下り列車はこれまでの15本から13本となり、定員数は92%に減る。鳥栖方面から博多駅着の上り列車は16本から13本で、定員数は90%になる。

 同時間帯で小倉方面からの折尾駅着の下り列車は9本と変わらないが、車両の変更などで定員数は93%になる。折尾方面から小倉駅着の上り列車は12本から11本に減らし、定員数は93%に減る。

 今春と2019年春を比べると、朝の通勤時間帯の博多駅の利用者は約2割減っているという。(加藤裕則)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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