PCR検査やベッドの数は足りているのか? 村井宮城県知事に聞く#1(FNN.jpプライムオンライン)

宮城県内でも感染が続く、新型コロナウイルスについて、村井嘉浩宮城県知事と一緒にお伝えする。

【画像】宮城県の感染状況やベットの数

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
「緊急事態宣言」が全国に拡大されて2週間が経ちましたが、この2週間の宮城県民の皆さんの行動を、どのようにご覧になっていますか?

村井嘉浩知事:
ビックデータをとって見ているんですけども、確実にみなさん自粛してくださっているのがデータで読み取れます。心から感謝しております。

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
十分だと思われますか?

村井嘉浩知事:
残念ながら目標の8割には至っていない。どの地点で見ましても。

感染者と退院者の内訳

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
県内の累計感染者数と「新たな感染者数」、そして「療養中の方の数」を示したグラフで県内の感染者数を見ていきます。
この1週間の推移を見てみると、4月28日は2人新たに出ましたが、最近1日あたり1人か0人という日が続いています。さらに感染した人の半数もすでに退院されています。
一見すると、県内は状況が落ち着いてきているようにも見えますが、知事はこの状況をどのようにご覧になりますか?

村井嘉浩知事:
肝心なのは、この折れ線グラフで、療養している人の数は現在45人くらい。ただクラスターが発生すると一気に増えてしまうという事で、決して油断は出来ないという状況です。

PCR検査の数は増えている

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
PCR検査の絶対数が少ないから感染者が少ないのでは、という声もありますが、その点についてはいかがでしょうか。

村井嘉浩知事:
PCR検査を受けるためには帰国者・接触者外来と言うところで検査をしなければなりません。その前に、保健所にある帰国者・接触者相談センターを通るが、今までPCR検査できるところが数が限られておりましたので、確実にこれはコロナウィルス患者だなと思う人しか通せなかったんです。
ですが、ここ最近、ドライブスルー方式などもやりまして、検査件数を増やす、検査できる場所を増やしましたので、段々検査できる方の数が増えてまいりました。「お医者さんがこの人は検査をしてくれ」と回した方はほぼ間違いなく検査ができるようになってきたということです。安心していただきたいと思います。

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
たとえば、4月27日のPCR検査について、県のコールセンターへの問い合わせは668件。
実際に検査をされたのは30件。これは適正な数と見ていいのですか?

村井嘉浩知事:
そうですね。今、ご覧の通り患者が少ない状況ですので、全体のデータを見ると、色々なご相談ありますので、このくらいだと思います。


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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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