神奈川県の黒岩祐治知事は15日午後、定例会見を行った。
※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「神奈川県・黒岩知事が定例会見(2020年4月15日)」に対応しております。
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感染者数は自治体ごとに発表すべきでは?
東京新聞:東京新聞です。先ほどLINEの話の中で、地域ごとの適切な戦略が必要だというお話でしたけれども、一方で新規の感染の発表がまだ保健福祉事務所単位もしくは保健所単位でとなっています。自治体ごとで出すべきじゃないかというのが今日の議会のほうでも話題になっていましたけれども、県として検討はされないんでしょうか。検討されないのであれば理由を教えてください。
黒岩:これだけ増えてきた中で、新たなステージということもあるかもしれないですが、取りあえずは今は保健所単位での発表ということになっております。これ、県内、人口がたくさんいらっしゃるところと非常に少ないところとあるんですね。そういったときに、各市町村単位での発表になると、数が多いところは誰だか分からないんですけども、人口の非常に少ないところでこの発表をした場合に誰だというのは、すぐ特定されるという可能性があるといったことのご心配があって、それで県はこれまで保健所単位という発表をしてまいりました。
しかし、それは皆さんにお伝えするときはそうでありますけど、われわれはその中ではしっかりとその情報というものを精査しながら対応していくといったことをやっていきたいというふうに思っています。
今後変わる可能性もあるのか
東京新聞:人口が少ない自治体も確かにあるとは思うんですけれども、発表しないことによって保健所単位で発表されたのが、じゃあうちじゃないかというふうに自治体のほうに問い合わせが行って、自治体側が苦慮しているという状況も聞いています。その点はいかがですか。
黒岩:そこのところはご理解いただかなきゃいかんなと思いますよね。そういった先ほど言った市町村ごとに発表した場合には、そういったマイナス部分があるといったことがあるので、総合的に判断した中で、今はまだ保健所単位の発表ということにさせていただいております。
東京新聞:今はまだということは今後変わる可能性もあるのでしょうか。
黒岩:それは課題として考えていきたいと思います。
東京新聞:分かりました。あともう1点、県議会のほうに示された資料にも、県内の症状別の発生状況、何人退院されて何人入院調整中だとか、何人死亡されたという情報がいまだに3月31日時点になっています。一方で厚労省のほうからきのう出された資料には505人入院していて、55人が退院して、12人死亡というデータが出ています。これはどのような、どうしてこういうふうになっているのか、県としてきちんと情報を把握されていないのか、その辺りちょっとご説明お願いします。
黒岩:今日、議会に出した資料を私はちょっと見てないですけども。なんでそんな3月31日の資料を出したの。
池田:健康医療局副局長の池田でございます。今回出している資料につきましては、県内全域の発生数につきましては3月31日という数字で出しております。これにつきましては、政令市等の関係のデータが集計がなかなか上がってこないという状況がございまして、こういう資料を出させていただいているところでございます。この政令市からのデータの把握については課題だというふうに認識しております。以上でございます。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース