フェラーリで88キロ超過運転 著名工業デザイナーに有罪判決

 自身がデザインを担当した高級スポーツカー「エンツォ・フェラーリ」で最高速度40キロの県道を時速128キロで運転したとして、道路交通法違反(速度超過)の罪に問われた工業デザイナー奥山清行被告(63)=山形市=に対する判決公判が10日、山形地裁であった。今井理裁判官は「動機に酌むべきものがあるとはいえない」として、懲役4カ月執行猶予2年の判決を言い渡した。 判決によると、奥山被告は2022年10月1日午前10時50分ごろ、山形市土坂の県道西蔵王高原ラインを128キロで運転した。 今井裁判官は「速度超過の程度が大きく、非常に危険」と指摘。ただ、過去10年以内に道交法関連の前科が見当たらず、犯行を認めていることなどから執行猶予が妥当とした。 公判の中で奥山被告は「ラジ…この記事は有料記事です。残り233文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

被爆、でも「苦労しなかった」私 80年越しの「ありがとう」

 被爆の経験を「今も健康だし、あまり苦労はしなかった」と振り返るが、家族の話となると途端に表情が曇る。そんな広島県福山市の仲井(旧姓森本)昭子さん(82)に話を聞いた。 1945年の夏は広島駅近くで両親と2人の兄、姉との6人暮らしだった。父は当時の国鉄の職員だった。父が寮長を務める2階建ての寮で、若い職員も10人ほど暮らしていた。当時、昭子さんは4歳だった。大きな風呂は「プールのようでした」という。 8月6日朝、家族は遅めの朝食をとっていた。次男の修さんと長女の笑子さんは国民学校が休みだった。父も夜勤明けで家にいた。 長男で広島市立造船工業学校1年の聡さんだけ、動員先に出ていた。 午前8時15分。ドス、ドス…この記事は有料記事です。残り1524文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Rosters for 2023 World Baseball Classic finalized

Miami – Shohei Ohtani, U.S. captain Mike Trout and three Cuban-born MLB standouts were among…

上司に夜勤免除求める→退職を強要 名古屋市立大病院の看護師が提訴

高橋俊成2023年2月10日 10時54分 夜間勤務ができなくなることを理由に正職員の退職を強要したのは違法だとして、名古屋市立大学病院(瑞穂区)の看護師の女性(45)が9日、大学を相手取り、220万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。 訴状によると、女性は2022年8月、夫の単身赴任に伴い、夜間に子どもを世話する必要が生じた。このため、夜勤の免除を上司に求めたところ、「家庭の都合で夜勤ができない、は認められない」などと言われ、常勤の正職員を退職してパートになるよう強要されたという。 女性は正職員の退職届の提出を繰り返し催促され、適応障害になり、22年10月から休職中。記者会見で女性は「夜勤ができるかできないかの一点で雇用形態が変わるのはあまりに理不尽。多様性を無視した働き方の強要は信じられない」と話した。 病院の担当者は取材に「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」としている。(高橋俊成)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

コロナ禍でシャッター閉めた50店 2年間撮り続け見えたものは?

 新型コロナ下の約2年間、さいたま市や川越市など50カ所の店舗の移り変わりを、さいたま市出身の写真家が定点撮影した。 東京都内のギャラリーで開く写真展「シャッターを開けてもいいですか?」で披露する。 居酒屋、ラーメン屋、ドラッグストア……。シャッターを通して見えてきた様々な光景とは。 撮影をしたのはさいたま市出身の写真家小川修司さん(38)。中学生の時から写真が好きだった。 大学卒業後、一般企業に就職し5年ほど勤めたものの、写真をあきらめきれずに退社。東京都内の専門学校で本格的に写真を学んだ。 その後、フリーカメラマンとして活動し、2016年からは県内を中心に女子中学生から女子大学生までの2人組を写真に収めるようになった。 18年からは個展「女学生日和」を都内のギャラリーで毎年開催した。とりあげた女子学生は、すでに100組を超えた。翻弄された時代の証言 20年に初めての緊急事態宣言が出された時、女子学生たちにもマスク姿が目立ち始めた。 それと同時に、別の異変も目にした。 「なじみのお店がシャッター…この記事は有料記事です。残り604文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

東京23区でも積雪の予報 大雪が交通に影響、在来線も運休のおそれ

堀川勝元2023年2月10日 11時07分 本州の南岸を発達しながら低気圧が進む影響で、10日から11日にかけて、関東甲信地方や東北太平洋側南部で大雪に見舞われる恐れがある。気象庁は10日午前、東京都の島嶼(とうしょ)部以外の全域に大雪警報を出した。JR東日本は10日、山形新幹線で一部の列車の計画運休を予定しており、空の便にも影響が出ている。 気象庁によると、関東甲信地方では11日にかけて広い範囲で大雪を予想している。路面の凍結や交通障害に注意するよう呼びかけている。 10日夜には沿岸部を中心に次第に雪から雨に変わるが、山地や山沿いでは11日にかけて雪が続く見通しだ。気温が予想よりも低くなったり、降雪が長引いたりした場合は、広い範囲で大雪警報を発表する可能性があるという。 11日午前6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で、甲信地方で40センチ、関東地方北部山地で40センチ、関東地方北部平地で25センチ、箱根から多摩地方、秩父地方にかけて20センチ、関東地方南部平地で10センチ、東京23区で5センチ。 山形新幹線は10日、下りの新庄行きが午後3時35分の福島発、下りの山形行きが午後5時35分の福島発を最後に運休。上りの東京行きは午後5時5分の山形発を最後に運休する。首都圏の在来線でも遅れや運休が発生する恐れがあるという。 全日空も降雪や強風の影響で、国内線18便が欠航すると発表した。日本航空も国内線32便が欠航する。 国土交通省は、テレワークの活用などで不急の外出を避けることや、やむを得ず車両を運転する際は冬用タイヤの装着を徹底することなどを呼びかけている。(堀川勝元)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Yu Darvish agrees to six-year contract extension with Padres

Star pitcher Yu Darvish has agreed to a six-year contract extension worth $108 million with…

女子高校生ばかり狙いわいせつ行為 元小学校教諭の被告が語ったこと

 「女子高校生に興味があったのですか」。法廷で弁護人にそう問われると、被告の男は消え入るような声で「はい」と答えた。弁護人が続けて聞いた。「あなたは元教師で小学生の指導をしていたが、小学生の女子に性的な興味はあったのか」。今度ははっきりとした口調で答えた。「それはまったくありません」 女子高校生にわいせつ行為をしたなどとして、強制わいせつなどの罪に問われた大分市立小学校の元教諭(23)=1月10日付で懲戒免職=の初公判が9日、大分地裁(岩田光生裁判官)であった。 起訴状などによると、被告は昨年4月20日夜、大分県内の駅付近で、自転車で走行中の女子高校生を見つけて追いかけ、上り坂で自転車を押して歩いていたところを背後から体を触るなどしたほか、同年9月20日夜には1人で歩いて帰宅途中の別の女子高校生の背後から両肩をつかむなどしたが大声を出されて目的を遂げなかった、とされる。 被告はこの日、「間違いありません」と起訴内容を認めた。 検察側は冒頭陳述で、「2021年秋ごろから女子高校生を触りたい欲求を満たすため、県内の駅付近で帰宅途中の女子高校生を物色するようになった」と指摘した。 被告人質問で、担当検事が「実際に女子高校生の体をわいせつ目的で触ったのは何回くらいあるのか」と問うと、被告は「起訴されている事実と、示談が成立した件で合計7回になる」と答えた。 相手を物色する行為の頻度は…この記事は有料記事です。残り678文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

園児を宙づり、トイレに閉じ込め 静岡県と裾野市が保育園に改善勧告

有料記事山崎琢也 床並浩一 菅尾保2023年2月10日 7時30分 静岡県裾野市のさくら保育園で元保育士3人が園児に虐待を重ねたとされる問題で、県と市は9日、運営法人に児童福祉法などに基づく改善勧告を出した。市側が公表した16項目の問題行為のうち9項目と新たに判明した1項目の計10項目を虐待や不適切な保育と確認。3人以外にも園児の容姿を揶揄(やゆ)する職員がいたという。 原因の検証や再発防止、信頼回復の取り組みを求める改善勧告を受けたのは、社会福祉法人桜愛(おうあい)会(酒井和夫理事長)。県と共同で監査してきた市もこの日、子ども・子育て支援法に基づく改善勧告を出した。 県と市は昨年12月から今月まで特別指導監査を実施。問題行為を裏付けるため、暴行容疑で逮捕後、処分保留で釈放された3人を含め、問題が発覚した昨年8月以前に在職していた前園長以下職員51人を聞き取り調査した。園児を通わせる137世帯を対象にしたアンケートに答えた保護者8人も対象にした。10項目の虐待などを確認 聴取の結果、通報内容に基づき市が公表していた16項目の行為のうち、「児童の頭をバインダーでたたく」「足をつかんで宙づりにする」といった県条例や規則に抵触する3項目を「身体的虐待があった」として事実認定し、「トイレに閉じ込める」「容姿を揶揄するような蔑称を使う」など「心理的虐待」として4項目を確認した。 そのほか、「不適切な保育」として「必要もなくズボンを下ろす」など2項目に加え、「一人ひとりの食事ペースを考慮せず、時間内に完食させようと保育が乱暴になる」という不適切事例が新たに確認された。 「昼寝中の園児に『ご臨終』と何度も発言した」「カッターを見せて脅した」とした公表事例は確認できなかったという。県への改善報告書の提出期限は3月9日 県は改善報告書の提出期限を…この記事は有料記事です。残り781文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

高知龍馬マラソン警備の公募、ALSOKが他社へ参加辞退求める

鈴木芳美2023年2月10日 7時34分 19日に開催される高知龍馬マラソンの警備業務などを「公募型プロポーザル」に応募して契約することになったALSOK(アルソック)高知が、公募に応募した別の1者に参加辞退を求め、その1者が実際に辞退していたことがわかった。 9日開かれた実行委総会で三谷哲生・実行委事務局長(県スポーツ振興監)が報告した。三谷事務局長は「相手方に参加を取りやめてほしいというのは、どのような言い方であれ適切ではない」としている。 実行委によると、公募型プロポーザルで募ったのは、大会の警備や交通規制、案内業務で、見積もり限度額は約1770万円。昨年11月28日から募集を始め、ALSOK高知と別の1者が応募。ところが審査当日の同12月26日になって、別の1者が辞退を申し出て、ALSOK高知だけが候補者になった。 この辞退の経緯について、ALSOK高知は2月2日、事務局側に対し、同社が別の1者に辞退を働きかけた事実があったとし、「コンプライアンス上の問題があると社内で判断した」と報告したという。 事務局は辞退した1者にも事実確認をし、弁護士とも相談。法的に問題があるか結論づけられなかったため、2月8日に県警と公正取引委員会に報告したという。 三谷事務局長は「(現時点では)法的な判断が難しいので、ALSOK高知ではない形を考える判断にはならなかった」とし、大会の警備などは同社と契約して進めると明らかにした。 ALSOK高知の担当者は取材に、「今後、しかるべき対応と再発防止に向けた対策を進めてまいります。(大会の警備については)業務を受けた以上、全力で対応したい」と話した。(鈴木芳美)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル