夏休み、子のSOSに気づくには? 命を守るために大人ができること
夏休み明けは、子どもたちの心が不安定になりやすいと言われます。いじめの電話相談に長く関わり、小中高生の自死事案や小学生の不登校事案の第三者委員を務めるなどしてきた教育評論家の武田さち子さん(63)=一般社団法人「ここから未来」理事=に、子どもの命を守るために大人ができることについて聞きました。 警察庁の調べでは、2021年に自殺した人のうち、19歳以下は750人。この数字には小学生11人も含まれます。いまは、小さな子どもでも自殺の方法をテレビや漫画、ネットから簡単に知ることができ、「小さいうちは大丈夫」と安心はできません。 特にいじめは、思春期の子どもにとって、「死にたい」という希死念慮に結びつきやすい悩みの一つです。13年9月~21年7月に調査・検証のための委員会が立ち上がった子どもの自殺・同未遂事案計105件を独自に分析したところ、6割以上で事前に何らかのSOSを出していました。ただ、いじめの相談を受けていても、教師が「単なる生徒間トラブル」などと思い、いじめと捉えていなかった事例も多くありました。 子どもは、つらい内容をつら…この記事は有料会員記事です。残り2296文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル