造幣局「桜の通り抜け」、3年ぶり開催へ 3月からネットで受け付け

堀之内健史2021年12月9日 17時05分 造幣局(大阪市北区)は9日、新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続中止となった「桜の通り抜け」を来春、3年ぶりに催すと発表した。インターネットで来年3月中旬から先着順で申し込みを受け付ける。 大阪の春の風物詩として人気があり、コロナ禍前の2019年に、7日間で約58万人が訪れた。来春は1日最大2万人程度に人数制限する予定。開花状況を踏まえ、来年3月中旬に開催期間を決め、造幣局のホームページから日付や時間帯を指定して申し込めるようにするという。 昨年ははがきによる事前申込制としたが、感染者の急増で中止。来春も新型コロナの感染状況によっては中止を検討する。担当者は「感染対策を万全にして、楽しんでもらえるように準備を進めたい」と話した。(堀之内健史)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

和歌山のIR、住民投票の実施求める署名提出 市議会の判断焦点

 和歌山県が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致をめぐり、建設予定地である和歌山市の市民団体が9日、IR誘致の賛否を問う住民投票の実施を求める2万833筆の署名を市選挙管理委員会に提出した。署名は、市長に住民投票条例の制定を求めるのに必要な水準(有権者の50分の1)の3倍超で、有効と認められれば、住民投票条例の制定を直接請求できる。今後は市議会の判断が焦点となる。 市民団体は「カジノ誘致の是非を問う和歌山市民の会」。署名は11月6日~12月5日の1カ月で集めた。市選管が署名が有効だと認めれば、住民投票条例の制定を尾花正啓市長に直接請求できる。地方自治法に基づき、請求を受けた市長は20日以内に市議会を招集し、意見をつけて条例案を提出しなければならない。手続きが順調に進めば、市議会の招集は1月下旬ごろになる見込み。 市民の会の共同代表で請求代表者の豊田泰史弁護士は、署名提出後の記者会見で「IRは重要な政策課題で、まずは住民の意見をきいてほしい。今後は市議会議員の先生方の見識が問われることになる」と話した。 県は7月、カナダの投資会社クレアベストグループを事業者に選定。同社の提案では、初期投資額は約4700億円。年間1300万人が訪れ、2600億円の経済波及効果があると見込んでいる。県はIR事業の具体的な中身を示す整備計画を作成中で、来年4月28日までに国に提出する。提出前に和歌山市の同意を得る必要があるため、住民投票が実現すれば、その結果が誘致計画に大きな影響を及ぼすことになる。 IRをめぐっては、和歌山県のほか、大阪府・市と長崎県も事業者をすでに選び、国に計画を提出するための手続きを進めている。(筒井竜平)■和歌山のIRをめぐる主な出…この記事は会員記事です。残り280文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

東京都で新たに17人が感染 前週木曜から6人増、80代女性が死亡

 東京都は9日、新型コロナウイルスの感染者を新たに17人確認したと発表した。前週の木曜日(2日)より6人増えた。9日までの1週間平均の感染者数は16・7人で、前週の111・3%だった。新たに80代女性1人の死亡(11月30日)も発表された。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都の基準による重症者数は、前日と同じ3人だった。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ケーキの世帯支出、10年ぶりの7千円台 コロナで需要が伸びたわけ

数字は語る 「人間、つれえ時ほど、あめえものが必要なんだ」 朝ドラの和菓子屋のお父さんのセリフではないが、コロナ下でケーキの売り上げが好調だ。 総務省の家計調査報告によると、2020年の1世帯(2人以上)あたりのケーキの支出金額は7151円と10年ぶりに7千円台を回復した。前年比157円増、2%の伸びだ。 月別に見ると、12月が1384円と他の月の2倍以上にのぼる。何はなくともクリスマスにはケーキ、という需要は堅い。 協同組合全日本洋菓子工業会…この記事は会員記事です。残り660文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

5人死傷のタクシー事故、病死の運転手を書類送検

2021年12月9日 13時37分 東京都千代田区で9月、タクシーが歩道に突っ込んで5人が死傷した事故で、警視庁は9日、事故翌日にくも膜下出血で死亡した山本斉運転手(当時64)=東京都杉並区=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)と道路交通法違反(過労運転等)の疑いで容疑者死亡のまま書類送検した。同庁への取材で分かった。 麴町署によると、運転手は9月11日午後4時20分ごろ、千代田区九段南1丁目の都道(内堀通り)で、体調不良だったのにタクシーを運転。操作を誤って自転車に接触して男性と女児にけがを負わせた上、歩道に乗り上げて小林久美子さん(当時73)=東京都品川区=をはねて死亡させ、タクシーの男性客にもけがを負わせた疑いがある。 タクシーのドライブレコーダーの映像には、事故直前に意識がもうろうとする運転手の様子が記録されていたという。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

歌で食でラトビア満喫、国交樹立100年の記念イベント 六本木で

佐藤達弥2021年12月9日 14時00分 日本と欧州バルト海沿岸のラトビアの国交樹立100周年を記念し、同国特産のミトン(手袋)などを展示するイベントが東京都港区の六本木ヒルズで19日まで開かれている。11、12日には同国とゆかりがある歌手・加藤登紀子さんらのステージ演奏もある。いずれも入場無料。 今年は日本とラトビアが国交を樹立してから100年にあたる。イベントは在日ラトビア大使館や同国の投資開発庁などが主催。六本木ヒルズ内の会場「ヒルズカフェ/スペース」では、同国の家庭で伝統的に編まれている特産品のミトン約100点を展示。太陽や花、雪の結晶など自然の柄がモチーフで、落ち着いた色使いが特徴だ。ダツェ・トレイヤ・マスィー大使は「派手すぎない色の取り合わせは日本人の美的感覚とも共通点があると思う。コロナ禍で最近難しい海外旅行の気分を楽しみに来てほしい」と話す。 会場ではラトビア料理を注文して食べることもできる。ライ麦パンにニシンをのせたカナッペや、ビーツとナシのサラダなど、素朴な味付けで飽きが来ない。首都リガと姉妹都市の神戸市で養殖されたサーモンなど、日本の食材も使っている。食事をした人限定で、ラトビアのクリスマス飾り作りも体験できる。 11、12日にはヒルズ内の「六本木ヒルズアリーナ」で、ラトビア訪問歴もあるNHK東京児童合唱団やラトビア伝統楽器の演奏などがある。12日午後5時~5時半には加藤登紀子さんが出演。加藤さんは自らの代表曲「百万本のバラ」がラトビアで作曲されたことから同国とゆかりが深い。 19日までの期間中で一部、招待客限定のイベントのため一般の人が入れない時間帯がある。問い合わせは在日ラトビア大使館(03・3467・6888)。(佐藤達弥)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

原点は「きれいなゴミを作る」ことへの疑問 利他の精神でバッグ製造

 なめらかで軽く、丈夫なエチオピア産の羊の革を使ったバッグを現地で製造する「andu amet(アンドゥ・アメット)」。3年前に東京・表参道に店を構えた。代表兼デザイナーを務める鮫島弘子さんは、「作る人も使う人も、手にしたみんなが幸せになるブランドにしたい」と語る。その根底に流れるのは、世代を超えて受け継いだ「利他」の精神だ。 もともとは化粧品メーカーでデザイナー・プランナーとして働いていた。たくさんの化粧品を世に送り出したが、新商品を出すたび、売れ残った大量の商品が廃棄されていく。 「私はきれいなゴミを作っている」 こう感じて3年余で会社を辞…この記事は会員記事です。残り1711文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

登校中の小学生の列に車が衝突、逃走 4人が軽傷

2021年12月9日 10時49分 9日午前7時40分ごろ、静岡県菊川市本所で、通学途中の小学生約30人の列に後ろから来た乗用車がぶつかった。県警によると、転ぶなどして1~5年生の児童4人が擦り傷や打撲などの軽傷を負った。車は立ち去ったといい、菊川署がひき逃げ事件として調べている。 署によると、現場には歩道がなく、児童らは道路脇を歩いて登校していたという。事故は学校に着いた児童が教員に報告して発覚した。逃げた車は灰色っぽい軽乗用車とみられ、署が行方を追っている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ボタン押せば、転がり出るどら焼き コロナ下で和菓子自販機が話題に

 愛知県大治町に和菓子の自動販売機がお目見えし、話題になっている。開店から57年の歴史を持つ町内の和菓子店「松葉堂」が、コロナ下で収益を確保しようと始めた。ものめずらしさと、店に遠慮せず一つから買える手軽さが受け、新しい客の開拓につなげている。 自販機は町役場の南西500メートル余りの住宅街にある店の前にあり、町の名物「大治太鼓」のデザインがあしらわれている。角切りのサツマイモをまんじゅう生地に入れて蒸した愛知県の名物鬼まんじゅうや、どら焼き、団子、季節の菓子など10種類を110~400円で販売。お金を入れてボタンを押せば、和菓子が出てくる。 6月に設置すると、テレビ局やユーチューバーに紹介された。店主の山本益司(ますじ)さん(56)によると、商品を補充しようにも自販機の前に行列ができ、補充できないこともあった。週に1万円ほど売り上げが増えたという。 10月に孫2人と訪れた町内の男性会社員(60)は初来店だった。男性は「店に入るのはおっくうだけど通りすがりでも気軽に買えるのがいい。たまには変わったもんが欲しいし、孫がせがんでいたので寄った」と話した。 一番人気は鬼まんじゅう。「暑さに弱い菓子。おいしく食べてほしいけど、6時間もたてば味が変わる」(山本さん)ため、夏場は店頭販売をやめていた。しかし温度管理ができるようになり、レギュラーメニューに。冷やした状態でもレンジで温め直すと、おいしさがよみがえる。 コロナ下では、客の動きが鈍…この記事は会員記事です。残り590文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Les paysages nocturnes, une folie que le Japon veut partager avec le monde

Le chateau de Sekiyado illuminé la nuit, avec le mont Fuji, depuis Sakai, au Japon,…