和歌山市「8日中の送水めざす」水管橋落下で断水、原因はまだ不明

2021年10月4日 21時30分【動画】和歌山市の水管橋落下の瞬間=近畿地方整備局提供 和歌山市内の紀の川にかかる「六十谷(むそた)水管橋」(上水道)の一部が落下し、市北部で断水が続いている問題で、市は8日中の送水開始をめざすと発表した。9日朝には家庭で使えるようになる見込みだという。 尾花正啓市長が4日夜に記者会見して発表した。水管橋から約40メートル離れた県道の橋に、水管を通す応急工事を6日に着工できるめどが立ったという。8日中に配水池に送水することをめざすという。 市によると、市北部約6万世帯(約13万8千人)のほとんどで断水しており、4日午前7時から小学校など22カ所に給水所が設けられている。断水している地域の小中学校などは臨時休校となっている。地域には人工透析を行っている医療機関が五つ、救急指定病院が二つあるが、給水車を優先的に回し、通常通りの診療をしているという。 スーパーやコンビニでは飲料水を買い求める人が集中し、売り切れたり、「1家族あたり2ケースまで」などと販売制限を設けたりする店が出ている。 市によると水管橋は1975年の建設。2016年に耐震の落橋防止工事を実施したといい、尾花市長は4日午前の記者会見で「老朽化そのものが落橋につながったとは考えられない」と話した。先月、目視での点検では異常はなかったという。原因はまだ分かっておらず、市は早急に調べるとしている。 水管橋は川の南側にある加納浄水場(和歌山市松島)と市北部をつなぐ。長さ546メートルで、直径90センチの水道管が2本通っている。3日午後3時45分ごろ、加納浄水場で異常を検知。橋の中央部分の59メートルが落下しているのが確認された。 近畿大経営学部の浦上拓也教授(公益事業論)は「地震や強風など外的要因が考えにくい状況下での落下で、通常では考えられない事故だ」と話した。「同様の水管橋は全国にあって、それらを擁する自治体からの注目度も高いはずだ」として、点検のやり方を含めた検証を求める。 また、浦上教授は「災害に対する危機管理意識をもって、別ルートでループ管を設定したり、近接自治体と緊急時に水のやりとりをする連絡管の整備協定を結んだりする対策をしていれば、市民への上水供給の義務を果たせていたのではないか」とも話した。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「お金ください」2人組の男、会社経営の男性縛り1億円強奪

2021年10月4日 22時19分 4日午後0時25分ごろ、東京都荒川区の会社経営の30代男性から「(自宅に)知らない人が入ってきてお金をとられた」などと110番通報があった。警視庁荒川署によると、男性宅に2人組の男が押し入り、現金約1億円を奪って逃げたという。署は強盗などの容疑で調べている。 署によると、男性が4日午前1時ごろに帰宅して玄関のドアを開けた直後、2人組の男が背後から押し入ってきたという。2人は男性の手足を粘着テープで縛って刃物のようなものを突きつけ、「お金ください」などと要求した。 男性が「手持ちの現金がない」と答えると、2人は知人らに連絡をとるよう指示。男性の部下が現金約1億円を男性宅に持参すると、敷地内の駐車場に置いておくよう指示し、奪って逃げたという。男性は額に軽傷を負った。 2人組は中国語で話していたという。ともに30代ぐらいとみられ、身長175センチ程度。1人は紺色の長袖のTシャツを着てキャップをかぶり、白いマスク姿。もう1人は黒いつなぎのような服を着ていたという。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「虎の威内閣」名付けた思いは 辻愛沙子さん「内向き政治を痛感」 

辻愛沙子さん=株式会社arca提供 自民党の岸田文雄総裁(64)が率いる新内閣が4日、発足する。自民党の新執行部も決まった。一連の政治の動きを、若い世代はどう見るのか。クリエーティブディレクターの辻愛沙子さん(25)は新内閣を「虎の威内閣」と名付けた。その真意を聞いた。 ――新内閣が4日に発足し、党の新執行部も決まった。どう評価しているか。 総裁選で安倍晋三前首相(当時)や麻生太郎副総理兼財務相(同)の力を大きく借りた結果、内閣は各派閥に非常に配慮した人事になっていると感じた。虎の威を借りて総理になられた方だと、党や内閣はこういう面々になるんだ、と感じた。 党の人事も非常にがっかりした。赤木ファイルもそうだし、2019年の参院選広島選挙区をめぐり、党本部が河井案里氏=公職選挙法違反(買収)の罪で有罪判決が確定、参院議員を失職=側に提供した計1億5千万円もそうだが、再調査すべき案件がどんどん重なっている状況がある。 それにもかかわらず、経済再生相だった2016年、自身や元秘書が都市再生機構(UR)と土地の補償交渉をしていた業者からの現金を受領していたことが発覚し、閣僚を辞任した甘利明氏が幹事長のポストに就いた。 「あれは、どうなりましたっ…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「ちっとも聞いてくれない」 岸田首相の「特技」に広島から不満の声

 新首相に就任した岸田文雄氏(64)は、原爆ドームや平和記念公園のある広島1区選出だ。選挙区に被爆者が多いことを念頭に「核軍縮は私の政治家としてのライフワーク」と発言してきたが、地元・広島からは早速厳しい注文も出た。 「国民の声を聞くと言ってるけど、全然聞いてくれない」。広島の若者らでつくる「核政策を知りたい広島若者有権者の会(カクワカ広島)」の発起人で、カフェ経営の安彦恵里香さん(42)=広島市中区=は最近こんなツイートをした。 広島県選出や出身の国会議員に核兵器禁止条約への賛否やその理由を尋ね、結果をSNSで発信する活動を2019年から続けている。これまで仲間と自民党を含む国会議員9人と面談したが、岸田氏には秘書を通じて、「時間がとれない」「発言を簡単にできない」といった理由で拒まれ続けているという。 「『特技は、人の話をよく聞くこと』と言うが、話を聞く相手に、私たちは入っていないということでしょう。欺瞞(ぎまん)だなと思います」と安彦さんは話す。 英語で被爆証言を続けてきた広島市の小倉桂子さん(84)は、外相時代の岸田氏と広島市で開かれた国際会議の場で話す機会があった。気さくで優しい印象を持ったが、大事なのはその先だと考えている。「被爆者の思いを世界に届ける人であってほしい。(話を)聞いて次に何を行うか、行動が伴わないと平和は来ない」(武田肇、岡田将平)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

高齢女性から1500万円詐取容疑で逮捕、受け子グループトップか

2021年10月4日 19時51分 警視庁は4日、自営業の合田圭容疑者(32)=東京都日野市平山6丁目=ら男3人を詐欺容疑で逮捕し、発表した。同庁によると、合田容疑者は東京、大阪、福岡など7都市に拠点を置く特殊詐欺の受け子グループのトップとみられる。 同庁が立件した特殊詐欺事件で、合田容疑者らのグループが関与したとみているのは、今回の事件を含め14都府県で2017年以降に64件(被害総額約1億6千万円)に上るという。 他に逮捕されたのは、自営業松井康友(26)=東京都昭島市福島町=と無職萩野英樹(30)=住所不定=の両容疑者。合田、松井の両容疑者は容疑を否認し、萩野容疑者は「上からの指示でやった」と認めているという。 組織犯罪対策4課によると、3人は別の人物らと共謀して18年12月、大阪市の無職女性(当時86)宅に孫をかたって電話をかけ、「仕事で出す小包の宛先を間違え、中に支払書類を入れてしまった。今日中にお金が必要」などとうそを言い、1500万円を詐取した疑いがある。 同課は、松井容疑者が各グループが集めた金を合田容疑者に届ける役、萩野容疑者は受け子の指導役だったとみている。警視庁などは17年12月以降、合田容疑者の配下とみられる30人あまりを詐欺などの容疑で逮捕した。だまし取られた金は暴力団の資金源になったとみて調べている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Red Sox pitcher Hirokazu Sawamura only Japanese to reach MLB playoffs

Relief pitcher Hirokazu Sawamura will be the sole Japanese player on a 2021 MLB playoff…

踏切ではねられた男性の財布盗んだのは…「目撃者」の男、容疑で逮捕

2021年10月4日 15時30分 踏切で電車にはねられた男性の所持品から財布を盗んだとして、警視庁野方署は4日、東京都中野区若宮1丁目の無職吉田俊博容疑者(61)を窃盗の疑いで逮捕した。容疑を認め、「お金が欲しかった。財布から金を取った」などと供述しているという。捜査関係者への取材で分かった。 吉田容疑者の逮捕容疑は8月29日午後11時過ぎ、自宅近くを走る西武新宿線の都立家政―野方間の踏切で、電車にはねられた50代男性のバッグから財布を抜き取ったというもの。 男性は自転車で遮断機の下りた踏切に誤って進入したとみられ、約1時間半後に搬送先の病院で死亡した。吉田容疑者は当時、事故の目撃者として警察に状況を説明していた。 捜査関係者によると、周辺の防犯カメラに、男性のバッグを物色する男の様子が記録されていた。財布は男性のバッグに戻されており、野方署は、吉田容疑者が現金を抜き取ったとみて調べている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

教員勤務改善に裁判長が異例の付言 萩生田文科相「重く受け止める」

伊藤和行2021年10月4日 16時21分 埼玉県の公立小学校教員が時間外労働の未払い賃金支払いを県に求めた訴訟の判決で、さいたま地裁の石垣陽介裁判長が教員の勤務環境の改善を「切に望む」と付言したことについて、萩生田光一文部科学相は4日午前の退任会見で、「司法からも改善を求められていることは重く受け止める」と述べた。教員の労働環境や報酬体系の見直しを次の文科相に引き継ぐ考えを示した。 1日のさいたま地裁判決は原告の請求を棄却したが、公立学校教員には残業代を支払わない代わりに月給の4%分を一律で支給すると定めた教職員給与特措法(給特法)について「多くの教育職員が学校長の職務命令などから一定の時間外勤務に従事せざるを得ない状況にあり、もはや教育現場の実情に適合していないのではないか」と指摘。「給与体系の見直しなどを早急に進め、教育現場の勤務環境の改善が図られることを切に望む」と求めていた。 萩生田氏は4日午後に発足した岸田内閣で経済産業相に起用され、後任の文科相には末松信介参院国会対策委員長が就く。萩生田氏は末松氏について「今までの路線をしっかりかみしめていただけるんじゃないかと期待しています」と述べた。(伊藤和行)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

部下の水筒に異物混入した職員を処分 宮内庁

2021年10月4日 16時30分 宮内庁は4日、部下の水筒に洗剤などを混入させたとして、工務課の50代職員を、3カ月間10分の1に減給する懲戒処分をし、発表した。職員は仕事や家庭のことで悩みがあり、「ストレス発散だった」と話しているという。 秘書課によると、職員は4~8月、工務課事務室内で、部下の机に置いてあった水筒の中に、毎週のように洗剤などを混入させたり、勝手に水筒に口をつけて水を飲んだりしていたという。8月上旬に水筒からたばこの臭いがするなど異変を感じた部下が、スマートフォンで不在時の自分の机上を撮影したところ、スポイトで異物を混入する職員が映っていたことから発覚した。 異物混入した水を飲んでいた部下に身体的な被害はなかったが、警察への被害届提出も検討しているという。秘書課は「職場内秩序を乱す行為であり、新型コロナウイルス感染症対策としても著しく不適切」としている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Shohei Ohtani ends historic season in style with 46th home run

Shohei Ohtani wrapped up a season unlike almost any other in baseball history with one…