下着点検に洗髪も 理不尽な校則、訴えると「内申に…」

 学校で生徒を縛る理不尽な「ブラック校則」について、福岡県弁護士会が福岡市立中学校を対象に調べ、中間報告をまとめ、公表した。大半の学校で理由のない規則や過剰な指導があることが確認され、一部は人権侵害にあたるとして見直しを提言する方針だ。  県弁護士会が7月、福岡市立の全中学校69校の校則について市に情報公開請求し、市が8月に各校の生徒手帳や教員の指導方針などをまとめた文書を開示。文書によると、下着の色を特定の色に限る校則が57校にあり、頭髪については62校が髪形や長さ、58校が色に関して校則を定めていた。  「髪を染めた部分を切る」「整髪料を付けたら髪を洗わせる」という校則も。中には「校則違反の下着を学校で脱がせる」「校則違反したら教室に入れない」といった校則もあり、いずれも人権侵害だと指摘した。  調査では、生徒や保護者、教職員への聞き取りも実施。「女子生徒が髪を縛る時は耳より下の位置で」とする校則について、ある生徒は「先生から『男子がうなじを見て欲情するから』と言われた」と説明。生徒が理不尽だと訴えても「(高校受験に必要な成績の)内申に響くぞと言われる」「正論を言っても逆に説教される」といった回答もあった。  調査を取りまとめた佐川民弁護… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

PL MVP Yuki Yanagita and Hawks agree to ¥610 million contract

Fukuoka – Fukuoka Softbank Hawks outfielder Yuki Yanagita, who won his second Pacific League MVP…

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「確かに高齢者ですが…」 袴田巌さんの姉、笑顔と覚悟

 再審開始への一筋の光が見えた。最高裁は、袴田巌さん(84)の再審開始を認めなかった東京高裁の決定を取り消した。高裁決定から2年半。年の瀬にようやくもたらされた一報に、姉の秀子さん(87)や弁護団は喜び、そして再審への期待を新たにした。  「何よりもうれしく思いました。皆様のおかげだと思っています」。23日、最高裁決定を受けて静岡市内で弁護団とともに会見した秀子さんは目を赤くし、喜びをこう語った。袴田さんの釈放が維持されたことについても「そんな(再び収監するという)むごいことはしない、絶対に大丈夫だと思っていました」と話した。  最高裁は、死刑判決の証拠となった「5点の衣類」について、弁護団や支援者が実施した「衣類のみそ漬け実験」を重視。高裁で、専門的知見を基に審理し直すべきだとした。実験をした支援団体の山崎俊樹事務局長は「時間をかけてやってきたので評価されたのはうれしい。次に向けて動いていきたい」とした。実験に携わった間(はざま)光洋弁護士は、血痕について、さらに調査するとし、「改めて効果を立証する必要がある」と述べた。 袴田巌さんは今、どのような日々を過ごしているのか。動画でお伝えします 一報を聞いた袴田さんは  衣類の血痕は赤みが残っていたが、実験では1年以上みそに漬かった血痕は「黒褐色になる」との結果が出ており、弁護団は「捜査機関による証拠捏造(ねつぞう)の疑い」を主張してきた。弁護団事務局長の小川秀世弁護士は「捏造を疑わせる事実はたくさんある。高裁に出し、より確実に再審を求めていきたい」と話した。  秀子さんによると、最高裁から… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

税務署員を再逮捕、持続化給付金100万円詐取の疑い

 新型コロナウイルス対策の持続化給付金をめぐり、詐欺容疑で逮捕された東京国税局甲府税務署員の藤山雄太容疑者(26)=甲府市上石田2丁目=について、愛知県警は23日、別の詐欺容疑で再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。  県警は押収資料などから、藤山容疑者が税務の知識を使って虚偽の内容の確定申告書をつくり、申請名義人側に送ったとみている。約250件の不正受給に関与した可能性もあり調べている。  再逮捕容疑は5~6月、うその確定申告書の写しなどを使い、愛知大の男子学生大矢圭一郎被告(21)=同罪などで起訴=名義で、持続化給付金100万円をだましとったというもの。県警は、大矢被告と藤山容疑者は直接の接点はなく、別の人物を介して役割分担したとみている。  再逮捕を受けて東京国税局は23日、「誠に遺憾。再発防止に努め、職員の綱紀の厳正な保持について、より一層の徹底を図る」とコメントした。(山下寛久) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

国立印刷局職員2人を書類送検、給付金詐取容疑 警視庁

 コロナ禍で収入が減った個人事業主らを支援する「持続化給付金」を国からだまし取ったとして、警視庁は23日までに、国立印刷局職員の20代の男2人を詐欺容疑で書類送検した。同庁が今月上旬に同容疑で逮捕した同局職員の男2人=いずれも詐欺罪で起訴=から誘われたという。捜査関係者への取材でわかった。  2人の送検容疑は、8月、収入が激減した個人事業主を装い、給付金の専用サイトで申請手続きをし、それぞれ国から100万円を詐取したというもの。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Phillies promote Sam Fuld to general manager

Philadelphia – Sam Fuld went from interviewing to become Boston’s manager to general manager of…

ふれあい牧場のヤギ盗んで食べた 男2人に猶予刑判決

 岐阜県で7月、関市の牧場で近所の子どもたちから愛されたヤギが持ち去られる事件があった。約2週間後には坂祝町の放牧場で牛が殺され、頭部や脚などがなくなった。岐阜県警はフィリピン人の男2人を窃盗容疑などで逮捕。23日に岐阜地裁御嵩支部は懲役2年6カ月執行猶予4年(求刑懲役2年6カ月)の有罪判決を言い渡した。動機は、売ったり食べたりするためだった。  有罪判決を受けたのはともに無職の47歳と27歳の男。公判での供述などによると、2人は同じアパートに住む親戚同士。自動車関係などの工場でそれぞれ働いていたが、コロナ禍で職を失い、雇用保険をもらうなどしていた。近所で家畜を見かけ、盗むことを決断。現場で殺し、自転車で自宅まで運んで解体したという。犠牲になったヤギの「ミルキーちゃん」は8歳のメスで、「ふれあい牧場 ひつじの里」で飼われていた。肉は近所の親戚ら10人ほどに配られたという。  判決で小川貴紀裁判官は「コロナの影響などにより厳しい就労事情があったとしても、動機は安易に過ぎる。刑事責任を軽くみることはできない」と非難した。  ミルキーちゃんを失った牧場経営者の夫婦は「弁償金として被告側から5万円を受け取ったが、やっぱり許せない」と話した。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

軽症・中等症用の病床も逼迫 大阪、解消の見通し立たず

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない大阪府では重症患者用の病床だけでなく、軽症・中等症用の病床も逼迫(ひっぱく)している。府は23日夜に関係会合を開催。対応できる病床を200増やすよう求める方針を示したが、すぐに解消できる見通しはたっていない。  「第2波と比べて高齢者の入院期間が長くなっており、軽症・中等症患者が非常に増えている」。23日にあった府の新型コロナウイルス感染症対策協議会で、府健康医療部の藤井睦子部長は危機感をあらわにした。  府内の軽症・中等症患者は20日現在906人で、確保している1256床に占める使用率は72・1%に達した。重症病床の66・9%を上回った。軽症・中等症患者の使用率は22日に60%台へ下がったが、感染拡大の「第3波」が始まった10月下旬以降、軽症・中等症病床の利用者も増え続ける傾向にある。  府内に約500ある病院のうち… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

ジャパネットたかたに課徴金 エアコン価格を不当表示

 消費者庁は23日、ジャパネットたかた(長崎県佐世保市)が販売したエアコンで不当な価格表示があったとして、景品表示法違反(有利誤認)で、同社に課徴金5180万円の納付を命じた。  発表によると、同社は2017年5~6月、会員カタログやウェブサイトなどで、エアコン8商品について、「ジャパネット通常税抜(ぜいぬき)価格」から「2万円値引き」などと記載し、通常より安いかのような表示をした。だが、直近の時期には相当期間にわたって「通常税抜価格」で販売した実績がなかったという。  同社は18年10月、再発防止などを命じる措置命令を受けた。テレビでも同様の表示をしたが、テレビでは売り上げが課徴金制度の対象となる5千万円以上に満たず、エアコンだけの課徴金納付命令になった。  同社は「納付命令を真摯(しんし)に受け止め、引き続き再発防止に努めてまいります」とのコメントを出した。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル