Braves’ Marcell Ozuna becomes first NL player to be named MLB’s top DH

New York – The Atlanta Braves’ Marcell Ozuna made history on Friday, becoming the first…

水虫薬に誤混入「取り違えることないレベル」 社長謝罪

 爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤の成分が混入していた問題で、製造した小林化工(福井県あわら市)は12日、報道陣に対し、服用した首都圏で入院中の70代の女性が10日に死亡したと発表し、小林広幸社長が「重大な過失をおかし、責任の重大さを痛感している」と謝罪した。  また同社は、睡眠導入剤の成分を保管した容器は、水虫薬の成分を入れた容器とは形状も材質も、大きく異なっていることを明らかにした。「取り違えることのないレベルの取り違え」として今後、第三者を交えて原因究明を進め、再発防止に努めたいとした。  同社の説明では、水虫薬の主成分はドラム缶のような形の高さ1メートル弱の紙容器で保管する一方、睡眠導入剤成分は平たい缶に入れられ、容器には成分名も書かれている。保管場所からの取り出しや調合などをする際、社内規定では作業員が2人1組でする決まりだが1人になった時間帯があったとし、同社はその時間帯に混入が起きたとの見方を示した。県は9日、立ち入り調査に入り、医薬品医療機器法違反の可能性があるとみて調査している。  同社によれば、問題の薬イトラコナゾール錠50「MEEK」の出荷をめぐって、同社は健康被害の報告がある6、7月製造のロット番号T0EG08の製品を、出荷前の7月に社内で厚生労働省令に基づくロットごとのサンプル検査を実施。有効成分の含有量などを調べたが、混入を見抜けなかったという。  小林社長は、問題の薬が特許が切れた薬と同じ成分を厚生労働省の承認を得て販売するジェネリック医薬品だった点について「ジェネリック医薬品の信頼度にも大きな影響を与えてしまった」と話した。健康被害を訴える人らに対する補償の意向も示した。  同社によると、11日時点で健康被害を訴える人は1人増え計134人。服用の影響とみられる交通事故は重複があったとして1件減って計15件に修正した。(平野尚紀、大西明梨) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

水虫薬の製造で「名ばかりチェック」 社長らの一問一答

 爪水虫などに効く飲み薬に睡眠導入剤の成分が混入していた問題で、製造した小林化工(福井県あわら市)の小林広幸社長らは12日、服用した70代女性患者が死亡したことを受け、報道陣を前に「責任を痛感している」と謝罪した。小林社長、橋本利和専務、広報担当の一問一答は次の通り。  社長 弊社が製造販売をしておりますイトラコナゾール錠50「MEEK」を服用されました患者様が1人お亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族には謹んでお悔やみを申し上げます。このような重大な過失を犯しましたことに関しまして、改めまして深くおわび申し上げますとともに、責任の重大さを痛感しております。会社全体で償って参りたいと思います。  ――なぜ混入が起きたのか。  社長 ダブルチェックが行われていなかったということが、一番大きな理由かと思っております。一従業員、一作業者の問題ではなく、会社全体としまして従業員一人一人のあり方、現場での指導のあり方、そういうものが多々問題であったと考えております。  ――なぜ混入に気づけなかったか。  社長 やはり厳密なるチェックができなかったという部分かと思います。  ――健康被害の訴えが多数あり、交通事故に至ったケースもある。どう受け止めているか。  社長 大変重大な事態でござい… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

定年式の夜、7年ぶり息子と酒 初告白の後の「あのさ」

 瓶ビールに、焼き鳥盛り合わせと肉豆腐。しかも金曜の夜。お膳立ては万全なのに、酔える気がしなかった。  11月下旬の午後6時過ぎ。JR新橋駅の高架下にある居酒屋で、茶木哲(ちゃきさとし)さん(60)は、長男の桃二(ももじ)さん(27)とテラス席に座っていた。桃二さんがグラスにビールを注ぐ。  「おやじ、お疲れさまです」  「おお、ありがとう」  この日、哲さんは26年勤めたスポーツ新聞社で、定年式を迎えた。新型コロナで慰労会もない。そんな父を息子が誘い、ささやかな宴席を開いてくれた。  とはいえ、2人きりで飲むのは7年ぶりだった。いざ向き合うと、何から話せばいいか分からない。  「焼き鳥、レモンかけていいか」  「うん」  話が途切れては、キュウリにみそを付けたり、スマホをいじったり。沈黙をかき消す頭上のレール音を、このときほどありがたく感じたことはなかった。  思えば、目の前にいる息子のことを、よく知らないままだった。  会社では車の運転や管理の部署… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 -…

Une élue japonaise exclue pour avoir dénoncé une agression sexuelle

Lors d’une manifestation du mouvement féministe « Flower Demo », en 2019. CHARLY TRIBALLEAU / AFP L’affaire…

「生きていたら一緒に…」 戦死した兄から継いだ楕円球

 第100回全国高校ラグビー大会が27日、大阪・花園ラグビー場で開幕する。1918(大正7)年に始まった大会は、他の競技と同じく戦争による中断を余儀なくされた。楕円(だえん)球を追う少年たちは戦時下、どんな環境に置かれ、どのように復興期を歩んできたのだろう。戦後75年の冬。節目の大会を前に、当時のラガーマンたちを訪ねた。  兄がラグビーとの縁を結んでくれた。大岩重雄さん(92)=大阪市西区=は1942年、大阪の旧制北野中(現北野高)に入学した。五つ上の寛(ひろし)さんは北野中のラグビー部員だった。試合には出られなかったが、4、5年時にチームは全国中学大会に出場した。  重雄さんが入学するとすぐ「兄さんもやっていたんなら」と強引に誘われた。前年12月8日、太平洋戦争が始まった。戦況の激化で42年1月の全国大会は関西と九州に分かれて開催され、北野中は関西で優勝していた。  当時の旧制中学は5年制で現在の中1から高2にあたる年齢の生徒が在籍した。上級生とは体格差がある。「まともに当たったら飛ばされる。その分、一緒にしっかり走りました」。入部後、夢中になっていく。孤独な感じがするバックスよりも、「仲間とごちゃごちゃやる」フォワードが性に合っていた。  2年生だった43年の秋、埼玉の陸軍航空士官学校を卒業して、航空隊員になっていた寛さんが帰省した。食事中、寛さんが言った。「この戦争は負けだから、職業軍人である自分たちが一番先に死ななければいけないんだ」。負ける、という言葉に驚いた。「行ってやっつけてくれ」「帰ってきてくれ」。そんな気持ちになったことを覚えている。  半年ほどたった。家に帰ると、… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

青森県階上町で震度5弱 M5.5、津波の心配なし

 12日午後4時18分ごろ、岩手県沖を震源とする地震があった。青森県階上町で震度5弱、同県八戸市、三戸、五戸、南部各町と岩手県の盛岡市、軽米町で震度4など、東北地方や北海道で揺れが観測された。  気象庁によると、震源の深さは約50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5・5と推定される。津波の心配はないという。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「30万か、少ないな」 克行議員から現金、呉市議供述

 昨年の参院選を巡り公職選挙法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(57)の公判が11日、東京地裁であった。広島県呉市議の土井正純氏(55)が克行議員からの現金受領を認め、「買収になる金だと思った」と述べた。捜査段階の調書で「30万か、少ないな」と供述したことも明らかになった。  土井氏によると、参院選の投開票日3日前の昨年7月18日、克行議員が妻で参院議員の案里被告(47)=公選法違反罪で公判中=について「まだまだ厳しい」と話し、現金30万円入りの封筒を差し出した。土井氏は断ろうとしたが最終的に受け取り、その日のうちに政治活動費として自身の口座に入金したという。  克行議員の弁護側は、土井氏が捜査段階の調書で「国会議員のくせに30万か、少ないな」と供述していたと指摘。これに対し、土井氏は「違法という気持ちはあったが、私にはそれだけの価値しかないのかなとも思った」と釈明した。  呉市議会は今年7月、土井氏に… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

「霧」と「音響」の彫刻が語る 70年大阪万博の記憶

 「霧の彫刻」と「音響彫刻」。1970年大阪万博ゆかりの二つの展覧会が、いずれも京都市立芸術大学の主催で開かれている。  JR京都駅の東南に位置する、京都市南区東九条の北河原市営住宅跡地に出現したのは、70年万博ペプシ館での発表を皮切りに世界的に知られる中谷芙二子(なかやふじこ)の霧の彫刻。「霧の街のクロノトープ」と題する今プロジェクトは、中谷がアーティスト集団・ダムタイプの高谷史郎(たかたにしろう)と協同で進めてきた。 拡大する中谷芙二子×高谷史郎「霧の街のクロノトープ」展示風景=京都市南区東九条北河原町  建設現場の足場に似た高さ約3・8メートルの構造体に取り付けられた約800個のノズルからは、コンピューター制御の人工霧が15~20分間隔で噴き出し、雲海のように空き地を埋め尽くす。霧の形や噴射の時間は厳密に調整され、構造体は日没時に太陽がその中心を通るよう、空き地に対して斜めに設置されている。  戦前から在日韓国・朝鮮人が多… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

給食のうどんで食中毒 浮上した「原因食材」に深まる謎

 11月半ば、東京都墨田区の保育園の給食で食中毒が起きた。発疹など症状は軽かったが、原因の可能性がある食材として浮上したのが「だしパック」だったことから、関係者に議論を呼んでいる。  都の食品監視課によると、当日のメニューはきつねうどん、カボチャサラダ、バナナ、麦茶。午前11時ごろから食事を始め、10分後から1時間20分後にかけて、園児28人の顔や腕に発疹が現れた。いずれも軽症で1時間ほどで回復。同じ給食を食べた職員らに発症はなかったという。 ヒスタミンを検出  症状からヒスタミンによる食中毒を疑い、都が検査をしたところ、きつねうどんから100グラムあたり8ミリグラムのヒスタミンを検出(スープ、麺、具すべてを含めた値)。この日のメニューでヒスタミンを含み得るものは、だしに使われたカツオ節のほかにないため、都ではだしパックのカツオ節が原因食材の可能性があるとして、流通状況などを調べている。保育園の給食を調理した事業者によると、使用しただしパックは継続的に使ってきたメーカーのもので、これまでに問題はなかったという。  ヒスタミンとは何か。藤井建夫… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル