横浜の繁華街で男性を刺殺した疑い タイ国籍の飲食店従業員を逮捕

 横浜市中区若葉町2丁目の路上で2日夜、男性3人が刃物のようなもので腹や背中を刺され、1人が死亡した。神奈川県警伊勢佐木署は3日、タイ国籍でタイ料理店従業員クワンキサロート・ルンロー容疑者(53)=横浜市中区曙町1丁目=を殺人容疑で逮捕し、発表した。署によると、「店の厨房(ちゅうぼう)にいたので何も分からない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は、2日午後7時40分ごろ、同町2丁目の路上で、男性の右胸などを刃物のようなもので突き刺すなどして殺害したというもの。署が死亡した男性の身元を調べている。 署や消防によると、現場となった料理店の前の路上で、酒に酔うなどした日本人数人と同容疑者らがトラブルになり、40代や50代などの男性ら4人が病院に搬送されたという。捜査関係者によると、刺された3人はいずれも日本人で、仕事仲間だという。 複数の目撃者によると、7、8人が殴ったり髪を引っ張ったりの取っ組み合いになったという。目撃者の一人の50代男性は「もみ合いになり、殴られていた男性がナイフを出した。ナイフがキラッと光るのが見えると、皆その場から離れ、1人がぱたっと倒れて動かなくなった」と話した。 現場はJR関内駅から徒歩十数分で、伊勢佐木モールなど飲食店が並ぶ繁華街から路地を入ったところ。(原晟也、阿部育子、手代木慶)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

歩道橋事故から22年、花火が明石の夜空彩る 再開願う人たちが企画

 2001年に花火大会の見物客11人が雑踏事故で死亡した兵庫県明石市で3日夜、打ち上げ花火のイベントが開かれた。事故から22年になり、中止が続く花火大会の再開を願って市民有志が企画した。 市の記録によると花火大会は1979年から市の主催で開催され、夏の風物詩として親しまれてきた。 しかし、01年に花火大会の会場とJR朝霧駅を結ぶ歩道橋上で見物客が転倒する雑踏事故が発生。以来、大会は開催されていない。 一方、市内では「花火大会があると市民に一体感が生まれる」などと再開を望む声もあって、若手の商業者らでつくるグループ「明石あんしんプロジェクト」(後藤丈仁委員長)が開催を決めた。 午後8時、色とりどりの花火約200発が5分ほどかけて打ち上げられ、明石の秋の夜空を鮮やかに彩った。 会場を3カ所に分散し、事前に告知しない「シークレット方式」で打ち上げた。「まずは安全に開催する実績づくりを最優先した」と後藤委員長。来年以降は市と一緒になって今後のあり方を検討していきたいという。 会場には事故で当時2歳の次男を亡くした下村誠治さん(65)ら複数の遺族も訪れた。下村さんは「事故で悪かったのは花火でなく警備計画。市民が再開に向けて声を上げるのは意義がある。ステップを踏みながら安全安心の新しい提案を明石からしてほしい」と話した。 事故をめぐっては市が毎年7月21日に二度と事故を繰り返さないよう、市職員向けの研修などを開催。今年も春に入庁した新人職員が事故現場も訪れ、下村さんの話を聞いた。JR駅前の商業施設の広場ではパネル展が催され、事故現場の写真などが展示された。(天野剛志) 2001年7月21日夜、明石市の大蔵海岸とJR朝霧駅とを結ぶ歩道橋上で、花火大会の見物客が押し合いになって倒れ、子ども9人と高齢者2人の11人が死亡、247人が負傷した。狭い空間で人が次々に折り重なる「群衆雪崩」が起きたとされる。雑踏警備のあり方が問われ、当時の明石署地域官や市幹部ら5人が業務上過失致死傷罪で有罪判決を受けた。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Au Japon, le plan du gouvernement ne devrait pas redorer l'économie du pays – Fibee

Actualités | Par Fibee | Le Premier ministre japonais a annoncé, jeudi 2 novembre, un…

性被害を告白後、ネットで誹謗中傷 元ジャニーズJr.が被害届

 ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者である故ジャニー喜多川氏の未成年者への性加害問題をめぐり、被害を訴えている「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の発起人で元ジャニーズJr.の二本樹顕理(あきまさ)さん(40)が3日、ネット上などで誹謗(ひぼう)中傷を受けたとして、大阪府警に被害届を出した。 二本樹さんによると、喜多川氏の性加害を告発した5月から、ネット上で「売名」「金目当て」「タレントとして優遇されたのだから今さら文句言うな」「タレントになりそこない」などの投稿が繰り返され、なかには「道を歩くときには気をつけろ」といった脅迫めいた内容もあったという。 「精神的に苦しかったし、日常生活が怖くなったこともあった」と二本樹さん。「被害の証言だけでもつらいのに、誹謗中傷を受けると二重苦になる。このままでは声をあげたい人も声をあげづらくなってしまう」 今後、発信者が特定できれば刑事告訴する方針という。 被害を告白した人たちへの誹謗中傷をめぐっては、当事者の会の代表の平本淳也さん(57)も10月、神奈川県警に刑事告訴している。(編集委員・大久保真紀)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ゆうちゃみ、ゆいちゃみ姉妹が東大阪PR大使に 語ったアピール作戦

 大阪府東大阪市の情報を日本中に発信してもらおうと、市は3日、市出身でモデル兼タレントとして活躍する「ゆうちゃみ」(21)と「ゆいちゃみ」(18)姉妹を、東大阪魅力PR大使に任命した。 ゆうちゃみさんはまわりの人に、地元についてこんな風に語って、自分のポジションを優位にしているという。「ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)は、みんなが知らんうちに東大阪のネジなどが支えてる。日本がなりたってんのは、東大阪の町工場のおかげやで」 PR大使になっての抱負を、ゆうちゃみさんは言った。「姉妹で、日本で一番東大阪を有名にします」。ゆいちゃみさんは、うなずいて「イエーイ」。 テレビなどで東大阪のことを言いまくり、PR大使として、生まれて初めて「ガチ」で持つことになった名刺を配りまくるという。そして、東大阪のポーズをつくってテレビで披露する、とか。 「ものづくりの街、東大阪が日本を支えていることをアピールします。そして、平和で安全な街にしたい」とゆうちゃみさんは話していた。(編集委員・中島隆)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

踏切内に妻が倒れ、助けた夫が列車にはねられ死亡 神戸電鉄有馬口駅

 3日午前10時35分ごろ、神戸市北区有野町唐櫃(からと)の神戸電鉄三田線有馬口駅の駅構内の踏切で、新開地駅発三田行きの準急列車(4両編成)に、神戸市西区の男性(84)がはねられ、その場で死亡が確認された。妻(78)も軽傷を負った。 有馬署によると、夫妻が列車から下車し、駅構内の踏切を待っていたところ、妻が体調不調で踏切内に倒れた。夫が線路側に身を乗り出して妻の腕を引っ張り上げ、線路の外に救出したが、直後に夫が列車と接触したという。駅の防犯カメラに様子が映っていた。 停車中の列車の運転手が非常停止ボタンを押したが間に合わなかったという。 神戸電鉄によると、道場南口―谷上間で約4時間にわたり運転を見合わせた。(宮島昌英)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

つけ麺ブームの火付け役 浅草開化楼の「カラス」が生み出す新しい麺

 東京都台東区にある製麺所「浅草開化楼(かいかろう)」の一日は、午前5時に始まる。40坪ほどの作業場に20人以上がひしめき、小麦粉3~5トン分の麺を作る。 1950年創業。粉が舞い、ほのかに甘い香りが漂う町工場に、不死鳥カラスさん(53)がやって来たのは22年前だ。 高校卒業後、プロレスラー大仁田厚さんのマネジャーを約10年務め、不調の時代も支えた。自らもリングに立った。 負け続きで、リングネームは「負死鳥カラス」。そんな矢先の2001年、実家の町中華の取引先だった開化楼でアルバイトを始めた。 単調な工場の作業は大の苦手だった。でも、配達先の店主にはかわいがられた。つけ麺にこだわる店主が漏らしたのが「さぬきうどんみたいなコシの麺がほしい」。 当時の開化楼はつけ麺専用の麺を作っていなかった。気持ちに応えたい。「誰もやってないことをやんねえと」 仕事の合間に麺を食べ歩いては、小さなミキサーで複数の小麦粉を混ぜ、味を確かめること数カ月。「これだ」という麺を届けた。「できるじゃねえか」とほめてくれた。 ほどなく店主は病気で亡くなった。しかし、この麺が、東京・大崎で開店したばかりのつけ麺屋「六厘舎」で使われ、大人気になる。 原価を抑えるため、添加物を使わず、小麦粉2種類とかん水だけで作ったオリジナルの「チーメン」を、06年に開発。雑味がなく、小麦の甘みを感じる麺はつけ麺屋「つけめんTETSU」で有名になった。 つけ麺ブームの火付け役とも呼ばれるようになった開化楼と「カラス」。全国の店から多様な麺の注文が舞い込んだ。全国に広まった「傾奇者」 種類や銘柄が様々な小麦粉をどう組みあわせるのか。配合を試行錯誤するなかで、また「誰もやってないこと」に挑んだ。 製粉業界最大手の日清製粉に…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

熱気球から見えた絶景、同じ空の下には 空中散歩で記者は考えた

 昇ったばかりの朝日が、朝もやに包まれた佐賀平野を照らす。その中、次々と色とりどりの熱気球が空に浮かんでいく。幻想的な光景に息をのんだ。 2日、記者の私(42)は開催中の佐賀インターナショナルバルーンフェスタで気球への体験搭乗をさせてもらった。 乗せてもらったのは、競技などのプログラムに出場する熱気球とは別の「オフィシャルバルーン」の一つ。午前6時半前、人が乗るバスケットにバーナーを設置するところから準備が始まり、地面にぺしゃんこの状態で広げられた球皮の中に空気が送られていく。 だんだん膨らむ気球を見て…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「経営を楽にし利益を上げる」 DXを進める老舗食堂が成長する理由

 ポストコロナの時代、地方企業はどうすれば生き残れるのか。人工知能(AI)を用いた来客予測などDX導入の先駆者で、本業の老舗食堂の枠を超えた経営の多角化で成長を続ける三重県伊勢市の「EBILAB」(エビラボ)。代表取締役CEOの小田島春樹さん(38)に聞いた。 ――コロナ禍が一段落して、地方の企業の経営環境は変わりましたか 個人のお店、とくに飲食店はコロナ禍前に比べ、客数はトントンかちょっと少ないぐらい、というところが多い。その状況の中、コロナ下で受けた融資の返済が始まり、倒産する企業も増えている。原材料の高騰、人件費の上昇が続き、経営環境はさらに厳しくなっている。日本全体で人口が減り、経済規模が縮んでいく中で、地方はとくに大きな影響を受けるだろう。 ――「ゑびや」グループは成…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

名古屋→福岡に押しかけ、ストーカー容疑で男逮捕 県警同士が連携

 元交際相手(17)の自宅に押しかけたとして、福岡県警豊前署は3日、名古屋中区の自称会社員の男(28)をストーカー規制法違反の疑いで逮捕し、発表した。 男は「間違いありません」と容疑を認めているという。 署によると、男は10月29日、福岡県豊前市に住む女子高校生(17)に「聞いていることに答えろや」「ちゃんと見ろや」といったメッセージを24回送り、11月2日午後10時ごろには女子高校生の自宅に押しかけた疑いがある。 別れ話をめぐってトラブルになっていたという。 容疑者逮捕は、異なる県警のスムーズな連携によるものだった。 今月1日、男の知人が愛知県…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル