「認め合い社会変えたい」 性的少数者学ぶ講座 横須賀(カナロコ by 神奈川新聞)

 性的少数者(LGBTなど)についての基礎知識を学び、多様な性への理解につなげようと、横須賀共済病院(神奈川県横須賀市米が浜通)で15日夜、医療関係者向けの出前講座が開かれた。性的少数者の支援や啓発に取り組むトランスジェンダーの飯田亮瑠(あきる)さんが講師を務めた。 飯田さんは、性的少数者に関して差別用語でなく学術用語を用いることの必要性を訴え、アイデンティティーが未確立な幼少期から思春期の子どもたちと接する際は、「客観的に決め付けず、『今』の悩みに耳を傾けることが重要」などと説明した。 かつて飯田さんが性自認について悩んでいた小中高校時代に、家族や友人、教師らに性別によらず個人として受け入れられたことがうれしかったと打ち明け、「味方になってくれる大人の存在が、大きな心の支えになる」と強調した。 講座は市人権・男女共同参画課が主催し、医師や薬剤師、ケースワーカーら約60人が聴講。「性の悩みのある子が訪れたとき、より深く寄り添えるように」との思いで参加したという同院の男性小児科医(45)は「今後も勉強して、理解と関心をさらに深めたい」と話していた。 市は昨年4月、性的少数者などのカップルをパートナーとして公式に認める「パートナーシップ宣誓証明制度」を開始。同課によると、これまでに8組が同制度を利用しているという。 飯田さんは「みんながそれぞれの立場でできることをやることで、社会の空気は変えていける。あらゆる人が互いに認め合い、当たり前のように一緒に暮らせる世の中をつくりたい」と意欲を示していた。神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

阪神大震災25年 災害救助、AIで変わる SNS分析…素早く把握(産経新聞)

 災害発生時に被災者がツイッターなどSNSに寄せる投稿をAI(人工知能)などで分析し、迅速な情報収集や、救助や避難などに役立てる取り組みが進んでいる。自治体などが無料通信アプリ「LINE(ライン)」上で市民から災害情報を募ったり、インターネット上で市民同士が情報共有したりして迅速な避難を促す動きも。阪神大震災から25年を迎え、災害時の情報収集の在り方も変わりつつある。(有年由貴子) 《大雨で瞬間的に暴風が吹き荒れています》 《川が増水しています》 台風19号が近畿地方に接近した昨年10月。警戒にあたる神戸市危機管理室の大型モニターの地図上に、市民からLINEを通じて寄せられた災害情報が次々と表示された。 市が導入したAI自動対話システム「防災チャットボット」。LINEで「友達登録」をした市民が被害状況や位置情報、写真を入力すると、AIが情報を分析・整理し、自動的に地図に落とし込む仕組みだ。情報は市民もスマートフォンで確認することができる。 システムはLINEなどの民間企業や自治体、研究機関などでつくる「AI防災協議会」が運用。全国で初めて神戸市で実証実験され、台風19号では市内全域から計108件の情報が寄せられた。 全国で8千万人超が利用するLINE。活用により、災害時の迅速な情報収集が期待できる。市担当者は「街全体の状況を時系列で把握できた。災害時の職員の最適な配置が期待できそうだ」と手応えを語る。 デマが疑われる情報があれば、将来的には近くにいる人にLINEを通じて状況を確認することもできるとし、近く本格運用を目指す。17日にはシステムを使った市民訓練を行う。 災害発生時の被災自治体の情報集約は従来、通報などで寄せられた被害情報をホワイトボードや地図に書き込んだり、関係機関とファクスや電話で共有したりする手法が取られてきた。 一方、近年はSNS上での救助要請や被害情報の発信が急増。東日本大震災では発生当日だけでツイッターへの投稿が約3300万件に達するなど、SNS上に集まる膨大な情報の活用が課題となっていた。 こうしたことから、情報通信研究機構やIT企業も、情報をAIで分析・整理しネット上で公開するなどの取り組みを行っており、各自治体での活用が進んでいる。 豪雨災害などの多発を受け、利用者同士が災害状況を共有し迅速な避難行動を促す試みも始まっている。 IT大手「ヤフー」は昨秋に約2週間、試験的にスマホ向けの防災通知アプリ「ヤフー防災速報」に新機能「災害マップ」を追加。利用者が周辺状況を投稿し、アプリの地図上で共有できるほか、特定の場所で災害に関する投稿が一定数以上集まると、スマホに避難を促す通知が届く仕組みも盛り込んだ。 災害と情報に詳しい慶応大の山口真吾准教授は「災害発生直後、自治体の人力での情報収集には限界があるが、AIやネットを使えば情報洪水を防ぎ、必要な情報を迅速に被災者に提供することもできる。自治体も住民も企業も新しい技術を積極的に活用していくべきだ」と話している。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

Mets remain silent on new manager Carlos Beltran’s future with team

NEW YORK – While the Houston Astros and Boston Red Sox took decisive action in…

震災で亡くなった友よ、復興シンボル神戸はやったよ(日刊スポーツ)

6434人が犠牲になった阪神淡路・大震災は17日で25年。サッカー・Jリーグのヴィッセル神戸は元日の天皇杯で初のタイトルを獲得した。阪神大震災があった95年1月にチームとして始動した神戸は復興へと歩む人々の希望でもあった。震災25年の節目に、ようやくたどりついた初優勝に勇気づけられ、新たな1歩を踏み出したスタッフ、サポーターもいる。   ◇   ◇   ◇神戸市須磨区の産婦人科医、益子和久さん(70)は93年に市民団体「神戸にプロサッカーチームをつくる市民の会」(愛称・オーレ!KOBE)を設立。神戸の街に出て、23万人を超える署名を集めた。ともにチラシを配った多くのメンバーが震災で亡くなった。あの日から四半世紀。初タイトルの悲願達成に「仲間たちには『ここまで神戸が強くなったよ』と報告したい」と話した。被災者の高齢化が進み、震災の風化を懸念する声もある。益子さんは「地震を忘れないために神戸讃歌がある。ヴィッセルが強くなるほど震災の記憶が多くの人に受け継がれる」。チームは復興のシンボルであり続ける。<神戸讃歌の歌詞>♪俺達のこの街に お前が生まれたあの日どんなことがあっても 忘れはしない 共に傷つき 共に立ち上がりこれからもずっと 歩んでいこう美しき港町 俺達は守りたい命ある限り 神戸を愛したい※エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」に歌詞をのせ、応援歌を合唱する◆阪神・淡路大震災 1995年(平7)1月17日午前5時46分、兵庫県淡路島北部を震源にマグニチュード(M)7・3の地震が発生。神戸市などで観測史上初の震度7を記録。死者6434人、重傷者約1万人、被害家屋は約64万棟に上った。国内の大都市を襲った地震としては戦後最悪。◆ヴィッセル神戸 川崎製鉄水島を母体に94年設立。95年元旦に「ヴィッセル神戸」として始動したが、初練習を予定していた1月17日、震災が起きた。チームは練習拠点を転々とさせながら同年から日本フットボールリーグ(JFL)に出場。97年にJリーグ昇格。神戸市から資金支援を受けたが経営破綻し、04年に株式会社クリムゾンフットボールクラブに営業権譲渡。17年4月に法人名を楽天ヴィッセル神戸株式会社と変更。ヴィッセルは「VICTORY(勝利)」と「VESSEL(船)」の造語で「勝利の船」の意味。本拠地はノエビアスタジアム神戸。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

震災25年、共に歩んだ神戸初タイトルで新たな1歩(日刊スポーツ)

6434人が犠牲になった阪神淡路・大震災は17日で25年。サッカー・Jリーグのヴィッセル神戸は元日の天皇杯で初のタイトルを獲得した。阪神大震災があった95年1月にチームとして始動した神戸は復興へと歩む人々の希望でもあった。震災25年の節目に、ようやくたどりついた初優勝に勇気づけられ、新たな1歩を踏み出したスタッフ、サポーターもいる。   ◇   ◇   ◇新装の国立競技場で行われた天皇杯、鹿島との元日決戦。神戸の運営会社でチケット販売を統括する芝英幸さん(44)は試合前、スタジアムの外で業務に当たっていた。そのとき、サポーターが大合唱する応援歌「神戸讃歌(さんか)」が聞こえてきた。「♪共に傷つき 共に立ち上がり…」街の復興を願い、サポーターが作詞した応援歌には万感の思いがこもっていた。「選手、サポーター、スタッフが1つになっていた。神戸市民、震災で亡くなった方の思いをすべて受け止め、みんなが国立にいた」。悲願のチーム初タイトルは芝さんを勇気づけた。 震災当時、神戸大2年生だった芝さんは、香川県の実家を離れ、神戸市灘区で米穀店を営む宇根一夫さん(当時72歳)、妻重子さん(同65歳)の自宅兼店舗の2階に下宿していた。激震で宇根さん方は全壊。夫妻は亡くなった。「爆弾が飛んできたと思った。怖くて頭から布団をかぶって震えていた」。逃げ出そうと、2階の部屋の窓を開けると、目の前に地面があった。外に出ると、宇根さん夫妻の姿はなかった。隣の部屋の住人が救出を試みていたが、恐怖で体が動かなかった。約2時間後に諦め、2人でその場を離れた。「自分が逃げることで精いっぱいだった。がれきをかき分ける勇気もなかった」。大学卒業後も神戸に残ったが「救い出すことができたのでは…」。自責の念に駆られた。01年、神戸の運営会社に就職。営業や経理を担当してきた。「神戸のために仕事がしたい。スポーツは被災者の元気の源になれるはず」。そう信じ、裏方としてチームを支えてきた。震災後、1月17日を迎えるたびに「つらい記憶に背を向けようとしていた」。今年は違う。神戸の復興をアシストしたことを夫妻に報告できる。「過去を取り戻すことはできないが、少し吹っ切れたかもしれません」。天皇杯優勝で目標だったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を初めて獲得した。「忙しくなりそうです」と芝さん。チームとともに新たな1歩を踏み出した。【松浦隆司】<神戸讃歌の歌詞>♪俺達のこの街に お前が生まれたあの日どんなことがあっても 忘れはしない 共に傷つき 共に立ち上がりこれからもずっと 歩んでいこう美しき港町 俺達は守りたい命ある限り 神戸を愛したい※エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」に歌詞をのせ、応援歌を合唱する◆阪神・淡路大震災 1995年(平7)1月17日午前5時46分、兵庫県淡路島北部を震源にマグニチュード(M)7・3の地震が発生。神戸市などで観測史上初の震度7を記録。死者6434人、重傷者約1万人、被害家屋は約64万棟に上った。国内の大都市を襲った地震としては戦後最悪。◆ヴィッセル神戸 川崎製鉄水島を母体に94年設立。95年元旦に「ヴィッセル神戸」として始動したが、初練習を予定していた1月17日、震災が起きた。チームは練習拠点を転々とさせながら同年から日本フットボールリーグ(JFL)に出場。97年にJリーグ昇格。神戸市から資金支援を受けたが経営破綻し、04年に株式会社クリムゾンフットボールクラブに営業権譲渡。17年4月に法人名を楽天ヴィッセル神戸株式会社と変更。ヴィッセルは「VICTORY(勝利)」と「VESSEL(船)」の造語で「勝利の船」の意味。本拠地はノエビアスタジアム神戸。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

Blue Jays newcomer Shun Yamaguchi excited about change of scenery, opportunity to pitch in majors

TORONTO – Right-hander Shun Yamaguchi, the newest addition to the Toronto Blue Jays’ pitching staff,…

活断層に挑んだ25年 「ひずみ集中帯」GPSで見えた

 6434人の犠牲者を出し、10万棟を超える建物が全壊――。地震防災対策の大きな課題を浮き彫りにした阪神・淡路大震災から17日で25年がたつ。震災を機に政府の地震調査研究推進本部(地震本部)ができ、観測網の整備が進んだ。地殻にひずみがたまり、地震を起こす仕組みが見えてきた。一方、活断層の調査結果を防災にどう生かすのか模索が続く。 拡大する地震で横倒しになった阪神高速道路=1995年 地殻のひずみ、速くたまる場所  日本列島の地下では地殻変動がつねに起こっている。ひずみがたまり、地震が起こる原因になっている。  阪神・淡路大震災を契機に地震計などの高密度の観測網ができ、GPSなどで地殻変動をとらえるシステム(GNSS)の整備も進んだことで、ひずみが速くたまる場所が見えてきた。  名古屋大の鷺谷威(さぎやたけ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

井山棋聖が開幕2連勝 囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦

 芝野虎丸名人への挑戦権をかけた第45期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦は16日、井山裕太棋聖(30)と山下敬吾九段(41)が第2ラウンドで対戦し、井山棋聖が黒番中押し勝ちし、開幕2連勝となった。  昨年、五冠から三冠へと後退した井山棋聖だが、「調子は一時よりも上向いている」といい、リーグ開幕戦では河野臨九段(39)に勝利。年明けに始まった棋聖戦七番勝負も第1局を先勝し、8連覇に向け好スタートを切った。この日も序盤から優位に戦いを進め、午後8時半、187手で勝利をあげた。終局後、「最後まで難しかったが、左上の戦いで流れが良くなった」と話した。  一方の山下九段は、リーグ戦2連敗。昨年の成績は24勝27敗で勝率5割を切るなど、「棋士人生で最悪の調子」という状況。それでも「状態がちょっと変われば、また勝てるようになるはず。まず1勝して、調子を戻したい」と話し、巻き返しを誓った。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

将棋の桐山清澄九段に引退の可能性 現役棋士では最年長

 将棋の現役最年長棋士、桐山清澄(きよずみ)九段(72)が16日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第78期名人戦・C級2組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)8回戦で高見泰地(たいち)七段(26)に敗れ、今期0勝8敗となり、規定により、棋士の序列を決める「順位戦」への参加は今期限りとなった。今後、予定される竜王戦など他棋戦の結果次第では、引退を余儀なくされる可能性が出てきた。  終局後、「順位戦は今期で最後になるが……」と問われたのに対し、桐山九段は「残りの将棋を、精いっぱい指したいと思います」と話した。  桐山九段は奈良県出身、大阪府… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

IDとパスワード、6500万件流出か 茨城県警、押収サーバー確認(産経新聞)

 茨城県警は16日、電気通信事業法違反で昨年5月に逮捕し、略式起訴された女性(28)=同県行方市=の自宅から押収したサーバーコンピューターから、ウェブサイトのログインIDとパスワードの組み合わせ約6500万件が見つかったと発表した。IDやパスワードを使って利用者になりすましてログインを試みる「リスト型攻撃」のプログラムもコンピューターから確認され、県警は流出の経緯などを調べている。 県警サイバー犯罪対策課によると、女性は数人で共謀し、国に届けず国内外から日本のサーバーへの接続を中継する通信設備を自宅に設置、運営したとして昨年5月に逮捕された。女性は「中国の人から頼まれた」と話しているといい、県警は、プログラムの作成などを行った人物が背後にいるとみて捜査している。約6500万件のうち約8割は日本国内で使用されているものとみられる。 現時点で不正アクセスによる被害は確認されていないが、入手したIDやパスワードを悪用した「リスト型攻撃」が行われた可能性は高いという。見つかったプログラムは、民間企業のメールサービスや仮想通貨交換業者を攻撃するためのもので、ログインできるIDとパスワードの組み合わせを見つけたり、自動的に分類したりする機能を備えていた。 県警は、複数のウェブサイトで同じパスワードを使い回すことなどは避けるよう呼びかけている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース