希望の光とともに 「神戸ルミナリエ」で試験点灯

 6日から始まる光の祭典「神戸ルミナリエ」を前に2日夜、神戸市中央区の旧居留地一帯で試験点灯があった。約50万個のLEDや白熱電球が街を彩った。  1995年の阪神・淡路大震災への鎮魂の思いを込めて始まり、今年で25回目。「希望の光に導かれて、25年」がテーマで、15日までの期間中に昨年並みの約343万人の来場が見込まれている。期間中の点灯時間は午後6時(土・日は午後5時)から午後9時半(金・土は午後10時)。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

小5、同級生から現金要求 「持ってこないと遊ばない」

 名古屋市立小学校の5年生の男子児童が、複数の同級生からの要求で自宅から現金を持ち出していたと、市教育委員会が2日発表した。総額10万~20万円にのぼる可能性があるという。学校から報告を受けた市教委は当初はいじめの「重大事態」と認定しなかったが、2日になって認定すると明らかにした。これを受けて市教委は今後、第三者機関の「市いじめ対策検討会議」に事案を報告する方針。  市教委によると10月上旬、男子児童の保護者から「貯金箱からお金がなくなっている」と学校に相談があった。学校が調べたところ、この男子児童が8~10月、500円玉を入れている自宅の貯金箱から硬貨を持ち出していたという。  持ち出した金は同級生の男子6人と商業施設でのゲームやフードコートでの飲食などに使ったといい、同級生は男子児童に「(金を)持ってこないと遊ばない」「お金ちょうだい」と言ったという。持ち出した金額の詳細はわかっていないというが、10万~20万円にのぼる可能性があるという。  学校は一連の行為を「いじめ」と認定し、10月中旬に「重大事態の可能性がある」と市教委に報告。しかし、その後に同級生らが男子児童に謝罪したことなどから、市教委は重大事態と認定しなかった。だが12月2日になって「男子児童の保護者が謝罪を受け入れていないことがわかった」として、重大事態に認定することを決めた。市教委の担当者は2日の会見で「学校との情報共有が不十分だった」と陳謝した。  愛知県警によると、被害児童の関係者から10月に金銭トラブルに関する相談が寄せられたが、被害届は出されなかったという。県警は「捜査結果は答えられない」としている。(浦島千佳) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

錦江湾で高波、高速船揺れて9人負傷 鹿児島

 海上保安庁指宿海上保安署によると、2日午後4時25分ごろ、鹿児島県の錦江湾で高速船なんきゅう10号が高波を受けて船体が大きく揺れ、乗客5人が腰や首を圧迫骨折するなど計9人が負傷したという。  署によると、船は同県南大隅町の根占港を出港した約5分後、湾の沖合約300メートル付近でうねりを伴う約3メートルの波を受けたという。いずれも同県指宿市の70代女性の4人が腰椎(ようつい)を、愛知県の60代女性が頸椎(けいつい)をそれぞれ圧迫骨折したほか、ほかの乗客4人も軽い打撲を負った。船にシートベルトの設置義務はないという。  船は指宿港に向かっていた。当時、周辺海域には強風・波浪注意報が出ていたという。(合田純奈) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

裁判員制度、国民感覚との乖離が顕著に 形骸化の懸念も(産経新聞)

 裁判員が苦悩の末に言い渡した死刑判決は、またも無期懲役に減軽されて確定することになった。裁判員制度開始以降、今回で5件全てとなり、最高裁は死刑に関しては従来の判断基準からの逸脱を認めない姿勢を鮮明にした形だ。だが、識者からは「プロの裁判官の量刑を押しつけるなら制度が形骸化する」と懸念する声も上がっている。 裁判員制度は国民の常識を刑事裁判に反映させることを目的に平成21年に導入された。1審の裁判員裁判の結論を上級審でも重視する「1審尊重」の流れが定着しているが、死刑だけは事情が異なる。第1小法廷は、究極の刑罰の慎重適用と、過去の事例との公平性の観点などを踏まえ、死刑回避の判断を維持した。 元東京高裁部総括判事の門野博弁護士は「死刑と無期懲役刑との間には大きな隔たりがある。過去の裁判例から見た公平性は非常に大事。法の安定感を考えた判断は裁判員にも理解してもらえると思う」と話す。刑期の長短が問題となる懲役刑と、執行すれば取り返しがつかない死刑は「質的に異なる刑」との考えだ。 しかし、犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務局長の高橋正人弁護士は判決後の会見で「裁判官が作った基準に従うなら裁判員裁判の意味がない」と批判。「裁判員裁判の判決を5年、10年と集積して(量刑の)基準ができ、それに従うのが裁判員制度の本当の趣旨だ」と指摘した。 最高裁司法研修所は24年7月、過去の量刑判断を尊重するよう求める研究報告を示した。だが、甲南大法科大学院の渡辺修教授(刑事訴訟法)は「裁判官の量刑を押しつけるのであれば、市民の意見を反映させるという裁判員制度は実質的に意味がなくなり、形骸化する」と危惧する。 評議の際などに利用される量刑検索システムでは、類似事件の量刑を瞬時に調べることができるが、結論を量刑相場内に導くよう求めていると誤解を与えかねないとの指摘もある。 一方、今回は複数人が殺害された事件で裁判員の死刑判断が破棄され、検察側が初めて上告したケースだ。死刑求刑事件で量刑の判断基準となっている「永山基準」の中でも、重視されてきたのが被害者の数と計画性の有無だった。 ただ第1小法廷は2審判決が計画性の有無、程度が犯行に対する非難の程度を判断する指標であるかのように示している点は是認できないとの判断を示した。 だが、「場当たり的」で「衝動的」な犯行とし、計画性の低さを重く見て死刑回避の理由の一つとしている点は従来通りの判断だ。 裁判員制度導入から10年。公平性を担保しつつ、国民の感覚を反映させた死刑判断はどうあるべきか。正面から議論すべきではないか。(大竹直樹)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

消費者庁、政治的配慮か ジャパンライフで共産指摘(共同通信)

 首相主催の「桜を見る会」を巡り、共産党は2日の野党追及本部会合で、預託商法などを展開し経営破綻した「ジャパンライフ」について、消費者庁が一時、政治的な影響を懸念して預託法違反などの調査を見合わせた疑いがあると指摘した。 同党の大門実紀史氏が2014年7月に内部の会議で使われたとみられる資料を基にただした。同庁の担当者は事実関係を確認すると答えた。 ジャパンライフは、元会長が安倍晋三首相の推薦枠で桜を見る会に招待された疑いが持たれている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

イージス艦「みょうこう」女性の艦長着任(MBSニュース)

MBSニュース  12月2日、日本海で北朝鮮の弾道ミサイルの警戒などにあたるイージス艦「みょうこう」に初の女性艦長が着任しました。 12月2日、京都府舞鶴市の海上自衛隊舞鶴基地で行われた護衛艦「みょうこう」の着任式でイージス艦初めての女性艦長に着任した大谷三穂一等海佐(48)。「みょうこう」はミサイルなどを追尾する高度な探知能力を備えていて今後、大谷一佐が指揮をとります。大谷一佐は大阪府の吹田市出身で防衛大学の女性一期生。2日の着任式ではこれからの意気込みとともに女性として感じている今後の課題についても語りました。 「重責ではあるが与えられた任務をまっとうしたい」 「女性(自衛官)もこれからどんどん増えると思うが今後の課題として女性がいかに定着するか、出産や結婚などのライフイベントを抱えながらいかに女性が活躍できるかというところが大きな課題」MBSニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

心斎橋通り魔最高裁判決(MBSニュース)

MBSニュース  大阪・心斎橋で2人が殺害された通り魔事件の裁判で、最高裁は検察側と被告側双方の上告を棄却する判決を言い渡しました。 住所不定、無職の礒飛京三被告(44)は2012年6月、心斎橋の路上で音楽プロデューサーの南野信吾さん(当時42)と飲食店経営の佐々木トシさん(当時66)を包丁で何度も刺して殺害した罪に問われています。一審、大阪地裁の裁判員裁判は死刑判決を言い渡しましたが、二審の大阪高裁は死刑判決を破棄して無期懲役を言い渡し、検察側、被告側がともに上告していました。 12月2日の判決で最高裁は「2人の生命が奪われた結果は極めて重大」とした一方、「覚せい剤中毒後遺症による幻聴が一因になったことや、場当たり的な犯行だったことも否定できず、無期懲役判決を破棄しなければ著しく正義に反するとは言えない」として双方の上告を退けました。 これで無期懲役の判決が確定することになります。裁判員裁判での死刑判決が破棄され、無期懲役判決が確定するのは5件目です。MBSニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

名古屋市教育委、20万円いじめで「重大事態」に認定(CBCテレビ)

 名古屋市の小学校に通う男子児童が同級生に総額20万円を渡していたいじめ事案について、市の教育委員会は2日、CBCの報道を受けいじめ『重大事態』に認定しました。 これは、名古屋市立小学校の5年生の男子児童(10)がことし8月、同級生数人から、「金を持ってこないとのけ者にする」などと言われおよそ1か月間で総額20万円を手渡していたものです。 市の教育委員会はことし10月、学校からいじめ防止対策推進法に基づくいじめ『重大事態』として申告を受けていたにもかかわらず、認定を見送っていましたが、2日のCBCの報道を受け、対応の遅れを謝罪した上で『重大事態』と認定したことを明らかにしました。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「弾けるような言葉なかった」「今なら桜とシュレッダー」流行語大賞の選考委員コメント(THE PAGE)

ラグビーの「多様性の中の統一」に共感  大賞になった「ONE TEAM」は、ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)が掲げた言葉。ジョセフHCが国籍を問わず選手を招集した日本代表は、7か国15人の海外出身選手を含む31人がまさに「心を一つ」にして日本初開催となったW杯を戦い、予選4連勝で悲願の決勝トーナメント進出を果たした。 東京大学名誉教授の姜尚中氏は「今年は、一言で言うと『明』と『暗』がはっきりとした年だった」と指摘。「想定外の自然災害という『暗』もあったが、多くのファンがここまで活躍すると思わなかったラグビーによって『明』に変わった」とラグビー効果を語った。さらに「元号が令和に改まり、ラグビーの『多様性の中の統一』みたいなことに国民は共感したんじゃないか」と分析した。 一方で「全般的には弾けるような言葉がなかった」とも言及。その理由について、お笑い芸人が事務所を通さずに仕事をした「闇営業」問題を挙げ、「やや芸能界がパワーがなかったのではないか」と語った。 ラグビーに触れなかったのは、女優・エッセイストの室井滋氏と漫画家のやくみつる氏。「正直、今年の流行語大賞の印象は『ぬかるんでいる』」と切り出した室井氏は、2019年にたくさんの事件や事故、災害が相次いだことを踏まえ、「ニュースを見ていて、それを忘れる頃にもっとすごいニュースが出てきて、その前にどんな言葉が残ったのか忘れてしまうのが今年の特徴。今だったら『桜』と『高速シュレッダー』じゃないかと友人が言っていたが、それもしばらくしたら忘れられる言葉になるのかな」と目まぐるしくニュースが生まれる現代とメディア報道を独特の言葉で表現した。 やく氏は「新語・流行語大賞なので、流行語たり得なくとも新語をもっと押し出していいんじゃないか」との考えから、「候補にも上がっていなかった『おむすびコロリンクレーター』をねじ込んだ」と明かした。「案の定、世間が『聞いたことない』とざわついたが、これで逆にインプットしてもらえれば」とノミネートの意義を強調した。 「現代用語の基礎知識」編集長の大塚陽子氏は「昨年の『#MeToo』に続いて『#KuToo』という言葉が生まれたことが、男性女性にかかわらず、誰にとっても生きやすい社会への一歩になったと感じる。閉塞感やあきらめムードを感じる社会の中で『スマイリングシンデレラ/しぶこ』や『ONE TEAM』で明るいムードになった。つい言いたくなるような言葉が今年も生まれた印象がある」と講評を締めくくった。(取材・文:具志堅浩二) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

光の彫刻、25年の輝き ルミナリエ試験点灯(産経新聞)

 阪神大震災の犠牲者の鎮魂と街の発展を祈るため、平成7年から続く光の祭典「神戸ルミナリエ」が6日から開催されるのを前に、会場となる神戸市中央区の旧外国人居留地や東遊園地で2日夜、試験点灯が行われた。 25回目となる今回は、来年1月で震災25年の節目を迎えることから、「希望の光に導かれて、25年」がテーマ。発光ダイオード(LED)を中心に電球約50万個を使用し、高さ約21メートルの巨大ドーム作品が初めて登場するほか、初回の作品も一部再現する。 試験点灯は午後9時ごろから行われ、荘厳な光の彫刻が浮かぶと通行人から歓声が上がった。開催期間は6~15日で、初日は午後6時に点灯される予定。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース