店員いない古書店 無人だから生まれる温かい交流 宮崎

 宮崎の商店街の一角に今年オープンした小さな古書店。365日、24時間営業らしいが、訪れてみると、古本はあるが店員の姿が見当たらない……。ほんとに営業しているの?  宮崎県日南市岩崎の油津(あぶらつ)商店街にある無人古書店「ほん、と」。広さ15平方メートルほどのコンテナを利用し、4月から無人で、古本の販売を始めた。かかる費用は光熱費と家賃のみで、月数万円。仕掛け人の杉本恭佑さん(28)は「人手や経費が限られた中で、できる副業を模索していた」。売り上げと運用コストとは「とんとん」という。  モデルにしたのは東京都武蔵野市の無人古書店。実際に店を訪ね、オーナーからノウハウを学んだ。着想から2カ月あまりでオープンにこぎ着けた。  「ほん、と」には地元の人から寄付された本が随時集まり、ジャンルやサイズも様々。在庫は1千冊ほどあるが、ゆとりのある空間を意識して、200冊ほどにしぼって陳列している。  杉本さんの本職は日南市の地域おこし協力隊員で、商店街の盛り上げ役も担う。「商店街の回遊性を高めたい」と、店に陳列されている本は商店街の中なら無料でどこへでも持ち出せるようにしている。商店街活性化の好例に挙げられる油津だが、「食事以外にすることがない」という声もあり、古書店を活性化の一手にしたいと考えた。  本の値段は「300円」「50… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

〔高齢者交通事故死者〕2019年8月末現在は1043人、前年比158人減も全体の54.2%(レスキューナウニュース)

警察庁が9月13日に発表した、2019年8月末現在(243日目)の交通事故統計月報によると、全国の65歳以上の高齢者交通事故死者は累計1043人と、前年同月比では158人減となっていますが、総数(1925人)の54.2%を占めています。都道府県別では33都道県で減少、11府県で増加していて、鳥取県と徳島県では前年総数を既に上回っています。なお、75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数は前年比60件減の237件で、過去10年間では最少となっています。■2019年高齢者交通事故死者数(8月末現在:確定値)【月別】〈都道府県別最多〉・ 1月:160人(-35)〈千葉県10人〉・ 2月:126人(-23)〈大阪府10人〉・ 3月:153人(-10)〈千葉県・大阪府 各11人〉・ 4月:137人(- 4)〈愛知県10人〉・ 5月:114人(-19)〈岐阜県7人〉・ 6月:111人(-16)〈北海道・茨城県 各6人〉・ 7月:107人(-33)〈北海道9人〉・ 8月:135人(-18)〈兵庫県10人〉・1日あたり4.29人/5.59時間に1人の割合 上期(181日:1日あたり4.43人/5.42時間に1人) 下期( 62日:1日あたり3.90人/6.15時間に1人)・年間死者数[総数比]:2018年1966人[55.7%]17年2020人[54.7%]16年2138人[54.8%]【都道府県別】全国  1043人(-158)[上半期801+下半期242/総数比54.2%]北海道  48人(- 2)[32+16/56.5%]青森県  18人(± 0)[14+ 4/69.2%]秋田県  18人(- 2)[12+ 6/75%]岩手県  20人(- 8)[14+…

育児時間、妻が夫の6倍…妻42・9%が「不満」 家庭動向調査(産経新聞)

 既婚女性の平日の平均育児時間が532分で、86分だった夫の6倍長いことが13日、国立社会保障・人口問題研究所の第6回全国家庭動向調査で分かった。5年前より女性が40分減、夫が3分減。国は男性の育児休業取得を進めるが、育児の分担が女性に偏る実態は変わらず、同研究所は「休日には夫の育児時間も微増しており、仕事と家事の両立が依然としてネックとなっている」と分析する。 調査は既婚女性を対象に5年ごとに実施。今回は昨年7月に6142人から得た回答を分析した。 平日の平均家事時間も、女性が5年前より17分減の263分、夫が6分増の37分で、女性が7倍長い。女性が働く際の「子供の世話」は「公共の機関など」(42・0%)が「親」(33・9)を上回り、保育需要の高さが裏付けられた。夫の育児に対する評価は「不満」が42・9%だった。 今回初めて「名もなき家事」についても尋ね、「献立を考える」(91・6%)、「食品・日用品の在庫の把握」(88・6%)など大半を女性が担い、「電化製品の選定」だけは夫(39・2%)が女性(26・4%)より高かった。 家族形態については、意識の変化が見られた。「夫婦別姓」を容認する意見は50・5%と5年前より9ポイント上昇し、初めて5割を超えた。初めて質問項目に加えた「同性カップル」に関し、75・1%が「法的保障が認められるべき」、71・9%が「同性婚を法律で認めるべき」と回答した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

千葉台風被害、岸田政調会長「一刻も早い対応を」 自民が特別委(産経新聞)

 自民党は13日、台風15号によって千葉県で大規模停電や断水などの被害が出ていることを受け災害対策特別委員会を開き、内閣府などから被害状況の報告を受けた。岸田文雄政調会長は「いまなお大規模な停電が続き、給水や医療など、市民生活に大きな影響が続いている。被災された方々の疲労はピークになっている。一刻も早い対応をお願いしたい」と述べた。 出席議員からは、東京電力が早い段階で復旧するとの見通しを示したために対応に緩みが出たのではないかとの指摘や、千葉県の情報収集態勢を疑問視する意見などが出た。 政府側の報告では、国の担当者が千葉県庁に入った際、停電で県内の市町村と連絡が取れておらず、県職員を現地に派遣するよう指導したことなども明らかになった。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

将棋盤画像をAIで棋譜に変換 院生がアプリ開発(日刊スポーツ)

将棋の盤面をスマートフォンで撮影した写真を、AI(人工知能)が即座に局面データに変換して棋譜を作成するアプリが公開された。【写真】撮影した盤面の画像を送ると、即座に棋譜を作成開発したのは、東京農工大大学院工学府(中川研究室)で文字認識の研究をしている、博士前期課程2年の佐藤旭さんと同1年の森住啓さん。「えぬっくま(https://shogi.nkkuma.tokyo/)」と題されたアプリは、撮影した盤面写真の駒を、さまざまな書体や文字数や色も判別、普通の位置に置かれた持ち駒も認識し、データにする。認識精度は99%以上という。開発で最も苦労したのは、写真からまず、どの部分が将棋の盤面かを認識させることだったそうだ。作成したデータは形勢判断をする別のアプリなどでもすぐに活用できる。自分の棋譜を手軽にデータベース化できるため、自分で指すファンにとっては、ありそうでなかった便利アプリといえそうだ。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

最高裁、開門命令の無効化示唆(共同通信)

9/13(金) 16:23配信  諫早開門を巡る最高裁判決は「開門を命じた確定判決は将来予測に基づき、時の経過によって変動する性質がある」と指摘。開門命令の無効化もあり得るとの見解を示唆した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

【特集】「NO日本」 韓国国民の本音はどこに?(47NEWS)

 韓国が文在寅政権下になって以来、日韓の対立はかつてないほど鮮明になった。これに追い打ちを掛けたのが、日本が7月に始めた韓国に対する「輸出規制強化」だった。現在の日韓関係は悪化の一途をたどっている。両国の報道が異常なまでにヒートアップする中、韓国に在住する日本人である筆者の目線から見えた韓国、そして日本の今を伝えたい。▼日本で感じた韓国への印象 7月末に夏休みを兼ねて日本に帰国した。釜山からの成田便は行きも帰りもほぼ満席で、日本人よりも韓国人の乗客で占められていた。この時点では日韓関係の悪化による影響が広がっているようには感じられなかった。 東京では新大久保の「コリアンタウン」を訪れたが、その印象は変わらなかった。相変わらず多くの人でにぎわっているだけでなく、10代や20代を中心とする若い世代はKポップを始めとする韓国の芸能やファッション、メークなどに夢中になっていたからだ。表面上だけかもしれないが、そこに変化を見つけることはできなかった。  だが、今回の帰国ではっきりと感じたことがあった。それは、韓国に対する怒りや不信感を率直に口にする日本人が明らかに増えたということだ。友人や知人、親戚との会話では必ずと言って良いほど、「日韓関係」が話題に上った。そして、次のような言葉を掛けられるのだ。「こんな時に韓国にいて大丈夫なのか?」。韓国に住み、家族を持つ者としては決して心地よいものとは言えない。しかし、彼らの言葉を冷静に分析すると「韓国という国や国民に対して」というよりも、多くは現在の文在寅政権の言動に対するフラストレーションが表出したもののように感じられた。 いずれにしても、現在の日韓関係はこれまで「韓国」という国をそれほど意識していなかった人々の隣国に対するイメージを悪く変えてしまったのは疑いようがないだろう。▼地域で違う「NO日本」 日本の「輸出規制強化」に対抗するかのように、韓国では「日本に行かない、日本製品を買わない」ことをうたう「NO日本」運動が拡大している。この取り組みは、マスコミによる過剰報道とネット上で繰り広げられる過激な論調が相まって、日韓両国の対立感情をさらにあおる事態につながっている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

川崎の男性死亡、殺人容疑で知人逮捕 酒飲みトラブルか

 川崎市の雑居ビルで血を流して倒れている男性が見つかり死亡が確認された事件で、神奈川県警は13日、飲食店従業員大塚飛隆(あすたか)容疑者(47)=東京都江東区南砂2丁目=を殺人容疑で逮捕し発表した。大塚容疑者は「死なせたことは事実。殺意はなかった」と殺意を否認しているという。  捜査1課によると、大塚容疑者は12日午前10時ごろ、川崎市川崎区砂子2丁目のビルの踊り場付近で、土木作業員又吉宗龍(むねたつ)さん(36)=川崎市川崎区砂子2丁目=を押し倒した上、頭部を踏みつけるなどの暴行を加え、殺害した疑いがある。2人は知り合いで、大塚容疑者は又吉さんと酒を飲み、トラブルになったと説明しているという。  ビル3階の踊り場に倒れている又吉さんを見つけたビル関係者から12日正午前に110番通報があった。県警が事件の疑いがあるとみて捜査していたところ、大塚容疑者が同日午後9時半ごろ、県警に自首したという。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

好きな寺から寺へ 「バーチャルお遍路さん」お目見え

 四国八十八カ所霊場の歩き遍路を疑似体験できる「バーチャルお遍路さん」が11日、高松市で開催されたイベントでお披露目された。箱形の端末をテレビやモニターに接続し、センサーを身に着けると、体の動きに合わせて画面上の遍路道や境内の映像が動く。  映像は、四国4県で実際に撮影された遍路道や札所の全行程約1400キロ分。好きな寺からスタートでき、歩いたデータを保存して、いつでも続きから再開できる。全行程を踏破するには1日40分歩いたとしても約1年半かかる計算だが、一つの札所から次の札所までを3分にまとめた短縮バージョンも選べる。  製作したのは、香川県三豊市の映像制作会社「エイデン」。亀山茂雄社長(67)が、母親にいつまでも元気で運動を続けてほしいとの思いから、地元になじみのある四国遍路を使おうと考えた。  スタッフは亀山社長を含めて4人。遍路道には険しい山中もある。撮影機材は重さが12~13キロあり、1人で歩きながら撮るには厳しく、2人ずつが交代しながら撮影にあたった。さらに、紅葉や季節の花などの見頃にこだわったため、1400キロを撮り終えるのに3年余りを要したという。  11日のイベントは、札所などでつくる四国八十八ケ所霊場会が主催。ジムなどにあるルームランナーとともに披露された。当初は画像の動きは歩く場合を想定して開発したが、走る場合にも対応できるように改良を重ねた。  会場でマシンを試した広島県尾道市の会社員松山智加子さん(67)は、八十八カ所を4回巡った「先達(せんだつ)」と呼ばれる1人。「懐かしい風景が見られた。体力や時間の制約から遍路に出かけられない人も、体験できるのは素晴らしい」と話していた。  端末とセンサーのセットで税別35万円。問い合わせはエイデン(0875・72・3962)へ。(江湖良二) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

千葉停電、全面復旧に1週間以上か 断水なお2.7万戸

 台風15号の影響で千葉県内で大規模停電が続いていることについて、菅原一秀経済産業相は13日午前の閣議後会見で「おおかた一両日中に復旧するところもあれば、(全面復旧が)あと1週間、若干上回る(場所がある)」と述べ、停電がさらに長期化する可能性に言及した。  東京電力パワーグリッドによると、県内の停電は13日午前10時すぎの時点で約19万8600戸で続いている。東電は10日の段階で11日中に全面復旧させる見通しを示していたが、復旧作業は大幅に遅れており、全面復旧にはさらに1週間以上かかる見通しになった。週明けの段階でも数万戸で停電が続くとの見方もある。同社は午後に復旧の見通しについて発表する。  安倍晋三首相は13日の閣僚懇談会で、停電の全面復旧に全力をあげるよう指示した。菅義偉官房長官によると、全省庁一体となって住民の生活支援に万全を期すことや、現場主義を徹底し、災害応急対策を続けるよう指示があったという。  経産省は13日、停電被害対策本部を設置した。復旧作業には12日までに東電など約1万1千人があたっているが、さらに5千人増やすという。  復旧作業はとりわけ県南部を中心に難航しており、館山、南房総、市原、鴨川、君津、富津の6市では停電がそれぞれ1万戸を超えている。  加藤勝信厚生労働相は13日の閣議後会見で、県内で停電中の医療機関は14カ所、福祉施設は121カ所あると発表した。自家発電設備がないなどで、77カ所に電源車を配置する必要があるとしている。  県によると、断水しているのは13日午前7時時点で約2万7千戸。電気が復旧した地域では、水道の使用量の急増に伴って新たな断水も起きており、前日朝より約4千戸増えた。  浄水場から来た水を一時的にためる配水池で、水位が急激に減少して水圧が下がったため家庭に水が届かなくなっているとみられる。県は「停電が解消した直後も節水に協力してほしい」と呼びかけている。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル