半透明の袋に乳児の遺体 空き地で発見、死体遺棄事件の可能性も

2023年7月19日 21時19分 栃木県小山市城東2丁目で19日午後5時25分ごろ、「赤ちゃんの遺体らしきものがある」などと通行人から110番通報があり、警察官が空き地で半透明の袋に入った男児とみられる乳児の遺体を発見した。県警捜査1課などによると、乳児は生後時間が経っているとみられるという。県警は死体遺棄事件の可能性もあるとみて、今後、司法解剖して身元や死因などを調べる。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

上皇ご夫妻がマティス展を鑑賞 写真家、田沼武能さんの作品展にも

多田晃子2023年7月19日 21時40分 上皇ご夫妻は19日、東京都台東区の東京都美術館で開催中の「マティス展」をお忍びで訪問した。 ご夫妻は、フランスの巨匠、アンリ・マティス(1869~1954)の画業が総覧できる大回顧展を鑑賞するなどし、約1時間滞在した。 前日の18日には、目黒区の東京都写真美術館を私的に訪れ、戦後を代表する写真家で昨年6月に93歳で亡くなった田沼武能(たけよし)さんの作品展「田沼武能 人間讃歌(さんか)」を鑑賞した。 写真分野で文化勲章を初受章した田沼さんは2019年11月に皇居・宮殿で行われた文化勲章の親授式で、天皇、皇后両陛下と対面。親授式後の記者会見では「色んな方が文化勲章をとられた時に撮影していますけど、まさか自分が反対側に立つとは」と感無量の様子で話していた。(多田晃子)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

母親を殺害した疑い、契約社員を再逮捕 千葉県市川市の死体損壊事件

鈴木逸弘2023年7月19日 18時03分 千葉県市川市南行徳3丁目のマンションで切断遺体が見つかり、住民の女が死体遺棄と死体損壊容疑で逮捕された事件で、千葉県警は19日、契約社員の新(あたらし)かほり容疑者(45)を殺人の疑いで再逮捕した。「母の部屋に入り、寝ている母の首を絞めて殺した」と容疑を認めているという。 捜査1課によると、新容疑者は6月26日ごろ~同28日ごろ、母親の博子さん(75)と同居中の自宅マンションで、うつぶせで就寝していた博子さんに馬乗りになり、首を絞めるなどして殺害した疑いがある。 博子さんの死因は窒息死とみられ、司法解剖の結果、首の軟骨の一部が折れていた。博子さんの遺体は切断され、複数のポリ袋のようなものに入れられて自宅の浴室で見つかったが、遺体の一部は見つかっていないという。 捜査1課は、新容疑者宅から押収した4本の包丁から遺体を切断した状況などを確認するとともに、動機について詳しく調べる。(鈴木逸弘)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

国、不開示文書の詳細は明かさず 旧統一教会の名称変更めぐる訴訟

松浦祥子2023年7月19日 18時08分 旧統一教会が2015年に「世界平和統一家庭連合」に名称変更した経緯を記した文書などについて、一部しか開示されなかったのは不当だとして、神戸学院大の上脇博之教授が国に開示を求めた訴訟の口頭弁論が19日、大阪地裁であった。 国側は不開示とした文書について説明。該当するのは、旧統一教会が名称変更を決めた理由や動機▽旧統一教会の「責任役員会」の議事録▽旧統一教会側が国に提出した「名称変更を認めないのは違法だ」と主張する文書――などとしたが、詳しい内容は明らかにしなかった。 不開示文書をめぐっては、横田典子裁判長が5月の前回弁論で「文書の情報を可能な限り詳しく説明」するよう求めており、国側がそれに応じた形だ。ただ、国側はこれらの文書について、「公にすることが予定されておらず、開示すると宗教法人の権利や地位を害する恐れがある」と主張。文書は文化庁が名称変更を認めるかどうかを検討する資料として使われたことから、上脇氏側の請求を退けるよう求めた。 また国側は、文化庁が名称変更の認証にあたって下村博文・文部科学相(当時)に報告したことに触れ、「文科相の決裁は不要だが、旧統一教会が社会的関心を集めていたことに鑑みて報告した。文科相に何らかの判断を仰いだものではない」とした。(松浦祥子)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

大雨で運休の秋田新幹線、20日から全線再開 通常ダイヤで運行

2023年7月19日 18時50分 JR東日本秋田支社は19日、大雨の影響で盛岡―秋田間の上下線で運転を見合わせていた秋田新幹線について、20日から全線で運転を再開すると発表した。通常ダイヤで運行する。秋田新幹線は15日午前から盛岡―秋田間で運転を見合わせ、土砂災害の危険性が高まったことから同区間で16日から4日連続で終日運休していた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

妊娠8カ月の女性の腹を蹴った疑い 交際の男逮捕「育てる自信ない」

西岡矩毅2023年7月19日 16時12分 妊娠8カ月の交際女性のおなかを蹴るなどしたとして、福岡県警は19日、久留米市の大学院生の男(22)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「一切していない」と否認している。 久留米署によると、男は、7日午後8時ごろ、久留米市内に住む交際中の看護師女性(22)の自宅で、女性の顔を殴ったり腹を蹴ったりし、女性に向かってイスを投げつけ、腕や尻に打撲のけがを負わせた疑いがある。 署によると、女性は妊娠8カ月。女性への聞き取りでは、犯行時は、妊娠や出産について話していたといい、男は「育てる自信がない」などと話していたという。胎児は無事という。(西岡矩毅)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

山内俊夫・元参院議員に実刑判決 経営関与の会社から1億円横領

 羽田空港の格納庫の売買をめぐり、経営に関与していた会社の資金約1億円を着服したとして、業務上横領罪に問われた元参院議員の山内俊夫被告(76)に対し、東京地裁(須田雄一裁判長)は19日、懲役4年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。 判決によると、格納庫の売買を手がける「羽田空港格納庫合同会社」の職務執行者だった山内被告は2019年3月、同社の資金を、自身が関与する別の2社の口座に振り込んで横領した。着服金は不動産取引の証拠金などに流用した。 判決は「被害金額が大きく、弁償の見込みも立っていない。会社の業務を取り仕切る立場を悪用し、会社の信頼を裏切った」と批判し、実刑は免れないと判断した。(田中恭太)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

車の下部にカメラ、低速走行で小学生らを盗撮容疑 被害1千人規模か

西崎啓太朗2023年7月19日 16時19分 車の下部に取り付けたカメラで小学生らのスカート内を盗撮したとして、京都府警は19日、京都市伏見区の運送業、西村智至容疑者(44)を府迷惑防止条例違反(ひわいな行為の禁止)などの容疑で逮捕し、発表した。10年以上前から同様の盗撮を繰り返していたとみられ、被害は1千人規模に及ぶ可能性がある。 府警人身安全対策課によると、西村容疑者は昨年9月から12月までの間、京都市や京都府宇治市の路上を配送用の軽トラックで走行中、すれ違いざまに小学生や高校生ら少女8人のスカート内を動画撮影した疑いがある。 軽トラックを押収したところ、バンパー下部や前輪付近に計4個の小型カメラが取り付けられていた。同課は、少女らの登下校時間に合わせて、住宅街の狭い道路を低速で走行し、撮影したとみている。西村容疑者は「車を止める場所を探していただけ」などと容疑を否認しているという。 府警は昨年4月、少女らを盗撮した動画とは別のわいせつな動画が送られてきたと、容疑者の知人女性から相談されて捜査を開始。容疑者の自宅を捜索したところ、大量の盗撮動画が保存された30台以上のハードディスクが見つかったという。(西崎啓太朗)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

高円宮妃久子さまの母、鳥取二三子さんが死去 96歳

2023年7月19日 10時30分 高円宮妃久子さまの母の鳥取二三子(とっとりふみこ)さんが亡くなったことが19日、宮内庁関係者への取材でわかった。96歳だった。 関係者によると、18日午前、東京都内で亡くなった。久子さまは21~28日の日程でニュージーランドとオーストラリアを訪問する予定だったが、今後はしばらく喪に服すことになるという。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

園児が飛ばした風船、100キロ先の社長のもとに 6年越しに初対面

池田拓哉2023年7月19日 11時57分 山梨県上野原市の上野原こども園の子どもたちが6年前に飛ばした風船。これを拾った縁で交流を続けてきた千葉県佐倉市の運送会社長、酒井新さん(40)が18日、同園を初めて訪れた。酒井さんはスイカを贈り、子どもたちは歌でおもてなし。酒井さんは「感無量です」と目を細めた。 同園の子どもたちは2017年6月、ヒマワリの種10粒が入った袋を風船につけて、一斉に空に放った。おもいやりの心を育てようと、法務省などが取り組む「人権の花」運動の一環だった。その袋の一つが東に約100キロ離れた酒井さんの元に届いた。お礼に千葉県特産のスイカを贈り、子どもたちからは「ありがとう」のメッセージが送られた。 酒井さんはそれ以来、クリスマスにはお菓子、春の入園・卒園シーズンには花を贈り続けている。そのたびに、園児たちからはお礼の手紙や絵が届く。2年前からは、上野原市内にある巌(いわお)こども園にも同様に贈っている。 コロナ禍や仕事の都合もあって、酒井さんは市やこども園の招きに応じられずにいたが、ようやく両園を訪問する機会を作れた。 夏恒例のスイカのプレゼントに喜ぶ子どもたちを間近で見た。給食も一緒に食べた。「感無量です。風船から始まった出会いをこれからも大切にしたい」。村上信行市長はこの日、酒井さんに感謝状を贈った。(池田拓哉)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル