築89年 名古屋の鋼製アーチ橋復活 地震に強く改築

 中川運河の最下流にかかる中川橋(名古屋市港区)が、24日から再び通行できるようになる。地震対策や道路拡幅などのため、2011年から改築工事が続いていた。  中川橋は1930年に完成した。市内で数少ない鋼製のアーチ橋だ。築89年が経過してもアーチなど橋桁には問題がなかったため、橋を支える橋台を造り直したが、橋桁は一部を補修しただけで、ほぼそのまま再利用したという。  工事の途中には、重さ約600トンの橋を一時取り外し、上流側に移動させる作業もあった。23日夜に現在車が通行している仮橋から順次、切り替えられる。2020年度まで仮橋の撤去工事などが続く予定。  開通前の19日午前9時~正午には、橋を間近で見ることができる見学会が開かれる。事前申し込みは不要。駐車スペースは用意されていないという。荒天時は中止。問い合わせは市道路建設課(052・972・2866)。(戸村登) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

核燃料の中間貯蔵施設を現地調査 規制委、審査終了見通せず(共同通信)

 原子力規制委員会の山中伸介委員は18日、青森県むつ市で、原発から出た使用済み核燃料の中間貯蔵施設を現地調査した。規制委による新規制基準への適合性審査は長期化しており、具体的な操業開始時期は見通せていない。 中間貯蔵施設は、東京電力と日本原子力発電が出資した会社「リサイクル燃料貯蔵(RFS)」が運営。2社の原発で発生した使用済み燃料を金属容器に入れて外気で冷却しながら同施設内で最長50年間貯蔵した後、使用済み燃料から再利用可能なプルトニウムなどを取り出す再処理工場(青森県六ケ所村)などに移すことになっている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「けいおん!」「涼宮ハルヒの憂鬱」など制作 京都アニメーション(産経新聞)

7/18(木) 12:48配信  京都アニメーションは昭和56年創業で、本社は京都府宇治市。アニメーションの制作やグッズの企画、販売などを手がけている。アニメ映画「響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」や「聲(こえ)の形」「けいおん!」のほか、「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」などの人気アニメを制作している。 作品中に鴨川や有名楽器店など京都を代表する風景が頻繁に登場することで知られ、ファンの間では場所の特定や聖地巡りが人気になっている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

高知県で 約120 ミリ 記録的短時間大雨(tenki.jp)

高知県宿毛市付近では、18日12時20分までの1 時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。 宿毛市付近で猛烈な雨 四国、中国地方から東海では局地的に雨雲が発達しています。高知県宿毛市付近では、18日12時20分までの1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒してください。土砂災害や浸水の危険のある場所にお住まいの方は、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋など、少しでも安全な場所へ移動しましょう。 記録的短時間大雨情報とは 数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した時に、各地の気象台が発表します。 基準は地域ごとに異なります その地域にとって「災害の発生に つながるような、稀にしか観測しない雨量」であることをお知らせするため発表するものです。日本気象協会 本社 日直主任 【関連記事】 Source : 国内…

京都アニメーションで火災、死者複数か 「男がガソリンまいた」との報道も(ねとらぼ)

 京都府宇治市にある、アニメーション会社「京都アニメーション」のスタジオで、7月18日午前10時すぎに火災が発生しました。京都市消防局に確認したところ、正午時点でまだ消火活動は続いており、重軽傷合わせ38人が負傷しているとのことでした。【画像:建物から煙が上がる様子】 通報があったのは午前10時35分で、一部では「男がガソリンのような液体をまいた」との報道も。男の身柄はすでに確保されたとのことです。火災の様子をとらえた写真や動画はTwitterにも多数投稿され、ネット上でも心配する声が多くあがりました。けが人の内訳は、現時点で重傷10人、中等傷10人、軽症18人で、順次救急搬送中。まだ鎮火していないこともあり、今後増える可能性もあります。 同社は「けいおん!」「涼宮ハルヒの憂鬱」「響け! ユーフォニアム」など、人気作品を多数手掛けたアニメーション会社。火災による作品への影響などは現時点では不明です。 18日12時35分追記 報道によると、複数人の死亡が確認されたとのことです。ねとらぼ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

高知県で1時間に約120ミリの猛烈な雨(ウェザーマップ)

 気象庁は、高知県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】高知県 宿毛市付近 約120ミリ(午後0時20分) 湿った空気が流れ込んで折る影響で、高知県は大気の状態が非常に不安定となり局地的に雨雲が発達している。高知県西部では、18日昼過ぎまで低い土地の浸水や河川の増水に警戒が必要だ。 ■記録的短時間大雨情報とは  1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

佐藤慎一五段が上野裕和六段に勝利 午後2時からもう1局/将棋・朝日杯将棋オープン戦一次予選(AbemaTIMES)

 将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月18日に行われ、佐藤慎一五段(36)が上野裕和六段(42)に154手で勝利した。佐藤五段は、午後2時から鈴木大介九段(45)と対戦する。 朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。 過去、佐藤五段の4勝、上野六段の2勝だった顔合わせで、戦型は角換わり腰掛け銀に。最終盤には上野六段が入玉をする混戦になったが、佐藤五段がなんとか寄せ切った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

水道水ごくごく、街、店に給水器じわり 環境に優しく

【動画】水道水をもっと飲もう マイボトル利用でCO2削減呼びかけ=松尾一郎撮影  水道水をもっと飲もうと、無料の給水スポットを設ける取り組みが始まっている。適切に処理されないとプラスチックごみになり得るペットボトルの利用や、それらの輸送などに伴う二酸化炭素排出を減らすのが狙いだ。  6月初めに代々木公園(東京都渋谷区)で開かれた環境省主催の「エコライフ・フェア2019」の一角に、「Refill(リフィル)」(詰め替え)という水滴型のロゴが入った給水器が持ち込まれ、水道とホースでつなげられた。「冷たいお水、無料で飲めますよ」。設置したNPO「水Do!(スイドゥ)ネットワーク」(東京都)の瀬口亮子事務局長らが来場者に呼びかけると、マイボトルへの給水が相次いだ。  「Refill」の水滴ロゴは英国発祥の運動のもの。欧米では水道水を飲もうという運動が盛んだ。例えば、スイス・ジュネーブの水道公社は「ジュネーブ水」を打ち出している。水源地域は世界的ブランドのボトル水と同じで、品質は折り紙付き。繁華街付近や公園に水飲み場が清潔な状態で維持管理されている。  瀬口さんらは、日本の繁華街や観光地に常設の水飲み場が少ないため、特にごみの排出が問題となる大イベントなどで、清潔な給水器を仮設して無料で水をくめる環境が必要だと訴える。「日本の水道水は安全でおいしいのだから、ペットボトルの水を買うのを減らし、環境負荷を減らすべきです」。京都の祇園祭や大阪の天神祭でも、水道に直結するタイプの給水器を持ち込んでアピールする。  取り組みは官民ともに広がりつつある。東京・有楽町の東京国際フォーラムの広場には、冷やされた水道水の給水スポットが常設されている。奈良県生駒市は、協力する飲食店でマイボトルに水道水を無料給水してもらう取り組みを続ける。高級ホテル「ヒルトン名古屋」(名古屋市中区)もウォーターステーションを設け、水道水の無料給水を今年始めた。 マイボトル、手軽に機能的に  水源や水処理技術で地域差はあるが、おおむね日本の水道水は世界的にも高品質とされる。  大都市でも、東京の大部分に水を供給する都水道局の担当者は「安全でおいしいです」と断言する。基本的に原水は川からの取水で、季節により質に変動があるが、2013年までに利根川水系からの取水分は、有機物を分解するオゾン処理や有機物を取り除く生物活性炭吸着処理を組み合わせた高度浄水処理を100%実施した。同局は「東京水」というブランドでアピールしている。大阪市なども高度浄水処理を導入している。  今後の普及には、給水スポットの整備とともにマイボトルの一層の浸透も鍵となりそうだ。  銀座ロフト(東京都中央区)には、約300種類のマイボトル(保冷保温、保冷専用、常温の各種)がそろう。生活雑貨マネジャーの長谷川恭子さんによると、売れ筋は容量120ミリリットルの超小型ステンレスボトル「ポケトル」。ロフト全店で昨年11月から今年5月下旬までに3万5千本売れた。コップ1杯の量で、口幅が広く飲みやすく、小さなバッグやコートのポケットにも入る。ほかにも、浄水機能がついた常温タイプのマイボトルも人気だという。「一度、マイボトルを持ちなれると習慣化しますよ」と長谷川さんは勧める。(松尾一郎) Source : 社会 -…

高校野球をSNSでリポート 元球児ら選手と交流も

 高校野球の試合や練習を追いかけ、ツイッターで発信する熱いファンが愛知県内にいる。学校や保護者らの了承を得て、球児やマネジャーらを励まし、名前つきで彼らの雄姿を残す「優しさ」が特徴だ。厳冬の練習も見守る彼らは、今夏の第101回全国高校野球選手権愛知大会も、各球場で熱戦を見守る。  「最後の夏、悔しさだけが残った。ほかの球児にはこんな思いをしてほしくなくて、見守り始めた」  「HALUHI@愛知高校野球・中学野球」名義で活動する太田陽彦(はるひこ)さん(34)はそう振り返る。  愛知県東部の田原市在住。福江高の球児だったが、2年秋に右手首を痛め、3年夏は愛知大会に出られなかった。「高校野球はつらい思い出だった」  東京に住んでいた約10年前、強豪校の試合をふと見に行くと、球児の姿がみずみずしく見えた。ツイッターで試合の感想を書くと、好評。試合の中継をするようになり、2010年に愛知に戻ってからも続けた。  土日や平日昼はいつでも試合を見られるよう、工場で夜に働く。試合のある日は早朝1~2時間、車を走らせて球場へ。ツイッターでは球児の写真を、名前も聞いて紹介し、フォロワーは約4万2千人に上る。  愛知の高校野球に魅了されて、他県から移り住んだ人もいる。  ツイッターで「@愛知県高校野球◎VICTORY⑧⑨」名義で活動し、約3万9千人のフォロワーを持つ竹岡秀修さん(50)は、長崎県出身。幼少期は毎年夏、兵庫県西宮市の祖母宅に行き、甲子園で選手権大会を見て「愛知の『私学4強』の強さに憧れた」。  西海学園高(長崎県佐世保市)の球児で、3年夏の長崎大会は初戦敗退。卒業後は東海地方の製造会社に就職。豊川市に移り住み、「愛知は私学4強以外の強豪校も強い」と気づいた。  2011年8月からツイッターを始め、時には各校のグラウンドへ行き、練習を見守る。ツイッターに投稿すると、すぐにリツイート(拡散)され、「いいね」も相次ぐ。練習や試合を見に行くと、球児らからあいさつされることも。「厳しさに耐え、心身ともに成長していく姿を見るのが楽しみ」  母校の応援を何年も続けている人もいる。  豊川市の会社員寺村登茂樹さん(23)は、ツイッターで「テムテム」名義で活動しながら、母校の豊橋西の応援団員も務めてきた。野球部員が長らく20人以下だったからだ。初戦敗退が続いていたが、昨夏の東愛知大会初戦はタイブレークの末に勝利。「ひたむきな姿に、勇気づけられた」。今夏も応援に駆けつけ、勝利の校歌を球場で聞いた。  今夏の愛知大会が6月29日に始まり、3人は県内各地の球場へ足を運ぶ。竹岡さんはツイッターで球児やマネジャー、保護者らにエールを送った。  「球児にMGご家族/ここまで、いろんな/葛藤があったに違いない/新時代の夏/みんなが主役/全力で頑張ってください/応援しています/健闘を祈る」(江向彩也夏) Source…

宇宙から電気を送る「究極」の太陽光発電 送電実験進む

 宇宙空間で太陽光発電して地球に送る「宇宙太陽光発電」の実現に向けて、送電技術の実験が進んでいる。昼夜があったり、天候に左右されたりする地上での発電と比べて効率が高いと期待される。「究極」の太陽光発電だ。 30メートル上空のドローンが点灯  兵庫県内にある屋外試験場で5月末、送電実験が行われた。六つのプロペラが回転し、小型ドローンが飛び上がった。地上には卓球台ほどの装置が設置されている。イージス艦に搭載されるレーダー「フェーズド・アレイ」を改造したアンテナで、ドローンの位置を検知し、電気をマイクロ波のビームに変換して送る装置だ。  ドローンが約30メートルの高さまで上昇すると、「送電を開始します」とアナウンスが流れた。ドローンの底部の受電部「レクテナ」に向けてビームが放たれると、受電を示す赤色のLEDが光った。見守っていた技術者らから拍手が起こった。  宇宙空間に太陽光パネルを並べて発電した電気を地上に送る宇宙太陽光発電では、送電技術の確立が必須だ。今回の実験はその基礎的な実験だ。  実験を計画・実施した一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構の鹿志村修本部長は「ビームを制御すれば、70メートルほど先まで送電できる」と話す。  宇宙太陽光発電は1968年に米国のピーター・グレーザー博士が提案した。曇ったり、太陽が沈んだりして発電できる時間が限られる地上と比べて、宇宙空間では約10倍の太陽エネルギーを利用できるという。  宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの構想によると、地上から約3万6千キロ離れた宇宙空間に約5・9平方キロの発電・送電用パネルを並べる。最終的に地上での供給電力は原発1基分に相当する約100万キロワットに達するという。  経済産業省などのロードマップによると2035年ごろに宇宙で実証実験を開始し、45~50年ごろの実現を目指している。 巨大パネル建設、送電制御……壁高く  実現へのハードルは高い。  まず、宇宙空間で巨大構造物を建設する必要がある。JAXAが検討する方式の総重量は約2・7万トン。国際宇宙ステーションの約64倍にあたる。これほど巨大なものを打ち上げて建設した実績はどの国にもない。  また、送電するマイクロ波のビームの制御も難しい。出力が高すぎると、ビームを飛行機や鳥などが横切った場合に影響が出かねない。供給電力を確保するには、ビームの出力を下げて広い範囲に送り、巨大なアンテナで受信する必要がある。  JAXAの構想だと設置する受信アンテナは直径4キロ。ビームがアンテナからずれればロスに直結する。巨大アンテナなら受信は簡単なように思えるが、約3万6千キロ離れた宇宙からの送電だと簡単ではない。ゴルフで4キロ先のカップに直接入れるような難しさがあるという。  JAXAで宇宙太陽光発電を研究する小林秀之研究領域主幹は「巨大な構築物を軌道上でつくり、うまく制御しながら、地上にビームを送るというのは大きな技術課題」と話す。…