Maholo, 10 ans, « coup de tonnerre dans le ciel bleu » du kabuki au Japon

Maholo Terajima, lors d’un cours dans une école de danse de Tokyo, le 17 avril 2023. NICOLAS…

Trevor Bauer set for midweek NPB debut with BayStars

Yokohama – Former Los Angeles Dodgers star Trevor Bauer took part in his first pitching…

「迷子なんです」 公園にパジャマの4歳児、救った女児8人の機転

 まだ肌寒さの残る4月上旬のこと。病気で保育園を休んだ4歳の女の子が、母親が少し家を空けた間に姿を消した。事件・事故に巻き込まれる恐れだけでなく、体調悪化の心配もある危険な状況を救ったのは、小学3年生の女児8人組の機転だった。 新学期最初の登校日だった10日。午前で学校が終わり、稲葉優美佳さん(9)は同級生の友だち7人と、新潟市西区の近所の公園に遊びに出かけた。 午後3時ごろ、水道で靴の汚れを落としているときだった。「うえーん」という泣き声が聞こえ、声のする方に駆け寄った。出入り口付近で、パジャマ姿の女の子がうずくまって泣いていた。裸足で、おなかにカイロを貼っていた。 友だちもみんな集まってきた。「どうしたの?」と尋ねると、女の子は「迷子なの」と心細そうな様子。名前や年齢は言えても、家の場所までは説明できず、近くの駐在所に連れて行くことにした。駐在所はパトロール中で不在だった 駐在所はパトロール中で不在だった。そこをちょうど高齢の女性が通りかかった。とっさに「この子が迷子なんです」と伝えた。女性は公衆電話から110番通報してくれた。 その頃、両親からの届け出を受け、警察が女の子を捜していた。母親が愛犬を散歩させている間に家からいなくなっていたという。女性の110番通報で駆けつけた警察官に保護され、女の子は両親と再会。稲葉さんたちに「ありがとう」とお礼を言ったという。 新潟県警は26日、稲葉さん、中野羽星(るせ)さん、頓所(とんしょ)遙乃(はるの)さん、鈴木佑奈さん、椎野千咲さん、成合(なりあい)彩夏さん、原田栞凪(かんな)さん、小林葵さんの8人に感謝状を贈った。桑山朗・新潟西署長は「大人でも見過ごしてしまうような異変に気づき、心配する気持ちを行動に移してくれた」とたたえた。 稲葉さんは「放っておいたら不審者に連れて行かれてしまうかもしれないと思った」と振り返り、「女の子にけががなくてよかったです」とほほえんだ。(宮坂知樹)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

教え子が継いだ「最後のわしの仕事」 沖縄の本棚に託した2千冊

託されたバトン ヒロシマ・オキナワ 3(全4回) 「いのちをみつめる」。沖縄の戦跡を歩く広島の高校生と大学生のフィールドワークは、広島経済大名誉教授だった故・岡本貞雄さんの思いから始まった。 「大前提として、『戦争』『死』について真剣に考えるということです」 「当時何があったのかを本や資料で学ぶことはできますが、実際にその場所に足を運ぶことでしか感じたり、考えたり出来ないことが必ずあります」 岡本さんは昨年12月に他界したが、自身のゼミのホームページにこう書き残している。 広島学院高教諭の伊藤潤さん(50)が高校生を対象に行う「オキナワを歩くJr.」のもととなったのは、岡本さんが大学生向けに2007年に始めた「オキナワを歩く」だった。■沖縄への旅「ライフワーク」…この記事は有料記事です。残り834文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

飯舘村へ「通い復興」 避難指示の解除進んでも、戻った住民わずか

 福島県飯舘村にある特定復興再生拠点(復興拠点)の避難指示が1日に解除され、約5年前に計画された帰還困難区域の一部解除が県内6町村で完了した。戻った住民はわずかで、解除が進むにつれ厳しい現実が浮かぶ。 避難指示が約12年ぶりに解除された飯舘村長泥(ながどろ)地区。避難した住民の7割ほどが、車で40~50分の福島市に住む。「一時立ち入り」の許可をとっては頻繁に自宅を訪れ、庭の手入れなどを続ける住民が多い。 それでも宅地の周辺や田畑は雑草や樹木で覆われた。復興拠点に認定され、道路や電気、水道などの整備は進んだが、62世帯のうち約50軒が自宅を解体した。 地元の「復興組合」の組合長をしている鴫原清三(しぎはらきよみ)さん(68)は福島市に家族3人で暮らす。長泥の家は解体せず、リフォームにした。 避難指示解除の前日、新しい畳を入れた。「これで寝泊まりはできる。でも、家族もいるので福島市にいる時間のほうが長いだろう」 復興拠点がある福島県の6町村では、登録人口約1万3千人のうち戻ったのは1・2%。ただ、長泥地区の住民のように、避難先から「通い復興」をする人たちは、他の町村にもいる。 浪江町の農家、紺野宏さん(63)は、3月末に解除された同町津島地区と、避難先の同県郡山市を週末に行き来する。帰還できなくなった近所の農地を含め約50ヘクタールの草刈りなどをするためだ。「誰かが戻らないと故郷が消えてしまう」復興拠点の整備 3200億円の大半が除染に 復興拠点から外れた帰還困難…この記事は有料記事です。残り960文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「豊穣の海」にやってくるオスプレイ 振り回されるノリ漁師の無念さ

 長崎、佐賀、福岡、熊本の4県に囲まれた有明海は、「豊穣(ほうじょう)の海」と呼ばれる。 水深が平均で約20メートルしかない浅い海は広大で栄養豊富な干潟を生み、秋から春にかけて、日本一のノリ漁場が広がる。 その漁場に面した佐賀空港の隣に陸上自衛隊の駐屯地をつくり、オスプレイを配備する――。 防衛省のそんな計画が持ち上がったのは、9年前だった。 駐屯地は、かつては海だった干拓地につくられる。農地約30ヘクタールがコンクリートで固められ、ここから排水が海に流れ込めば、栄養塩などの水質が変わり、ノリ漁に影響するのではないか。 防衛省は説得のため、何度か説明会を開いたが、漁師たちの不安と反発の声は尽きなかった。 そんな漁師たちのなかで、駐屯地建設予定地の地権者の一人である古賀初次さん(74)は、反対運動の先頭に立ってきた。 母方の祖父は、ノリ養殖を地元に持ち込んだ先達だ。その誇りを胸に、半世紀にわたりノリ養殖を営み、海の恵みとともに暮らしてきた。 防衛省の説明はどうしても、納得できない。 約250人いる地権者のうち、計画に反対する「有志の会」の代表として「土地は売らない」と言い続けてきた。相次ぐ公共工事、有明の海が変わった… 古賀さんが強く反発し続けた理由の背景にあるのが、漁師としてずっと、国による大型の公共工事に振り回されてきたことだ。 駐屯地の予定地になっている…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

スラムダンクで聖地・能代が盛り上がる 映画効果、目当てはあの高校

 人気漫画「スラムダンク」の映画「THE FIRST SLAM DUNK」が昨年12月に封切りされ、爆発的な人気を集めている。その効果で、秋田県能代市の「能代バスケミュージアム」が盛況だ。お目当ては、映画や漫画に高校バスケットボール界の王者として登場する山王工業のモデルとされる、あの高校らしい。 能代市役所から徒歩数分にあるミュージアムには、男子プロバスケットボールBリーグで活躍する選手の写真やメッセージ、秋田を拠点とするバスケチームのユニホームなどがところ狭しと並ぶ。雑誌「月刊バスケットボール」は創刊号から最新号までそろい、高校バスケなど各種大会のパンフレットやバスケに関する書籍もあり、すべて自由に読むことができる。 目立つのが、1990年代に週刊少年ジャンプで連載された「スラムダンク」に関する展示品と、かつて高校バスケ界に君臨した能代工業に関する資料だ。 「スラムダンク」に登場する湘北高校のユニホームや選手らのパネルが飾られ、全国優勝58回を誇る能代工業(現・能代科学技術)の過去の試合映像や写真、偉業達成までの道のりを記した年表、監督として同校を強豪校に導いた故・加藤廣志氏の功績を振り返るコーナーもある。 能代バスケミュージアムは2012年5月にバスケの街・能代に開館した。その後、20年6月に市中心部の商店街に移転している。 ミュージアムによると、今年1月の入館者数は231人で、昨年同月の69人を大きく上回った。2月は288人(昨年同月130人)、3月は737人(同320人)と、大幅に増えている。その後も増え続けているという。 能代市市民活力推進課・バスケの街づくり推進担当の諸沢駿さんは「映画を見たのがきっかけで訪れてくれる人が多いです」と、注目される理由を話す。 知人らと4月21日に訪れた…この記事は有料記事です。残り955文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

マイナカードで別人の住民票、足立区でも 横浜市で誤交付が判明後に

石平道典2023年5月1日 18時16分 マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで住民票などの交付を受けるサービスで、別人の住民票などが誤って発行されるトラブルが東京都足立区で2件4人分起きていた。同様のトラブルが3月末に横浜市で発覚し、システムを担う富士通Japanが他自治体について調べていた。 足立区と同社が1日、記者会見して発表した。区内のコンビニで3月22日に住民票の写し1件3人分、4月18日に印鑑登録証明書1件1人分、別人のものが交付された。氏名、住所、生年月日などが記されていた。 同社によると、2件以上のコンビニ交付の印刷処理が同時に実行された際、別人のファイルを取得するプログラムになっていたのが原因という。区は1月4日にシステムを導入し、同17日、3月22日、4月18日に計3件のシステムエラーを検知したが、誤交付は確認できなかったという。 横浜でのトラブル後、同社のシステムを使う全国の自治体などの一部でシステムを一時止め、プログラムを修正するなどしていた。足立区のトラブルの一部はその後に起きていた。同社は点検の結果、横浜市や足立区以外で誤交付はなかったとしている。 同社の国分出・ソリューション開発本部長は会見で、「足立区や区民の方に多大な迷惑をおかけした。原因究明と再発防止に取り組んでいきたい」と話した。近藤弥生区長は「区民の電子サービスへの信頼を損なうことになった。他のシステムも含め、運営管理を徹底していく」とのコメントを出した。(石平道典)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

4億3千万円以上被害か カンボジア拠点の詐欺グループを再逮捕

2023年5月1日 18時28分 カンボジアのホテルを拠点とする特殊詐欺グループのメンバーだったとして、警視庁は1日、住居不定、無職の岡本大樹容疑者(38)ら日本人の男19人を詐欺容疑で再逮捕し、発表した。同庁は、このグループによる被害が今年1月までの約10カ月間で少なくとも約75件計4億3千万円に上るとみている。 暴力団対策課によると、19人の逮捕容疑は1月下旬、東京都板橋区に住む70代男性に「有料サイトの未払いの料金がある」などとうその電話をかけ、指定の口座に現金計75万円を振り込ませ、詐取したというもの。同課は、19人がうその電話をかける「かけ子」だったとみている。一部の容疑者は容疑を認めているという。 このグループによる被害とみられる約75件の中には、被害者に現金を日本国内のマンションなどの空き部屋に送らせる方法もあった。同課は、日本国内にも詐取金の受け取り役といったグループの協力者がいたとみて、実態解明を進めている。 19人は別の被害者に対する詐欺容疑で4月にカンボジアから移送、逮捕されていた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

飯舘村の帰還困難区域、一部で避難指示解除 6町村の復興拠点で完了

 東京電力福島第一原発事故で立ち入りが規制されている福島県飯舘村の帰還困難区域のうち、国が除染や復興の対象にした「特定復興再生拠点」(復興拠点)の避難指示が1日、解除された。県内6町村で計画された復興拠点の避難指示解除はこれで完了した。朝日新聞の集計では6町村の復興拠点に戻った人口は計158人で、住民登録者数の1・2%だった。 解除されたのは同村長泥(ながどろ)地区の復興拠点186ヘクタールなど。同拠点には62世帯197人が住民登録するが、解除直前の「準備宿泊」に参加した住民は7人だった。 原発事故の当初、帰還困難区域は放射線量が避難基準の2・5倍超に上昇し、国は「将来にわたり居住を制限する」との方針を決めた。 しかし、放射線量がある程度下がっていることが分かり、政府は2017~18年、帰還困難区域をもつ7市町村のうち6町村の一部を復興拠点と認定し、除染後に避難指示を解除すると決めた。いつ戻れるかわからず解体した家も 復興拠点の面積は帰還困難区…この記事は有料記事です。残り542文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル