天皇陛下、5年目の活動に変化の兆し お声がけや触れ合いの再開は
ヨルダンの国王夫妻と皇太子を見送ると、天皇、皇后両陛下は近くで取材していた報道陣に歩み寄った。 4月11日、皇居・御所の車寄せ。前日までご一家で静養した栃木県の御料牧場での思い出を「生まれたばかりの子牛がいて」「景色も良くて広々として」などと話した。 ヨルダンの報道陣とは声を掛けながら握手も交わした。その様子を見たカメラマンらから次々に手を差し出されると、驚きながらも笑顔で応えて交流した。 こうした報道陣らに近寄ってのお声掛けは、世の中がコロナ禍から平常に戻りつつある中で頻繁にみられるようになってきた。 側近は「少しでもコミュニケーションを取りたいという両陛下のお気持ちだろう。両陛下はメディアの向こう側にいる国民をいつも意識されている」と話す。 天皇陛下の即位から30日で丸4年。5月1日から5年目に入ります。即位後1年も経たずに新型コロナウイルス感染症が流行し、活動が長らく制限されてきましたが、令和の皇室の活動がいよいよ本格化しそうです。新たなもてなしの試みも 新たな試みは会見の場でも見てとれる。 外国の大統領夫妻らとの会見…この記事は有料記事です。残り1816文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル