人気のスパイスを家庭でも ズッキーニと花椒の炒め煮
ごはんラボ ズッキーニと花椒の炒め煮 スパイスを知り、使いこなすヒントを探るシリーズの3回目は花椒(ホアジャオ)。山椒(さんしょう)と同じミカン科の植物で中国山椒とも呼びます。 熟すと赤い果皮がはじけて花のように見えることが名前の由来。しびれるような辛みが特徴で、唐辛子と並んで中国・四川料理に欠かせないスパイスです。日本でも、ここ数年で見かけることが増えました。 コショウ同様、ホールタイプと粉状のものがあり、ホールは長時間加熱しても香りが残りやすいのが特長。最初に多めの油で炒めることで、よい香りを引き立たせます。辛さの中に、かんきつのさわやかさも感じられます。粉タイプは料理の仕上げや、たれの材料向きです。 暑さの残る時期、冷やして味をなじませる、さっぱりしたレシピにしました。野菜、キノコ、肉が一緒にとれて、バランスもよい一品です。味がしみやすいズッキーニを使いましたが、これから旬を迎えるサツマイモ、長芋、カブもよく合います。(栗田優美) ズッキーニと花椒の炒め煮 材料(2人前) 監修:吉田勝彦(中国家庭料理 ジーテン) □ ズッキーニ 2本 □ エリンギ 1/2パック □ 合いびき肉 100g □ 花椒(ホール) 小さじ1 □ 油 大さじ3 □ 塩 ひとつまみ □ 水 200ml □ 酒 大さじ2…