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桜見る会「調査する考えない」 廃棄データの有無で菅官房長官(共同通信)

 菅義偉官房長官は10日の記者会見で「桜を見る会」の招待者名簿を巡り、廃棄された電子データが政府内に残っていないかどうかを改めて調査することはしないと説明した。「紙も電子データも全て削除していると報告を受けており、新たな調査を行うことは考えていない」と述べた。 招待者に関し、安倍晋三首相や自身の推薦枠が確保されていた点について「反省している」と言明。今後、招待基準の明確化や予算規模を見直す考えを重ねて強調し「国民に納得してもらえる形にしたい」と語った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

神奈川の2警官、書類送付 制圧後にブラジル国籍の男性死亡(共同通信)

 神奈川県海老名市の交番で4月、警察官の制圧後にブラジル国籍の男性(39)が死亡した問題で、県警は10日、業務上過失致死の疑いで調べた交番勤務だった男性巡査(22)と男性巡査部長(41)の捜査結果を横浜地検に書類送付した。いずれも刑事責任は問えないとして起訴を求めないとの意見を付けた。 県警によると、4月7日未明、警察官に暴行するなどした男性を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した際、計5人の警察官が2、3人ずつ交代で上半身と両脚を押さえた。約10分後、男性は容体が急変し、病院に運ばれたが胸部圧迫による窒息で死亡した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

宮内庁長官に西村氏 警察庁出身(産経新聞)

 宮内庁の山本信一郎長官(69)が退任し、西村泰彦次長(64)が昇格する人事が10日の閣議で決まった。後任の次長には元総務省審議官の池田憲治氏(58)が就任する。いずれも17日付。 西村氏は東大卒で、昭和54年に警察庁に入庁。警察庁警備局長や警視総監、内閣危機管理監などを経て、平成28年9月に宮内庁次長に就任した。 山本氏は内閣府事務次官、宮内庁次長を経て28年9月、宮内庁長官に就任。上皇さまの譲位に伴う一連の皇位継承関連儀式を取り仕切った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ノーベル賞’19 「ノーベルチョコ」に本家論争 博物館か、市庁舎か(産経新聞)

 ノーベル賞受賞者に授与されるメダルをかたどったチョコレートは、観光客だけでなく受賞者にもお土産として人気だ。ノーベル博物館内の売店で販売されているが、晩(ばん)餐(さん)会が行われるストックホルム市庁舎でも同様のメダルチョコレートが売られている。どちらが「本家」なのか。 博物館に並ぶのは、創設者アルフレド・ノーベルの横顔が浮かぶ金色の紙で包まれたチョコ。直径約5・5センチと実際のメダル(約6・5センチ)より一回り小さいが、色も形もそっくりだ。1枚15スウェーデンクローナ(約170円)で、年間約50万個が売れる。 6日、同館を訪れた吉野彰さんは2千個を購入。山中伸弥さんが千個、本(ほん)庶(じょ)佑(たすく)さんが1500個を購入するなど、歴代受賞者も「爆買い」する人気ぶりだ。 一方、市庁舎の売店にも、同様のメダルチョコが並ぶ。金色の包み紙に描かれるのは、重厚な赤レンガ造りの塔が特徴的な市庁舎だ。大きさは博物館で売られているチョコと変わらないが、1枚10スウェーデンクローナ(約115円)で甘みのあるミルクチョコ。カカオ70%で苦味が特徴の博物館のチョコとは異なる。 博物館の担当者は「ストックホルムでノーベルの肖像画が描かれたチョコが買えるのはここだけ」と本家ぶりをアピール。市庁舎の担当者は「博物館のチョコには及ばないかもしれないが、ノーベル賞の雰囲気が味わえる市庁舎を訪れた際には記念に買って」と話している。(ストックホルム 桑村大) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

野党、桜見る会の追及続行 国会閉会翌日に街頭演説(共同通信)

 野党の「桜を見る会」に関する追及本部メンバーは10日、東京・有楽町で街頭演説を行った。臨時国会が9日に閉幕した後も、安倍晋三首相らを引き続き追及する姿勢をアピール。来年1月召集の通常国会での論戦につなげる狙いがある。 追及本部の本部長を務める立憲民主党の福山哲郎幹事長のほか、共産党の小池晃書記局長、社民党の福島瑞穂副党首らが参加する。野党は臨時国会について「首相隠しの国会だった」(立民の安住淳国対委員長)と与党対応を批判している。 国会内で追及本部会合も開催。ジャパンライフ元会長が招待されていた疑惑に関し、内閣府などの担当者に事実関係をただした。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

NHK会長、土壇場の交代劇 総務相の異例措置が影響

 NHKの次期会長に、みずほフィナンシャルグループ(FG)元会長の前田晃伸氏が選ばれた。直前まで現職の上田良一会長の続投を求める声もあったが、かんぽ報道の厳重注意問題に見舞われるなど、土壇場で足をすくわれ、再任とはならなかった。  石原進・NHK経営委員長によると、9日にあった経営委の会長指名部会では、前田氏のほかにも複数の候補が挙がり、その中に上田会長の名もあった。だが投票で絞りこむ過程で外れ、最終的に前田氏が全会一致で選ばれたという。  上田会長の名はなぜ消えたのか。石原委員長は、投票前の議論で、委員の一部から「よくやっていただいているが、ガバナンスの問題や、経費の見直しなどについて問題があるのではないか」という意見もあったと明らかにした。  経営委員全員をメンバーとする会長の指名部会が発足したのは7月。当初は「上田会長が続投するのでは」(NHK関係者)との声が根強くあった。  上田会長自身、番組を放送と同時に常にネット配信する「常時同時配信」の実現に奔走。肥大化を懸念する民放や総務省の理解を得るため、受信料収入の実質4・5%分の値下げや、技術系子会社の統合などの経営改革も推進。今年5月には常時配信ができる放送法改正にこぎつけた。「上田さん以上の方を探す方が大変」(経営委員)と手腕を評価する声が大勢だった。  ところが9月以降、逆風に見舞われる。昨年、かんぽ生命保険の不正販売を報じた「クローズアップ現代+」を巡り、経営委が上田会長をガバナンス名目で厳重注意し、上田会長が郵政側に事実上の謝罪文書を送付する事態に追い込まれていたことが発覚した。  さらに11月には、常時配信に向けてNHKが認可申請していたネット業務に関する実施基準の改定案も、9月に総務相に返り咲いた高市早苗氏が異例の再検討を要請。上田会長が推し進めてきた「業務のスリム化/受信料値下げ/ガバナンス強化」の「三位一体改革」の不十分さも指摘された。  石原委員長は会見で、指名部会… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

低酸素トレーニング手軽に ジム参入のアシックスの狙い

 高地トレーニングといえば、かつては登山家かマラソン選手のための特訓だった。低酸素状態を利用し、心肺機能と持久力を向上させる――。そのノウハウを洗練させ、手軽に利用できるようにした低酸素トレーニングジムが増えている。月1ゴルファーの記者もアシックスが運営するジムで体験してみた。低酸素で体を動かすとどうなるのか。そして総合スポーツ用品メーカーがジム運営に乗り出した狙いは――。 「富士山七~八合目」で運動  アシックス(本社・神戸市)が東京・豊洲にオープンさせた施設は、トレーニングスペースだけで約3千平方メートル。酸素濃度(平地で約21%)を部屋ごとに変えられ、標高4千メートル相当の約13%に設定することもできる。  30分ほどトレーニングを体験してみた。標高2860メートル相当の酸素濃度15・1%に設定された部屋を選んだ。富士山の七~八合目あたりだろうか。  トレーナーと話しているだけで、指先につけた「パルスオキシメーター」で測定される血液中の酸素飽和度は下がっていく。息苦しさはまだ感じない。  トレッドミル(ランニングマシン)で歩きだすと、部屋に入った直後に95~96%だった酸素飽和度(血液中の酸素量を示す値)が85%くらいまで下がる。トレーナーに促され深呼吸をすると数値が少し上がる。走り出すと、息が切れるのがいつもより早い感じだ。  バーベルを使ったスクワットやデッドリフトなどでは、少しだけ力が出にくいかなという印象だった。  富士山で高山病になり、チベット旅行ではインフルエンザのような頭痛に悩まされていただけに、「低酸素」には身構えていた。結果は、拍子抜けするほど通常のトレーニングと変わらなかった。  ただ、不思議だったのが、トレ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

シャチにもあった「おばあさん効果」 孫の生存率に影響

 繁殖年齢を過ぎた「おばあさん」シャチが、孫の生存率を上げるのに貢献しているとの解析結果を、英国とカナダの研究チームが9日付で発表した。ヒトでは閉経後の女性が長生きして孫の子育てに一定の貢献をするのは「おばあさん効果」として知られているが、チームは「ヒト以外の動物で見つかったのは初めて」としている。  シャチは歯を持つクジラの一種で、母親を中心にした群れで生活する。雌は40歳前後で繁殖を終えるが、その後も15年ほど生き、群れで余生を過ごす。中でも米ワシントン州やカナダのブリティッシュコロンビア州などの沖で暮らす群れは40年以上にわたって継続観察され、貴重な研究対象になっている。  チームは、これらの群れにいる孫世代の378匹の生存状況と、母方の祖母が群れにいるかどうかの関係を解析。その結果、祖母が死ぬと2年ほどで孫の生存率が急激に落ちていた。特に、自分は子育てをしない閉経後の祖母が死んだ場合や、エサのキングサーモンが少ない時期にこうした傾向が強く表れたという。  閉経した祖母は自分の子の授乳… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

吉野氏のノーベル賞を受賞を記念してリチウムイオン二次電池を庁舎で紹介 特許庁(レスポンス)

特許庁は、2019年ノーベル賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰氏とリチウムイオン二次電池に関する企画展示「リチウムイオン二次電池の発明が拓いた社会(吉野氏ノーベル賞受賞記念)」を東京都千代田区の特許庁庁舎1階で12月9日から開始した。[関連写真]リチウムイオン二次電池の模型や、それを使用した「はやぶさ2」、電動二輪車、ドローン、電動立ち乗り二輪車、カメラ、携帯ゲーム機、タブレットを展示する。パネルではリチウムイオン二次電池が使われている製品を紹介するとともに、吉野氏の発明とリチウムイオン二次電池の普及、リチウムイオン二次電池の仕組むを紹介する。ノーベル賞受賞には、基礎研究のほか、実用化・商業化に向けた研究が含まれることも増えている。2019年ノーベル賞を受賞した吉野氏は、自身の受賞が「特許」がきっかけとなったと講演で言及している。特許庁では、この機会を捉え、リチウムイオン二次電池の普及が、人々の生活にどのような影響を与えているかを示すとともに、「ノーベル賞と特許」の関連や特許が、その後の産業発達にどのように寄与しているかについて紹介する。開催期間は13日までで、パネルは2020年1月31日まで展示する。《レスポンス レスポンス編集部》 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

保育士、乱暴に滑らせ起こす 昼寝の子のベッド傾け…「危険」北九州市が改善指導へ(西日本新聞)

 北九州市小倉南区の認可保育所で複数の保育士が昼寝している子どもを無理やり起こすため、簡易ベッドを斜めに傾けて滑り下ろす行為を繰り返していたことがわかった。市は児童福祉法に基づいて5日に立ち入り調査し、「危険性があり不適切だ」と口頭注意した。市は今後、同法に基づく改善指導をする方針。市関係者は「自分の子どもをこんな方法で起こす親はいないはずだ。子どもがけがをする可能性がある」と問題視している。 認可保育所は社会福祉法人正勇会(同市小倉北区)が運営する「曽根ソレイユ保育園」。市はこの行為が園児にけがをさせる危険性があるとみて、経緯や再発防止策を今週中に報告するよう求めている。 同保育所では3歳以上の約60人が2階ホールでプラスチック製の簡易ベッドを使って昼寝している。複数の関係者によると、市が立ち入り調査する前の 約1カ月間だけで、傾けて起こす事例が17件確認されている。ある保護者は西日本新聞の取材に「『下ろされて泣いた友達もいる』と子どもから聞いた」と話した。 市によると、同保育所は2017年3月に開所したばかりで人気が高く、定員70人を上回る約120人を受け入れている。定員に対する入所率は市内で最高レベルだという。市議会関係者は「違法状態ではないが、ほかの保育所と比べて、保育士の経験年数が不足しているのは否めないのではないか」と指摘する。 正勇会は取材に、事実関係を認めた上で「けがをした子はいなかったが、危険な行為だった。一部喜ぶ子どももいて日常的に1年ほど続いていた可能性がある。再発防止を徹底したい」と話している。同法人の聞き取りでは4人の保育士が同様の行為をしていたことを確認したという。(竹次稔、東祐一郎) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース