ニュース

【写真まとめ】天皇、皇后両陛下、帰国へ インドネシア訪問の7日間

2023年6月23日 15時00分 17日からインドネシアを訪問していた天皇、皇后両陛下は23日、首都ジャカルタ近郊のスカルノ・ハッタ国際空港から帰国します。 両陛下は19日にジャカルタ近郊のボゴール宮殿で行われた歓迎行事に出席。ジョコ大統領が運転するカートで植物園を巡る場面もありました。 20日にはカリバタ英雄墓地で英霊碑に供花。日本への留学経験者らが創設したダルマ・プルサダ大学などを訪問し、学生らと交流しました。 21日には天皇陛下がジャワ島中部のジョクジャカルタに入り、王宮を訪問。22日には世界遺産の仏教遺跡「ボロブドゥール寺院」を視察しました。 インドネシア訪問の様子を写真で振り返ります。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

【写真まとめ】上野の仲良し双子パンダが2歳の誕生日、成長の記録も

朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written…

ベランダから何度も「助けて」、死亡した6歳児か 住民が5月に目撃

宮島昌英 西晃奈 戸田敬和2023年6月23日 15時38分 神戸市西区の草むらで22日、近くに住む穂坂修(なお)君(6)の遺体が見つかった事件。容疑者らの自宅では、修君とみられる男の子がベランダで「助けて」と泣き叫ぶ姿が近隣住民に目撃されていた。 近くの会社で働く男性(25)は5月の日中、容疑者宅の2階ベランダで、男の子が泣きながら何度も「助けて」と叫ぶのを見たという。ちょうど、保育士らしき人が来て対応していたという。この家からは夜間、男性の怒鳴り声も頻繁に聞こえていたといい、「ここ数日は子どもの泣き声が消えて、おかしいなと思っていた」と話す。 近所に住む女性(74)も3月ごろ、ベランダにいる男の子から「出られないねん」と声をかけられたという。「よく『おばちゃん』とあいさつしてくれる子だった。もっと早く異変に気づけばよかった」 修君と保育園で同学年の子どもがいるという女性(30)は運動会で、母親が「修君、がんばれ」と声をかけ、写真を撮る姿を見たという。「普通の親子でした。なんでこんなことになってしまったのか」と話した。(宮島昌英、西晃奈、戸田敬和)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

きょうだい4人で母親を押し入れに監禁か 6歳男児死亡との関連捜査

 同居する母親(57)を監禁し、けがを負わせたとして、兵庫県警は22日、神戸市西区に住むきょうだい4人を監禁と傷害容疑で逮捕した。母親は約3カ月間、数十回にわたり自宅の押し入れに監禁されていた疑いがあることが県警への取材でわかった。 自宅近くの草むらでは母親の長女・穂坂沙喜容疑者(34)の長男修(なお)君(6)の遺体が見つかった。県警は23日に遺体を司法解剖して死因を調べるとともに、4人が修君の死亡について何らかの事情を知っている可能性もあるとみて、慎重に捜査を進めている。 捜査1課によると、他に逮捕されたのは、次男の大地(32)、双子で次女の朝美(30)と三女の朝華(30)の3容疑者。 4人は3~6月ごろ、神戸市西区玉津町居住(いすみ)の自宅内で母親を監禁し、6月19日ごろに背中を鉄パイプで殴るなどしてけがをさせた疑いがある。県警は4人の認否を明らかにしていない。 家族は修君を含め6人暮らし…この記事は有料記事です。残り225文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

社内から「違法」指摘、前社長は聞き入れず 「抱き合わせ融資」事件

大山稜2023年6月23日 12時26分 東証スタンダード上場の不動産会社「リベレステ」(埼玉県)の前社長らが、違法な高利貸をしたとして警視庁に出資法違反容疑で逮捕された事件で、前社長が社内の担当者から「違法になる」と指摘を受けていたことがわかった。警視庁は前社長が指摘を聞き入れず、価値が低い不動産の高額販売と融資を組み合わせる「抱き合わせ融資」をしたとみている。 捜査関係者によると、同社の貸金業務担当の男性(59)=同県越谷市=は2012年10月ごろ、社長だった河合純二容疑者(74)から抱き合わせ融資について相談された。男性は「不動産の販売額も利息になるので違法な高金利になる」と進言したが、河合容疑者は融資を始めたという。 男性は同庁生活経済課の任意聴取に、「他社から転職した弱い立場で従わざるを得ず、違法融資に加担した」という趣旨の説明をしたという。同課は23日、この男性を出資法違反の容疑で書類送検し、発表した。容疑を認めているという。 男性の送検容疑は、河合容疑者らと共謀し、東京都渋谷区の不動産会社など2社に、相場より高額で不動産を購入させることを条件に計7億6千万円を貸し付け、18年9月~19年8月に約3107万円の違法な利息を受け取ったというもの。(大山稜)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「落ちたー!」防波堤に響いた叫び声 力を合わせた6人の釣り人たち

 日曜夕方、10人ほどが散らばって釣りを楽しむ防波堤に女性の叫び声が響いた。「落ちたー!」。海中に転落した男性を救出しようと、近くにいた当時70代の男性3人が動き、40、50代の男性3人も加勢した。 5月14日午後4時半ごろ、愛媛県伊方町亀浦の漁港。防波堤の上で釣りをしていた男性(74)=西予市=が突然、約4メートル下の海中に転落した。一緒にいた妻が大声で周りに知らせた。男性は妻が差し出した釣りざおをつかんだが、体が思うように動かない。潮は沖へ流れていた。 近くにいた松山市の奥出浩敏さん(80=当時79)、山本孝行さん(74)、大西正司さん(79)の3人は、釣り仲間でこの防波堤の常連だ。 奥出さんがたも網を男性に差し出し、釣りざおから持ち替えさせた。たも網を操って男性を防波堤の海側に積み上げられた波消しブロックの山に寄せた。 山本さんと大西さんは、波消しブロックの山の裾野へ下りた。大西さんがたも網をつかみ、「大丈夫よ、大丈夫よ」と何回も呼びかけた。 少し離れた場所で糸を垂れていた、西条市の磯野充さん(57)、今治市の木村正臣さん(46)、東温市の篠原北斗さん(45)の3人も駆けつけ、裾野にいる大西さんと山本さんと合流した。 海中の男性は意識ははっきりしていて会話もできるが、全身に力が入らない状態。裾野の5人も波消しブロックが足場で力を出せない。男性は大柄で衣服に海水がしみ込み、かなり重い。それでも5人で力を合わせて裾野に引き揚げた。 男性の脇の後ろから手を入れて右腕を篠原さん、左腕を磯野さん、男性の両足と腰を山本さん、大西さん、木村さんが持ち、山頂の防波堤の上をめざした。 各自が足場をしっかりと定めた後、「せーの」のかけ声に合わせて、男性を持ち上げ、上の段に座らせる。この手順を3、4回繰り返し、頂上まで運び切った。男性は病院に搬送され、無事だった。 松山海上保安部は6人に感謝状を贈った。6月3日にあった贈呈式で、大西さんは「この人らあがおったけん、揚げられたんよ。年寄りばっかりやったら……」と40代、50代の3人をたたえた。木村さんは「人生の先輩方が落ち着いていろいろ言ってくれ、僕も冷静でおれたんやと思う」と感謝した。(中川壮)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「あと2時間で停電」 電力会社装う不審電話相次ぐ 高松総局にも

 今月20日午前10時すぎ、朝日新聞高松総局に不審な電話がかかってきた。ナンバーディスプレーには120から始まる12桁の番号が表示されていた。 スタッフが電話をとると、「お客様の電気料金は未払いのため、あと2時間で電気が停止します」という自動音声が流れた。畳みかけるように、電話機の「1」のキーを押すよう指示された。「怪しい」と思ったスタッフは、そこで電話を切った。 同様の電話は、翌日の21日にも2度かかってきた。自動音声が流れてしばらく経つと、実在の一般社団法人を名乗るオペレーターに切り替わった。スタッフが新聞社だと伝えると、電話は突然切れた。 香川県警生活安全企画課によると、こうした不審な電話がかかり個人情報を聞き出されそうになったという相談が、今月に入り10件以上あったという。 手口はこうだ。まず「電気が止まる」といった、不安をあおる趣旨の自動音声が流れる。続いて、電力会社の関係者を名乗る人物が氏名や住所を聞き出そうとする。現時点で、金銭的な被害は確認されていないが、うっかり個人情報を伝えた場合、悪用される可能性があるという。 四国電力が6月1日に家庭向け規制料金を値上げしたことに乗じたと思われる不審な電話も相次いでいるという。 県警には値上げ後の2週間で、四電やその関連会社を装った不審な電話に関する相談が5件寄せられた。「電気料金が安くなる」「割引になる」といった「お得な話」を持ちかけて、家族構成や財産について聞き出そうとしたといった内容だった。「割引になるか確認に行きます」と言って住所を聞き出そうとしたケースもあったという。 四国電力の広報担当によると、同社は停電に伴う工事をする場合や、顧客からの電話に折り返し連絡する場合などを除いて、顧客に電話をかけることはない。自動音声を使った電話をかけることもないという。 県警生活安全企画課の担当者は「不審だと感じたら電話を切り、周囲の人や警察に相談してほしい。個人情報は絶対に伝えないで」と注意喚起している。(内海日和)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

足立区の市民団体、募金で「非戦」憲法9条のプレートを世界に贈呈へ

 東京都足立区内に憲法9条を彫り込んだ碑を設置した市民団体が、9条を多言語に翻訳したプレートを作成し、各国の平和団体に配る「『九条』を世界に贈るプロジェクト」に取り組む。22日に同区千住で発表した。 「『九条の碑』を建立する会」が昨年6月、足立区柳原の病院近接地に設けた球状の碑は問い合わせが相次ぎ、30~40団体が見学に来たという。 建立する会は「岸田政権はウクライナ戦争を口実に軍拡と戦争への道を進めている。武力ではなく平和外交の努力をすべきだ。9条の非戦の誓いを広め、世界の人々と連帯したい」と、プロジェクトを発足させた。 プレートは45センチ四方で…この記事は有料記事です。残り144文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「琉球人お断り」の時代乗り越え 大阪「リトル沖縄」に生きた3世代

【動画】人気サッカー漫画「ブルーロック」原作者の金城宗幸さんが、祖母の経験した沖縄戦を描いていた 大阪市南西部の大正区。JR大阪駅から電車で10分ほどの地域には、数多くの沖縄料理店や物産店が点在している。住民の4人に1人が沖縄にルーツをもつとされ、「リトル沖縄」と呼ばれるゆえんだ。 週刊少年マガジン(講談社)で連載中の人気サッカー漫画「ブルーロック」の原作者、金城宗幸さん(35)は、ここで生まれ育った。父の宗和さん(65)は今も大正で暮らし、地域に残る沖縄関連の場所を案内する活動を続けている。 「沖縄慰霊の日」(6月23日)を前にした6月上旬、宗和さんと一緒に大正の「沖縄」を歩いた。「ソテツ地獄」で沖縄を追われ、大阪でも… 家の門柱に置かれたシーサー、商店街で流れる沖縄の歌謡曲、沖縄の名字の表札……。大正区中心部の平尾地区には沖縄ルーツの住民が区内でも多く集まっているといい、沖縄の雰囲気が色濃く表れている。アーケード型の「平尾本通商店街(サンクス平尾)」には沖縄関連の店が並び、周辺地域では沖縄空手や舞踊、三線(さんしん)、エイサーなど伝統芸能を受け継ぐ活動も盛んだ。 大正区北部の三軒家公園には、「近代紡績工業発祥の地」と記された石碑があった。大正では1883年、当時の大阪紡績(現・東洋紡)が工場の操業を開始し、働き手を募集。沖縄出身者が集まるきっかけの一つになったと言われている。金城さんの祖母・幸子さんもその一人で、沖縄から大正界隈(かいわい)に移り住み、紡績工場で働いた。 大正区内を見渡せるのが、地下鉄の掘削工事で出た土砂などを積み上げて生まれた「昭和山」だ。山のふもとに、ソテツが生い茂っていた。 「ソテツには毒があり、沖縄では飢えて口にしてしまい、亡くなった人もいました」と宗和さん。沖縄では1920年代、黒糖価格の暴落などで、ソテツを食べざるを得ないほどの不況「ソテツ地獄」に見舞われた。数多くの人たちが海を渡り、沖縄を離れるきっかけの一つになったとされる。仕事や家探しで差別、「沖縄的なこと」隠す生活 だが、移り住んだ先の大正区では戦後になっても沖縄出身者は苦しい生活を強いられた。朝日新聞ポッドキャストでは大正区での取材に同行し、沖縄戦や沖縄移民の歴史を語り継ぐ父・宗和さんの思いを収録しました。記事中盤の音声プレーヤーで聞くことができます。 宗和さんが育った小林地区(…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

仲岡しゅん弁護士寄稿 トランスジェンダー「モンスター」という偏見

私の視点 仲岡しゅん弁護士 トランスジェンダーに対する差別や偏見をあおる動きは、ここ数年の間に急速に広まっている。トランス差別をあおる団体は複数存在しており、積極的にロビイング活動を行うなど、政治やマスメディアに対しても徐々に影響を及ぼし始めている。 そうした団体の主な主張の一つは、トランスジェンダーなどという存在を認めると、女性用のトイレや浴場などに、「自分は女だ」とかたった犯罪目的の男性が入れるようになってしまう、というものだ。 たしかに、そうした場に悪意ある男性が入ってくるというのは、少なからずの女性からすれば懸念を抱かざるを得ない事態だろう。これは、トランスジェンダーの実情を知らない人たちからすると一定の説得力があるらしく、インターネット上でこうした投稿があふれかえり、トランスジェンダー脅威論とも言うべき差別扇動が繰り広げられている。 しかし、冷静になっていただきたい。ある男性が、「自分は女だ」と言いさえすれば、直ちにあらゆる女性用の場を使えるかのような想定が、そもそも日本の法律実務からすれば荒唐無稽なものでしかない。 トランスジェンダーの「トラ…この記事は有料記事です。残り573文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Think Gender男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[もっと見る]Source : 社会 - 朝日新聞デジタル