ニュース

丘陵染めるピンクのじゅうたん 兵庫・三田でシバザクラ見頃

 兵庫県三田市永沢寺の観光庭園「花のじゅうたん」で、シバザクラが見頃を迎えている。濃淡ある様々なピンクや白、赤、紫など約50品種が咲き、約6千平方メートルの丘陵地を染めている。 同園によると、今年は開花が例年より1週間ほど早い。4月末まで楽しめるという。 開園は午前8時~午後5時(土日祝日は午後6時まで)。入園料は中学生以上600円、小学生300円。問い合わせは同園(079・566・0446)。(小川智)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 #KANSAI近畿の魅力を再発見する新企画。社会・経済から文化・スポーツまで、地元愛あふれるコンテンツをお届けします。[もっと見る]Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「夫源病」という言葉を使わない理由 定年後に必要な夫婦の自己変革

 「夫が定年を迎えたことをきっかけに体調を崩してしまう女性は少なくない」。1995年から大阪でのべ1万人以上の女性たちの悩みに接してきたフェミニストカウンセラーの加藤伊都子さんは言います。「これまでの関係のひずみが退職後に凝縮して現れる」と話す加藤さんに、夫婦へのアドバイスを聞きました。妻からのケア、サービスに無自覚な男性 夫の定年後、心身の調子を崩す妻たちに接してきました。血圧や肝臓の数値が悪化したり、自己免疫疾患を患ったりと身体に不調が出る人もいれば、うつ症状や「夫は自分を追い出そうとしている」といった被害妄想に陥る人もいます。 この世代は、夫が外で働き、妻は主婦として家を切り盛りしてきた夫婦が多い。資産形成、大きな買い物、子どもの進路などの最終決定権は夫が握りがちで、妻に向かって「世間知らず」「稼いでいない」といった言葉を浴びせ、対等なパートナーシップを確立できずにきたケースが少なくありません。 自己肯定感が低かったり、お金を自由にできなかったり。脆弱(ぜいじゃく)な立場に置かれてきた妻には、定年を迎えて家にいる夫の存在がストレスなのです。夫に常に監視されているように感じる人もいます。 故・石蔵文信医師が、夫のせいで女性の体調が悪化するとして「夫源病(ふげんびょう)」を唱え、2010年代には熟年離婚の原因として報じられるようになりました。 夫の定年退職を機にきしむ夫婦関係を加藤さんは長年みてきました。抜け出すためには、妻は、夫はどうしたらよいのでしょうか。 夫源病はあるかないかと問われたら、「ある」というのが私の考えです。 ですが、私自身はその言葉を…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

WBCチケットを高額転売容疑 男女2人「ダル出場で相場上がった」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のチケットを高額転売したとして、警視庁は、無職の男(25)=東京都世田谷区=と会社員の女(24)=新宿区=をチケット不正転売禁止法違反容疑で逮捕し、21日発表した。同庁は、2人が昨年10~11月にWBCのチケット121枚を52人に販売し、181万円の利益を得たとみている。 生活安全特別捜査隊によると、2人は東京ドームで3月に開催されたWBC1次リーグの日本戦チケット計5枚(定価計3万2千円)を、昨年11月にいずれも都内の40代女性と30代男性に計13万円でネットサイトを介して転売した疑いがある。転売価格は定価の約3~5倍だった。 2人は容疑を認め、「WBCの出場選手が明らかになるまではチケットは入手しやすかった。ダルビッシュ有選手ら知名度の高い選手の出場報道があり、上がった相場に合わせて転売した」などと説明。昨年2月以降、WBC関連を含むプロ野球のチケット計1178枚を504人に転売していたという。2人は交際関係にあり、転売で得た利益を全国のプロ野球の試合観戦にかかる費用に使っていた、とも話しているという。(御船紗子)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

2050年、あなたのまちが安全で豊かになる? 市町村別の点数公表

 これから土地の使い方を見直していけば、2050年にはどれだけ安全で、自然の恵みが豊かなまちになるか。全国の市区町村ごとに分析した結果を総合地球環境学研究所(京都市)が公表した。 「このままの将来」と「改善した将来」のそれぞれのシナリオを市区町村ごとに点数化。ウェブサイト上の地図に色分け表示し、全国での位置づけもチャートで示した。 例えば京都市の場合、10年時点の「自然の恵みの豊かさ」は29、「災害からの安全度」は91。 それが50年になると、「このままの将来」では点数が変わらないが、「改善した将来」だと、それぞれ30と93に上がる。 詳しいデータを見ると、土砂災害に対する「安全人口割合」や、「水辺へのアクセス性」「洪水調節量」などが高まっていることがわかる。 地図を次々クリックしていけば、自分の住む街がほかと比べてどんな特徴があるかを比べることも可能だ。 この地図は、人口減が進むなか、地域の未来の姿を考えるための情報を提供する目的で作られた。「人口減はネガティブな面が指摘されがちだが、ポジティブな面もある」と研究プロジェクトの吉田丈人東京大教授(地球研客員教授)は言う。 「日本の歴史上初めて、人口…この記事は有料記事です。残り980文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

家族がコロナ濃厚接触者とウソ、特別休暇を取得 30代巡査長を処分

蜷川大介2023年4月21日 8時10分 家族が新型コロナの濃厚接触者になったとウソをついて特別休暇を不正取得したなどとして、高知県警は20日、県警本部に勤める30代の巡査長を戒告の懲戒処分にしたと発表した。巡査長は同日、依願退職した。 県警によると、巡査長は2018年6月から22年8月にかけて「家族が熱を出した」「家族が新型コロナの濃厚接触者になった」などと申告し、看護休暇などを15回にわたり計24日余り不正に取得した。同月にあらためて「家族が濃厚接触者になった」という理由で休暇を取得しようとし、上司が詳しく事情を聴くうちに不正が発覚したという。(蜷川大介)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

乗用車がバイクと自転車に追突、男性2人死亡 大阪府豊中市の市道上

2023年4月21日 8時42分 大阪府豊中市原田南2丁目の市道で20日午後11時40分ごろ、乗用車がバイクと自転車に追突し、バイクと自転車に乗っていた男性計2人が病院に搬送されたが、ともに死亡した。 府警は乗用車を運転していた大阪市西淀川区中島1丁目の自称飲食店アルバイト、植原惇容疑者(21)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。容疑を過失運転致死に切り替えて調べる。「間違いありません。気付くのが遅れてしまいました」と容疑を認めているという。 豊中南署によると、現場は片側1車線で、緩やかなカーブ。バイクと自転車は並走していたといい、署が死亡した男性2人の身元を調べている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

タクシーのドアで自転車転倒 死亡事故起こしたとして運転手書類送検

山口啓太2023年4月21日 5時00分 東京都目黒区で2月、自転車の60代男性が開いたタクシーのドアにぶつかって転倒し、後続の路線バスにはねられて死亡する事故があり、警視庁が、タクシー運転手の男性(30)とバス運転手の男性(49)の2人を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いで書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。 事故は2月17日午後6時55分ごろ、目黒区下目黒の目黒通りで発生した。自転車の男性が路肩に停車中のタクシーを右側から追い越そうとした際に運転席側のドアが突然開き、ぶつかって転倒。後続の路線バスにはねられて死亡した。タクシーの運転手は客の荷物をトランクに載せるために外に出ようとドアを開けたという。 警視庁は、タクシーの運転手はドアを開けたことで死亡事故を引き起こし、バスの運転手については事故を予測できたと判断したという。(山口啓太)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

襲撃事件当日の朝、自宅そばのカメラに姿? バスで駅へ、大阪経由か

2023年4月21日 6時00分 和歌山市の選挙演説会場で岸田文雄首相の近くに爆発物が投げ込まれた事件で、兵庫県川西市の無職木村隆二容疑者(24)=威力業務妨害容疑で逮捕=の自宅そばの防犯カメラに、事件当日の朝、木村容疑者とよく似た人物が映っていたことが近隣住民への取材で分かった。和歌山県警もこの映像を把握しており、容疑者が演説会場への経路を事前に調べた上で、自宅からバスで近くの駅に向かい、大阪経由で和歌山市に入ったとみている。 近隣住民によると、防犯カメラには、15日午前7時50分ごろ、黒い傘をさして歩く男が映っていた。傘で顔は隠れていたが、グレーのリュックを背負い、ベージュっぽい長ズボンと白いストライプが入った黒いスニーカーをはいていた。事件現場で取り押さえられた時の木村容疑者の服装と酷似していたという。 この住民は容疑者の母親と親しく、カメラの人物が木村容疑者だと思ったという。カメラの男は、近くにあるバス停に向かっていたとみられるという。 木村容疑者の自宅そばには、阪急川西能勢口駅とJR川西池田駅行きのバス停がある。容疑者は午前8時前後のバスに乗った可能性が高い。いずれかの駅から和歌山市に向かうには、大阪梅田駅やJR大阪駅で電車を乗り継ぎ、南海本線を使うルートなどがある。 捜査関係者によると、午前10時ごろ、木村容疑者とみられる男が南海電鉄和歌山市駅の改札を出る姿が防犯カメラに映っていた。容疑者は同37分ごろ、駅から演説会場の雑賀崎(さいかざき)漁港近くに向かうバスに乗車したとみられる。同11時17~18分ごろには、会場近くの複数の防犯カメラが容疑者とみられる男を捉えていた。 事件は同27分に起きた。県警は事件後、容疑者の手提げかばんから刃物も押収。容疑者は爆発物と刃物を持って公共交通機関を乗り継いだ可能性がある。 県警は木村容疑者の自宅からスマートフォンやパソコンなどを押収しており、首相日程を把握した経緯や計画性の有無についても調べている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

異例の制度ではあるが… 事件で「同じ」と批判され反発する若者たち

 衆院補選の応援演説で和歌山市内を訪れた岸田文雄首相の近くに爆発物が投げ込まれた事件で、威力業務妨害の疑いで逮捕、送検された無職木村隆二容疑者(24)=兵庫県川西市=は、選挙制度への不満を繰り返し主張していた。年齢制限と高い供託金――。近年議論が盛んになっているテーマだけに、同様に制度改正を訴えてきた人たちが反発している。 「同じ大人なのに、社会経験に基づく思慮が十分でないことを理由とした差別だ」 木村容疑者は昨年6月、公職選挙法が定める参院の被選挙権(30歳以上)の年齢に満たないために立候補できず精神的苦痛を受けたとして、国に損害賠償を求めて神戸地裁に提訴した。 立候補の際に、国や自治体に預ける供託金の制度も「財産や収入で差別してはならないと定めた憲法に反する」などと訴えていた。世界の流れと異なる高額な供託金 供託金は公選法で、衆参の選挙区や都道府県知事選は300万円などと定められている。得票が有効票の総数の10分の1など一定ラインを下回ると没収され、国や自治体のものになる。 1925(大正14)年に英国にならって導入された制度で、候補者の妨害や遊び半分の立候補を防ぎ、選挙の経費を抑えるのが目的とされる。 金額は物価の変動などに伴っ…この記事は有料記事です。残り1079文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

妨害で中止していたColaboの支援カフェ、東京・大久保で再出発

 虐待や性被害などにあった女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」が家庭や学校に居場所がない10代の女性を対象に食品や衣類、生活必需品などを提供したり相談に乗ったりするカフェが19日、約1カ月ぶりに再開した。東京都の新宿区役所前での活動が妨害を受けて中止を余儀なくされていたが、場所を移しての再出発となった。 新たな開催場所は、韓国料理店が立ち並ぶ大久保の繁華街にある「国際友好会館」の屋上。これまでの活動拠点だった歌舞伎町からもほど近い。 屋上にテントを張って椅子を並べ、少女らが自由に持ち帰れるようにカップ麺やポテトチップスなどのお菓子、レトルトのごはん、衛生用品などが用意された。午後8時の開始と同時に、制服を着た高校生とみられる少女数人が階段を上ってやってきた。 コラボは2018年から東京…この記事は有料記事です。残り800文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル