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徳光和夫さん、専門家会議の議事録を作成しない政府に疑問…「何か理由があるんではないか?それは一体なんなんだ…」(スポーツ報知)

 フリーアナウンサーの徳光和夫さんが30日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(土曜・前5時)に生出演した。 徳光さんは、緊急事態宣言が全国で全面解除されたことに触れ、解除はされたが新型コロナウイルスに「いまだに目に見えない恐怖があり続けている」などと指摘した。さらに「いろいろ安倍さんの発言を聞いておりましても、何だろうな、日本は成功したかのような形でおっしゃっていますけど、あれは、ぜひ政治家のみなさんにも専門家のお医者さんにも知って頂きたいのは、国民性だよね。日本人の国民性がお上のいうことを守っている。言うことは守りましょうと脅威を感じている一方で抗しているのではないのかなと思います」と指摘した。 続けて政府が新型コロナウイルスに関する専門家会議で発言者を明示した議事録を作成せず、議事概要にとどめていたことに、「(議事録が)今後の方針を決定する際に過去の検証が生きてくるはず」とした上で、議事録を残さなかったことに「これちょっと信じられないことだと思えてならない。議事録を残さないと決めたからには、何か理由があるんではないかなと思えてならないわけであります。それは一体なんなんだと。これこそ残しておかなければいけないわけであります」と疑問を投げかけた。 その上で議事録を残さなかったことに「一応、簡単に、容易に想像できますのは、専門家会議が打ち出した方針でありますとか対策であるとか後々、検証で批判の対象になることを恐れたからじゃないかなということを勘ぐってしまう。といいますのは、これまでのありとあらゆるスキャンダル、不祥事に関して記録を隠蔽(いんぺい)したというふうに疑われてきた安倍政権じゃないですか。なんかいかにも発想しそうな手段だなと思えてならない」と指摘していた。 続けて今回の問題が「これは今週のニュースの中でそんなに大きく取り上げないといないんですが、どうしてもっと取り上げないのかなと思いました」と話していた報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「自粛のファシズム」と「修正グローバリズム」 新型コロナウイルス論議の反省と展望(THE PAGE)

 4月7日に7都府県で出された後、全国に広がった緊急事態宣言が5月25日 、すべての都道府県で解除されました。しかし、以前の生活にすんなりと戻れるわけではありません。むしろ、世界はこれを機に大きく変わるかもしれません。 建築家で、文化論に関する多数の著書で知られる名古屋工業大学名誉教授・若山滋氏は、「問題点を反省し、今後の展望をひらく必要性を感じる」といいます。日本で本格的に新型コロナウイルスが話題になり始めた2月からのおよそ3カ月間を若山氏が独自の視点で振り返りつつ、これから先の世界の姿について論じます。 「大したことない」から「大変だ」への変化  少し落ち着いてきた。ここで主としてテレビ番組における、新型コロナウイルスに関するこれまでの議論を整理して、その問題点を反省し、今後の展望をひらく必要性を感じる。結果がよければ原因を追究しないというのでは、また同じ危機に陥るだろう。 2月から3月初旬までの初期の段階では、多くの論者=コメンテーターから「さほど恐れることはない」「むしろ感染が疑われる人(中国からの帰国者など)に対する偏見がよくない」といった発言が聞かれた。専門家の中にも「恐れすぎるな」という意味を込めて「正しく恐れるべきだ」という人が結構いた。検査と隔離の強制にも、人権上の抵抗が感じられた。 しかし3月中旬以後、欧米での感染拡大が伝えられてから、旗色が一挙に変わった。イタリアから欧州全土、そしてアメリカで、あっというまに感染が広がり死者が急増するのを知って、同じコメンテーターが「大変だ」といいはじめ、政府の対応が遅くて生ぬるいと批判するようになった。ワイドショーばかりでなく、本格的な報道番組でも見られたことだ。 事実と情報が変化するのだから仕方ないともいえる。しかし専門家が自分の意見を主張しそれが結果的に間違っていたとしても理解できるが、専門家でない者が、よく分からない事象を、しかも国民の命にかかわることを、その場の空気で発言するのは無責任というべきだろう。こういった言論が、習近平主席の来日や東京オリンピックなどとともに、政府の水際対策が後手にまわる要因となったとすれば問題である。 次ページは:「経済との二者択一」はまちがっている 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

東京22人感染も6月1日から「ステップ2」へ 小池知事、直近7日間1日平均20人未満で移行は「妥当」(スポーツ報知)

 東京都の小池百合子知事は29日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業要請を3段階で緩和する「ロードマップ(行程表)」について、6月1日午前0時に「ステップ2」へ移行すると発表した。週明けから、劇場やスポーツジムなどが営業再開可能となる。一方で、都内では29日、22人の新規感染者が確認され、15日ぶりの20人超えとなった。小池氏は新たな標語として「ウィズコロナ(コロナと共に)」と掲げ、「第2波への警戒は高まっている。営業再開に当たり、感染防止対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。 経済活動の本格的な再始動と共にスタートする「ウィズコロナ」生活は、感染の“第2波”への警戒と隣り合わせとなりそうだ。 小池氏はこの日、休業要請などの緩和措置を、現段階の「ステップ1」から「ステップ2」へ、6月1日に移行することを発表した。映画館やスポーツジム、これまで生活必需品売り場のみの営業だったショッピングモールなどが緩和対象となる。都立学校も、週明けから分散通学で再開する。 都はこれまで、30日に「ステップ2」への移行を検討していたが、当初案より2日後ろ倒しとなった。小池氏は「この週末を、ガイドラインの再確認や、感染防止対策の徹底に利用してもらうためだ」と説明。また、「ステップ3」への移行は「臨機応変に対応する」とし、観察目安となる2週間を待たずに移行する可能性にも言及した。 各業界で営業再開の動きが高まる一方で、緊急事態宣言が25日に解除されて以降、都内の新規感染者数は微増傾向にある。29日の都内の感染者数は22人に上り、14日の30人以来、15日ぶりの20人超に。また、都が緩和を判断する7つの指標のうち、直近7日間の新規陽性者中で感染経路不明の割合は、3日連続で目安の50%を超えている。 感染の“第2波”が懸念される中での、今回のステップ移行について、小池氏は「経路不明については、夜の繁華街との関連が判明したケースを除けば50%を下回る」と説明。直近7日間の新規陽性者数が基準の「1日平均20人未満」を下回っていることに触れ、「専門家からは、次のステップへ進むのは『妥当』とのご意見を頂戴した」と説明した。 小池氏は、「現在もなお一定数の新規陽性者が発生いたしているのも事実。ウイルスと共存する『ウィズコロナ』の考え方で、引き続きマスクの着用や、都県境を越えた不要不急の移動は控えてほしい」と呼び掛けた。 ◆2か月ぶりマスク外し会見 口紅忘れた○…小池氏は会見開始から約40分過ぎた終盤、「ひょっとして私、口紅忘れてる?」と、報道陣に笑いながら問いかける一幕があった。3月30日の会見以来、約2か月ぶりにマスクを外しての会見となったが、「特に意味はありませんが、(報道陣が)2メートル以上離れてらっしゃるし。ただ、私はすごいと思うんですよ。わざわざ印をつけなくてもみんなソーシャルディスタンスを守ってる」と、“リップサービス”で会見場を後にした。 ◆感染者数4日連続2桁 死者は300人超え 東京都では29日、新型コロナウイルスの感染者が新たに22人確認され、うち経路不明は13人だった。累計の感染者数は5217人。1日あたりの感染者数が2桁となるのは4日連続。この日は3人の死亡が報告され、累計の死者数は302人となった。直近7日間の1日当たり平均の新規陽性者数は約11・7人となり、やや増える傾向が出ている。都とは別に、武蔵野中央病院(小金井市)は、新たに患者7人の感染を確認したと発表した。既に感染が分かっていた9人と合わせ、同病院での感染者は計16人になった。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

30日 関東など局地的な雷雨 激しく降る所も(tenki.jp)

きょう30日は、北海道から東北は大体晴れ。関東や東海と北陸では、昼頃から所々で雨や雷雨。近畿や中国、四国は晴れるが、九州から下り坂。沖縄では梅雨空。関東では雨の季節を代表する紫陽花が色づき始めた。 きょうの天気 大気不安定な所 梅雨前線の動向は 【気圧配置】きょう30日土曜日は、北海道から東北は移動性高気圧に緩やかに覆われるでしょう。本州も高気圧に覆われますが、上空に冷たい空気があるため、日中晴れて昇温するにつれて地上付近との温度差が大きくなり、大気の状態は不安定になる見込みです。九州には、前線上に低気圧が発生して夜にかけて近づくでしょう。沖縄は梅雨前線が停滞し、ゆっくり北上する見込みです。 きょうの天気 沖縄は梅雨空 九州から近畿下り坂 沖縄や奄美では、梅雨前線の影響で雨が降りやすいでしょう。雷を伴う所や激しく降る所がある見込みです。九州では、日中から雲が多く天気が下り坂に向かうでしょう。南部では夕方から、北部でも夜は雨が降り出す見込みです。日中は晴れる四国や中国地方と近畿でも次第に曇って、夜は雨の降る所がある見込みです。 きょうの天気 関東、東海、北陸 天気急変 東北、北海道 五月晴れ 北陸と東海や関東、それに東北南部の一部では、日中は多くの所で晴れますが、昼前後から夜にかけては突然の天気変化に要注意です。空が急に暗くなって、にわか雨の発生する所があるでしょう。きのうまでのようにモクモクと雲が発達して雷を伴うくらいの所がありそうです。急な雨や落雷、ヒョウ、突風などに、ご注意下さい。空が急に暗くなることのほか、遠くで雷鳴が聞こえだしたときや急に冷たい風が吹き始めたら危険サインです。頑丈な建物などに避難して、あなたやご家族の身の安全確保に務めてください。東北地方のほとんどの所と北海道は晴れの一日になるでしょう。東北の日本海側と北海道の道東では濃霧の発生する所がありますから、車を運転される方や沿岸漁業に従事される方などは要注意です。 きょうの気温 全国的に高め 北海道で真夏日も きょう30日は、全国の多くの所で、きのうと同じか高くなる見込みです。全国的に25度以上の夏日になる所が多く、30度を超える所や30度に迫る所があるでしょう。大阪は今年初めて30度以上の真夏日になると予想されます。北海道内でも気温が高く、札幌は今年初めて25度以上の夏日になる予想で、オホーツク海側の北見や東部の帯広などでは30度以上の真夏日が予想されています。季節外れの暑さになるでしょう。5月のこの時期は、日本中の多くの方々の体が暑さに慣れていない頃です。こまめな水分補給や適度な塩分、ミネラルの補給、意識的な休憩タイムなどに心がけて、熱中症にかからないよう、ご注意下さい。図中にも、ご案内がありますが、小さなお子様やご高齢の方は、暑さや水分不足に気づきにくいとされていますから、周囲の方々が気を配ってください。遠くのご両親やおじいちゃん、おばあちゃんに電話やアプリを通じて呼びかけるのもよいでしょう。日本気象協会 本社 高橋 則雄 【関連記事】 Source : 国内…

地域公共交通の感染防止対策—支援費を計上、2020年度第2次補正予算(レスポンス)

国土交通省は5月27日、政府が閣議決定した2020年度第2次補正予算に、地域公共交通における感染拡大防止対策138億500万円が計上されたと発表した。関連画像を見る第2次補正予算は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大防止策を図るための必要な経費が計上された。地域公共交通での感染拡大防止策は、地域の生活や経済活動を支えるために機能の確保が求められている公共交通について、地域公共交通事業者が十分な感染拡大防止対策を実施できるよう、駅や車両などの衛生対策、車内の密度を上げないよう配慮した運行などの実証事業を支援するもの。また、新型コロナウイルス感染拡大防止を図りながら、国土交通省の業務継続を確保することで、防災・減災や領海警備などの体制を確保するため、国土交通本省、地方支分部局、気象庁、海上保安庁でのテレワーク環境を整備する費用31億2000万円も計上された。レスポンス レスポンス編集部 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

【動画】30日の天気 – 東日本は雷雨に注意 沖縄や九州も次第に雨(30日7時更新)(ウェザーマップ)

ウェザーマップ  きょう30日(土)は日中は晴れる所が多いですが、東日本ではにわか雨や雷雨に注意が必要です。 また、沖縄や九州も次第に雨が降り、夜は四国でも雨の範囲が広がるでしょう。 きょうも東日本を中心に大気の状態が不安定になっており、昼前から関東甲信で雷の発生する確率が高くなっています。 午後は東海や北陸、福島でも確率の高くなっている所があり、こういった地域では局地的にザっと降る強い雨や落雷、突風にお気をつけください。 昼前から関東甲信では雨の降る可能性がありますが、午後になると東海や北陸、福島あたりでも所々で雨が降り出してきそうです。 近畿南部でも雨の降る所があるでしょう。 また沖縄や九州も次第に雨が降り、夜は四国でも雨の範囲が広がる見込みです。 土日の最高気温は、北海道から九州にかけて25℃を超える所がほとんどでしょう。 きょうは名古屋や大阪で30℃近くまで上がり、札幌は2日連続で27℃以上と真夏並みの暑さが予想されています。 マスクによる熱中症など、十分お気をつけください。(気象予報士・佐藤温子) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

尖閣「冷静かつ毅然に」 3管本部長、中国船侵入で強調(カナロコ by 神奈川新聞)

 沖縄県・尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵入が相次いでいる問題を巡り、第3管区海上保安本部(横浜)の遠山純司本部長は29日の定例会見で、「どんな挑発があろうと冷静かつ毅然(きぜん)に対応し、軍事問題に発展させることなく領土をしっかりと守っていく」と強調した。【動画】「カモの親子を助けて」 横浜港で救出劇、海保が出動も… 中国当局の船は28日、45日連続で尖閣周辺を航行したことが確認されている。海上保安庁の巡視船が領海に近づかないよう警告を重ねており、3管も現場海域に巡視船を派遣していることを明らかにした。 遠山本部長は「想定される状況を模した訓練や職員に対する国際法の知識の付与など、派遣する船の能力向上を図っている」と述べ、法の支配に基づく自由で開かれた国際海洋秩序を維持していく考えを示した。神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

レジ袋有料化、小泉環境相が地元キャラのマスクでPR(カナロコ by 神奈川新聞)

 7月1日から始まる全国一律の買い物用レジ袋有料化を周知しようと、環境省はテレビCMを作成し、29日から放映を始めた。小泉進次郎環境相(衆院11区)が同日の会見で発表した。 CMはプラスチックごみが海洋汚染や地球温暖化などにつながる実態をアニメーション形式で紹介する内容。「マイバッグを使い、レジ袋を減らそう」と呼び掛けている。 海との関わりが深い横須賀、三浦のご当地キャラクター「スカリン」「三浦ツナ之介」のイラストが入ったマスクを着けてCMを紹介した小泉氏。「2050年には世界の海は魚よりプラスチックごみのほうが多くなるかもしれないと言われている。しっかり広報をしていきたい」と話した。神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

“親戚の家に行くか”で揉め妻の腕を折ったか…32歳会社員の夫逮捕 新型コロナの影響で会社休む(東海テレビ)

 29日午前、愛知県一宮市で会社員の男が自宅で妻に暴行し、腕を折るなどの大ケガをさせたとして逮捕されました。男は新型コロナウイルスの影響で会社を休んでいたということです。 逮捕されたのは、一宮市の32歳の会社員の男です。 男は29日午前11時ごろ、自宅で33歳の妻の腕を足で蹴るなどして、大ケガをさせた疑いが持たれてます。妻(33)は右腕を骨折する重傷です。 警察によりますと男はこの日、新型コロナウイルスの影響で会社を休んでいて妻は「親族の家に行くかどうかで揉めた」と話しているということです。 調べに対し、男は容疑を認めています。これまで妻からDVの相談などはなかったということですが、警察は日常的に暴行がなかったか詳しく調べています。東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ANA元機長「バレなければいい」飲酒問題、国交省に報告書提出(Aviation Wire)

 全日本空輸(ANA/NH)は5月29日、国土交通省から事業改善命令を受けたパイロットの飲酒問題について、再発防止策を含む報告書を同省へ提出した。2019年11月に乗務前の40代男性機長(当時、懲戒解雇)から基準値を超えるアルコールが検出され、国内線4便が遅延したトラブルに関するもので、パイロットの意識改革やアルコールに関する教育の見直しなどを実施する。 元機長は2019年11月7日に、福岡発羽田行きNH242便(ボーイング777-300型機、登録記号JA754A)の乗務前のアルコール検査で、規定値を超えるアルコール量0.22mg/lが検出された。機長を乗務から外したことによるパイロット交代の影響で、当該便を含む国内線4便が最大1時間以上遅れ、1955人に影響が及んだ。元機長は12月10日付で懲戒解雇処分となった。 報告書によると、元機長は乗務前日も含めてほぼ毎日飲酒しており、飲酒制限がない場合は飲酒量が多く、日ごろから飲酒習慣に問題があったという。飲酒量が多いことから、自らが酒に強い体質だと過信しており、検査で引っかからなければいい、会社にバレなければいい、協力ベースの制限などと、身勝手な遵法意識がみられたとしている。また、「なんとか処理してもらえないか」と社内規定とは異なる窓口に連絡していた。 会社組織としては、経営層による緊急周知や管理職の個人面談などに対し、パイロットが能動的に変革を推進するまでに至らなかったことや、アルコール検知機をパイロット全員に貸与したものの、本人任せになっていたなどの問題もみられた。 これらの要因から、パイロットに自己管理意識を根付かせるための教育など、過去の飲酒問題後に実施してきた再発防止策を見直し、定期的な教育や検査体制の再構築、労働組合との協議などを実施していくと国交省に報告した。 国交省は5月1日に、ANAに事業改善命令を行い、元機長を航空業務停止90日間とした。国による処分は、もっとも軽い口頭指導から、厳重注意、業務改善勧告までが「行政指導」。勧告より重いものは「行政処分」となる事業改善命令で、事業の全部または一部の停止命令(事業停止)が続き、もっとも重い処分は事業許可の取り消しになる。 1日の事業改善命令を受け、ANAは片野坂真哉会長と平子裕志社長、安全統括管理者を務める清水信三副社長の3人について役員報酬30%減額を2カ月間(5-6月分)、オペレーション部門副統括の横山勝雄取締役執行役員は役員報酬20%減額を2カ月間(5-6月分)としている。 一方、航空会社を監督する立場である国交省でも、2019年12月23日に飛行検査センター所属の40代男性機長から、乗務前のアルコール検査で0.278mg/lのアルコールが検出され、乗務を中止。同省は機長に対し、4月28日付で航空業務停止60日間の処分を下した。 しかし、国交省は機長の懲戒免職処分や、民間企業に対し事業改善命令を出す立場である赤羽一嘉国交相(公明、衆院兵庫2区)の減俸など、大臣自ら範を示すには至っていない。同じパイロットの飲酒問題でも民間に厳しく、身内に甘い処分にとどまっている点が、利用者からも疑問視されている。Source : 国内 - Yahoo!ニュース