10億円不正受給グループの家族ら再逮捕 コロナ給付金詐取容疑
高嶋将之、山口啓太2022年8月2日 21時21分 新型コロナ対策の持続化給付金計約10億円の不正受給にグループでかかわったとして、警視庁は2日、グループのリーダー格とされる会社役員の谷口光弘容疑者(48)=詐欺罪で起訴=や谷口容疑者の元妻(45)と長男(22)を含む計5人を詐欺容疑で再逮捕し、発表した。同庁は5人の認否を明らかにしていない。 捜査2課によると、5人は2020年7月ごろ、東京都内に住む30代男性と40代女性の代わりにコロナで収入が減ったとする虚偽の内容で給付金を申請し、現金計200万円を国からだまし取った疑いがある。 名義人となった男女2人は、虚偽の申請が行われた前月に谷口容疑者が東京・六本木の居酒屋で開いたセミナーの参加者だった。この居酒屋は当時、2日に再逮捕された5人のうちの一人、太田浩一朗容疑者(35)が店長を務めていたという。(高嶋将之、山口啓太)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル