「警備あまい」「漫画家志望」 名古屋城の正門に落書き、近くには釘
2024年1月29日 20時16分 名古屋市は29日、国特別史跡・名古屋城(同市中区)の正門の壁に、いたずらとみられる落書きが見つかったと発表した。文化庁に「き損届」を出すとともに、県警に被害届を提出する予定という。 市によると、落書きされたのは西之丸正門の南壁面。柵に囲われた土手の先端にあり、一般客が入ることはできない。27日午後2時ごろに巡回中の警備員が発見した。 落書きは、人名や生年月日とみられる日付のほか、「漫画家志望」「警備あまい」などと書かれていた。鋭利なもので壁に彫られたとみられ、近くには釘が落ちていたという。 名古屋城の正門は、江戸時代には榎多門と呼ばれ、1891年の濃尾地震で倒壊。その後、江戸城の蓮池門を移築したが、太平洋戦争で天守とともに焼失した。正門は1959年に鉄筋コンクリ―トで再建された。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル