社会

台風20号 やや発達し沖縄付近へ 前線と一体化し本州でも雨か(ウェザーニュース)

 10月19日(土)9時現在、台風20号(ノグリー)は沖縄の南にあり若干発達しています。明日20日(日)にかけて中心付近に暴風域を伴う程度に発達し、21日(月)にかけて沖縄本島地方や大東島地方に近づく予想です。その後は温帯低気圧となって停滞前線と一体化し、22日(火)頃に本州付近でも雨を降らせる可能性があります。▼台風20号 10月19日(土)9時 存在地域   沖縄の南 大きさ階級  // 強さ階級   // 移動     西北西 15 km/h 中心気圧   992 hPa 最大風速   25 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 35 m/s 沖縄では強風や高波、強雨に注意  沖縄では既に波が高まっていて、この先は徐々に風も強まります。台風周辺の湿った空気の影響で、激しい雨の降る可能性もあるため注意してください。 台風20号は移動速度が遅いため、21日(月)にかけて影響が続く可能性があります。顕著に発達していないとはいえ、油断をしないようにしてください。 温帯低気圧となった後の動向にも注意  台風20号は22日(火)朝には温帯低気圧に変わる予想となっています。 ただ、その先は本州の南に停滞する前線と一体化して活動を活発化させ、22日(火)前後に西日本や東日本で雨を降らせる可能性があります。 世界各国の機関が計算したシミュレーション結果にも大きなばらつきがあり、雨の降る場所や量、ピークの期間等は変化する可能性があります。随時最新の天気予報を確認するようにしてください。 台風の名前  台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。 台風20号の名前「ノグリー(Neoguri)」は、韓国が提案した名称で「たぬき」の意味です。ウェザーニュース 【関連記事】 Source :…

変わる中東の地政学リスク、日本経済に大打撃も 石油国家備蓄、機動的放出の準備を(47NEWS)

 原油価格(米WTI原油先物価格)は9月14日のサウジアラビアの石油施設へのドローン攻撃で1バレル=63ドル台まで急騰したが、世界経済減速の懸念などからその後下げ基調に戻り、その後2か月ぶりの安値で推移している(1バレル=50ドル台前半)。世界の原油市場は「サウジアラビアへの攻撃」という材料を消化したかに見えるが、中東地域で再び同様の事案が発生するリスクは依然として残っている。▽イエメン巡る国際紛争が地政学リスクのトップに 今回の攻撃で日量570万バレルの原油生産量が失われた(世界の原油供給量の6%)。これはイラン革命に端を発する第2次石油危機(失われた原油生産量は日量560万バレル、世界の原油供給量の9%)を上回る過去最大の規模だった。 第2次石油危機勃発の際には、原油価格は3倍(1バレル=40ドル台)となった。今回の攻撃でも「被害が長期化していたら、原油価格は3倍(1バレル=150ドル近く)まで高騰していた」との分析がある。  サウジアラビアへのドローン攻撃にはイランが関与したとされている。しかし、イエメンのシーア派反武装組織フーシ(以下フーシ)が今年5月以来サウジアラビアに対し累次にわたりドローン攻撃を仕掛けていたことから、筆者は「フーシが主要な役割を果たした」と考えている。これが正しいとすれば、中東地域の地政学リスクのトップに「ホルムズ海峡の封鎖」に代わり「イエメンを巡る国際紛争」が躍り出たことになる。 フーシはその後「サウジアラビアが主導するアラブ連合軍のイエメンに対する空爆が完全停止されなければ、サウジアラビアとUAE領内への攻撃が再開されるだろう」と警告を発し続けている。サウジアラビア側が態度を改めなければ、次の攻撃が勃発するのは時間の問題である。攻撃目標もアラビア半島全体(世界の原油供給量の2割弱)に広がってしまうのではないだろうか。▽シェールオイルブームに異変 10月に入ってもイランのタンカーが何者かに攻撃されるなど、中東地域を巡る地政学リスクは高まるばかりだが、市場が冷静さを保っていられるのはシェールオイルのおかげであると言っても過言ではない。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

二科展に出品重ねて半世紀 大阪市の100歳写真家(産経新聞)

 国内三大公募展の一つ「二科展」で、まもなく100歳を迎える写真家の作品が今年も展示される。大阪市東成区の青木君夫さん。大正8(1919)年11月生まれで半世紀以上、二科展に作品を出品し続けている。「最高の展覧会」と語る特別な展覧会が、今年も間もなく幕を開ける。 通信兵として沖縄で終戦を迎え、写真が趣味の兄の影響で昭和29年ごろから写真を撮り始めた。自宅の暗室で写真を焼いてカメラ雑誌のコンテストに応募すると、次々と入選。二科展に入選した先輩に触発されて、二科展にも挑戦した。 最初は落選したが、その後連続で入選。入選歴を重ねて会友、会員となった。「一番純粋で、最高の展覧会。毎年出品するのが使命となり、雑誌のコンテスト応募をやめて二科展専門になりました」と振り返る。 大正3(1914)年、日本洋画壇の近代化を目指して設立された美術団体「二科会」が毎年作品を公募する二科展。青木さんは写真店を営む傍ら、日々カメラを手に歩き回っては、日常の風景を独特の感性で切り取った作品を生み出し、半世紀以上出品を続けてきた。元気の秘訣(ひけつ)は「毎日カメラを持ってあちこち歩いて撮影してきたこと」といい、現在は名誉会員だ。 「写真は人が気づかない良さを見つけて、『発見した』という自慢でもあるんです。まねじゃない個性が出た作品が一番」と話す。デジタル全盛時代にもフィルム、モノクロにこだわり、今年は偶然目にしたサクラの木を写した作品を出品。満開のサクラの下に、周囲の木から散った花びらが風で集まっている様子をとらえた。 昨年後半から体調を崩した青木さん。それでも、今月30日~11月10日に大阪市立美術館(同市天王寺区)で開催される「第104回二科展 大阪展」には、「できるだけ足を運びたい」と話している。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「クマが工場にいる」新潟県魚沼市で新たに2人がクマに襲われ、クマ1頭を射殺(AbemaTIMES)

 昨日、クマに襲われて4人がけがをした新潟県魚沼市で今朝も新たに2人がクマに襲われ、現場近くで見つかったクマ1頭を射殺した。【映像】クマ1頭を射殺 今日午前7時27分頃、新潟県魚沼市井口新田にある自動車販売店の裏で2人がクマに襲われけがをしたと110番通報があった。 警察の調べによるとけがをしたのは50代と60代の男性2人。この6分後に近くの食品加工会社の従業員から「クマが工場にいる」と新たに通報があり、駆け付けた警察と地元の猟友会のメンバーが工場内でクマを発見。午前8時40分に射殺した。 魚沼市では昨日昼過ぎにもクマが住宅の敷地内に侵入して次々と住民を襲っており、男女4人が大けがをしており、警戒が続いていた。(AbemaTV/AbemaNEWS) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ベランダで叫んだ姉の名 助かった弟「せめて2階に…」

 大きな被害をもたらした台風19号の上陸から19日で1週間になる。これまでに確認された犠牲者は80人。残された人たちの脳裏には、いまも生前の姿が鮮明に残る。  千曲(ちくま)川の堤防が決壊し、水が流れ込んだ長野市赤沼。徳永初美(はつみ)さん(69)は15日朝、自宅近くで倒れているのが見つかり、死亡が確認された。「せめて2階に上がってくれていたら」。2人で暮らしていた弟の宏さん(61)は言葉を絞り出した。  宏さんは13日未明に帰宅した。雨は小降りだった。1階の初美さんの部屋の前にはスリッパがあった。「寝ているんだな」。2階の自室で床についた。  午前6時ごろ、親族から電話で安否を尋ねられた。ベランダへ出ると、あたり一面泥水だった。敷地内にある倉庫の1階が水につかっていた。「初美!」。声は返ってこなかった。  宏さんは午後1時半ごろ、自衛隊のヘリに救助された。一緒に助けられた近所の男性に「お前の姉ちゃん、朝、おでこまでつかって(近くの)神社に向かって泳いでいたぞ」と教えられ、驚いた。  初美さんは若い頃、英語が得意で教員経験もあった。年を重ねても元気で、スーパーまで歩いて買い物に行った。宏さんは「なんで出て行ってしまったのか。まさかこんなことになるとは思っていなかったと思う」と肩を落とした。  西沢孝さん(81)は14日、… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

猛烈な台風「もう特殊ではない」 温暖化で変わる進路

 広い範囲で大雨の観測記録を更新し、堤防が決壊して深刻な浸水被害をもたらした台風19号。昨年は大阪湾を中心に台風21号の被害が出た。これ以外にも、台風によって毎年のように、土砂災害や水害などが各地で発生している。このところ、強い台風が日本列島を襲うようになったように思える。地球温暖化の影響はあるのか。将来はどうなるのか。京都大防災研究所の竹見哲也准教授に聞いた。     ◇  ――温暖化と台風は関係しているのですか?  台風は積乱雲のかたまりです。積乱雲が発達する条件として高い海水温があります。しかし、それだけではなく、上空の高度による風の強さや気温の変化も重要です。  温暖化が進むと高度による気温変化が小さくなり、大気は安定して、積乱雲が発達しにくくなります。そのため、台風の発生頻度は低くなります。  ただし、気温が上がると大気中の水蒸気量が増えます。台風が発達するエネルギーを得やすくなり、ひとたび強い台風が発達すると、さらに強まる可能性があるということです。台風が大型化するという推定結果もあります。  なので、温暖化によって台風の発生頻度は減るが、猛烈な台風はより猛烈になると予想されます。  将来、温暖化によって気温が4度上昇したという条件で、伊勢湾台風が発生したらどうなるかシミュレーションしました。中心気圧は10ヘクトパスカル程度低くなり、勢力を保ったまま北上して、より強い台風として日本に上陸するという結果が出ました。 ――温暖化の影響はもう出ているのですか?  温室効果ガスによる気候変動の… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 -…

箱根、200施設で温泉供給ストップ 台風の土砂崩れで

 台風19号で48時間雨量が1001ミリに達した神奈川県箱根町では、箱根山の大涌谷(おおわくだに)で多数の土砂崩れが発生し、周辺の旅館に温泉を供給できない事態になっている。供給会社は「今月末までの復旧は困難」としており、日本有数の温泉観光地に大きな打撃になりそうだ。  供給会社によると、大涌谷は箱根に複数ある温泉供給源の一つ。近くの仙石原と強羅にある旅館、ホテル、別荘など200カ所余りに温泉を供給している。雨が激しくなった12日午前11時ごろから、すべての顧客への供給が止まったという。同社幹部は取材に「地盤の弱い所で土砂がかなり崩れ、温泉を送るパイプに被害が出た。復旧に鋭意取り組んでいる」と話した。  箱根では交通網にも深刻な被害が出た。箱根登山鉄道は陸橋が土砂で押し流されて復旧の見通しが立っていない。現在、箱根湯本―強羅間が運休中だ。  町内では国道と県道の通行止め… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

活発な雨雲は関東付近から東北へ 台風20号は沖縄へ(tenki.jp)

昨夜から今朝、低気圧や前線に伴う活発な雨雲が、東海から関東甲信を通過。日中は新潟や東北で激しい雨の恐れ。一方、台風20号は沖縄方面へ。 昨夜から今朝 東海や関東甲信に活発な雨雲 低気圧や前線に伴う雨雲が、本州付近を通過しています。昨夜は、三重県で立て続けに記録的短時間大雨情報が発表されるなど、東海で雨が強まりました。日付が替わって、きょう19日の未明から明け方には、活発な雨雲が関東甲信へ移り、千葉県館山市で1時間45.0ミリ(5時27分まで)と、激しい雨の降った所があります。活発な雨雲は北上しています。東北では昼過ぎにかけて(太平洋側中心)、新潟県では夕方にかけて、激しい雨の降る所があるでしょう。 低気圧や前線が離れても 湿った空気が残る 急な強い雨や雷雨も 関東から九州では、低気圧や前線が次第に離れますが、湿った空気の影響で大気の不安定な状態が続くでしょう。いま雨がやんでいても、日中から今夜にかけて、再びあちらこちらで雨雲が湧いてきます。カミナリを伴った強い雨の降る所もあるでしょう。 台風19号による被害の大きかった地域 新たな災害に注意・警戒 台風19号による甚大な被害の発生した東海や関東甲信越、東北では、堤防の損傷している川や、地盤の緩んでいる所があります。今後の雨で、洪水や土砂災害の危険性が高まるおそれがあります。引き続き、気象台からの最新の情報や、自治体からの避難に関する情報を確認し、身の安全を第一に、慎重な判断をなさってください。 沖縄 波が次第に高まる 台風20号は、きょう19日午前6時現在、沖縄の南にあります。沖縄の先島諸島の海上は、すでに波が高くなっており、今夜からはシケるでしょう。本島地方でも、夕方以降は波が高くなる見込みです。あす20日から21日頃にかけては、台風の接近に伴ってさらに波が高まるおそれがあります。強い風にも注意が必要です。台風は、23日には九州の南へ進み、温帯低気圧へと変わる予想。ただ、温帯低気圧になったあとの動きによっては、本州付近にまとまった雨雲がかかる可能性もあり、気を抜けない状況です。日本気象協会 本社 戸田 よしか 【関連記事】 Source : 国内…

【動画】広く雨 被災地は二次災害に警戒 少しの雨でも油断はしないで(19日7時更新)(ウェザーマップ)

 きょう19日(土)は、広い範囲で雨が降る見込みです。台風19号の被災地では、通常だったら災害にならないような雨量でも、新たな災害が発生するおそれがあります。増水している河川や、崩れやすい山・崖などからは離れて、安全な場所でお過ごしください。 きょう日中は、全国の広い範囲で傘の出番となるでしょう。関東や東海・北陸、紀伊半島を中心に活発な雨雲のかかる所がありそうです。夜になると、雨の範囲は次第に狭くなる見込みです。ただ、北海道や日本海側、関東・東海の一部では、夜遅くになっても、雨が残るでしょう。あす朝までに予想される雨の量は、東海地方(静岡県)             100ミリ東北太平洋側、関東甲信地方、伊豆諸島    80ミリ北陸地方(新潟県)             70ミリとなっています。 通常だったら、災害をもたらすような雨ではありません。ただ、台風19号で記録的な大雨となった地域では、少しの雨でも洪水や土砂災害が発生するおそれがあります。増水している河川や、崩れやすい山・崖などには近づかないようにしてください。 最高気温は、関東から西の地域で、この時季としては高めとなるでしょう。雨のわりには、肌寒さはない見込みです。(気象予報士・石上沙織) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

動画解説 台風19号の影響が大きくなった地域の天気 10月19日(土)(ウェザーニュース)

ウェザーニュース 被災地では被害の発生や拡大に警戒台風19号の通過による記録的な大雨により被害を受けた地域では、堤防の破損したところから川の水があふれたり、普段よりも少量の雨でも川の水位が上昇しやすくなるなど、浸水被害が発生・拡大するおそれがあります。また、これまでに降った雨により地盤が緩んでいるおそれがあるため、少しの雨でも新たな土砂災害の発生に警戒が必要です。崖など傾斜の急な場所等には近づかないようにしてください。ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース