社会

冬支度きびきびと 「氷河期の生き残り」エゾナキウサギ

【動画】エサを求めて動き回るエゾナキウサギ=日吉健吾撮影  北海道鹿追町で「氷河期の生き残り」といわれるエゾナキウサギが、冬を迎える準備をしている。  駒止湖畔では秋の日差しの中、「ピチィッ、ピチィッ」と甲高く鳴いては、えさをくわえて岩や石があるガレ場を忙しそうに動き回っていた。  とかち鹿追ジオパークビジターセンターによると、エゾナキウサギは体長約15センチと小柄で、冬眠をしないため、夏の終わりから草や木の葉などを集め始め、岩の下の巣穴に冬の食糧を蓄えるという。(日吉健吾) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「女の子だから…」は親の無意識? Z世代が平等考えた

 幼い頃に与えられるおもちゃや親の言葉がけは、将来の職業選択に影響している? ジェンダー平等を考えるシンポジウムが今月上旬、東京都内で開かれ、全国から選ばれた高校生が自分たちの経験を通して考えたことを発表した。  シンポジウムは「HeForShe すべての人が輝く社会を目指して ~GenerationZからの提言~」。UN Women(国連女性機関)と資生堂が主催し、今年で3年目。全国33校から選ばれた8校の高校生たちが、SDGs(持続可能な開発目標)と絡めながら、国内外のジェンダー課題の解決に向けた提言を発表した。  「ジェネレーションZ(ゼット)」は、1990年代後半から2000年代半ばごろまでに生まれた世代を指す。  幼い頃に与えられるおもちゃや… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

浸水した車、エンジンかけないで 自然発火の危険性も

 記録的な大雨をもたらした台風19号では、多くの自動車も浸水被害を受けました。水につかった車は出火することがあり、昨年の台風では、1カ月以上たった後の被害もありました。取り扱いには、どんな注意が必要でしょうか。 自分での判断は危険  12日から各地を襲った台風19号の被害で、日本自動車連盟(JAF)には今、「水没した車を移動してほしい」といった依頼が殺到している。  「救援要請が集中しており、地域によっては現場到着まで長時間お待ちいただく場合がございます」。JAFはホームページでこう説明する一方、「冠水した車両の取り扱いには、くれぐれもご注意ください」と呼びかける。  なぜなのか。JAF東京支部事業課の善養寺雅人さんは、いったん車が水につかったら、水が引いた後でも「絶対にエンジンをかけてはいけない」と強調する。エンジンは、空気とガソリンの混合気を圧縮し、燃焼することで動力を得ているが、水が入るとこの圧縮ができず、エンジン自体が破損する恐れがあるためだ。  さらに、電気系統やコンピューターの配線に水がかかると感電事故やショートして出火する恐れもある。特に、ハイブリッド車や電気自動車は、高電圧のバッテリーを搭載しているためむやみに触るのは危険だ。  被害を最小限に食いとめるためには、ロードサービスや販売店に連絡し、整備工場まで運んだ上で修理する必要があるという。  では、具体的に、どこまで浸水すると注意が必要なのか。日本自動車工業会によると、車のフロアまで水が来ているかどうかが一つの目安になる。車内の床面に水が残っていたり、湿っていたりすると浸水被害を受けている可能性が高いという。ただ、一般の人が見分けるのは難しいといい、「自分で判断せずに速やかに専門業者に相談を」と呼びかけている。  また、エンジンを切っていても、オーディオの時計やコンピューターなどで常に電流が流れる状態にあり、自然発火する恐れも。  このため、国土交通省は、予防策として、バッテリーのマイナス側の端子を外し、電流が流れないようにしておく方法をホームページで紹介している。外した線の先端はビニールテープで巻いて絶縁し、バッテリーの側面に貼り付けておく。絶対にぬれた状態では扱わず、ゴム手袋をして作業すると安全だという。ただし、これはガソリン車の場合で、高電圧のバッテリーを使うハイブリッド車や電気自動車は触らない方がいいという。 海水はさらに危険、神戸で35台出火  さらに注意が必要なのが、高潮など海水による浸水があった場合だ。  「台風の翌日にエンジンをかけて走っていたら、車両の前部から出火して全焼した」「車を駐車していたら、エンジンをかけていないのに、火が出て全焼した」……。昨年9月、台風21号が上陸した神戸市では、直後から自動車が出火する被害が相次いだ。  神戸市消防局が調べると、台風にともなう高潮で自動車が海水につかったことが原因だとわかった。海水は雨水や河川の水と比べて電気を通しやすく、電気部品を早く劣化させてしまう。火災の多くは、配線の接続部分などに海水がかかったことで電気系統がショートして出火していたという。被害は合計で13件、35台に上った。  発生日で最も多かったのは浸水当日の7件。だが、翌日以降も火災は相次ぎ、最も遅かったケースでは、約6週間もたった後に出火した。大半はエンジン停止中の出火だったが、中には「もう大丈夫だろう」と走っていたら突然火が出たケースもあったという。…

高温 東日本の太平洋側は雨多く 気象庁1か月予報(ウェザーマップ)

 気象庁は17日、向こう1か月(10/19~11/18)の天候の見通しを発表した。全国的に暖かい空気に覆われ、北・東・西日本は今月末にかけて気温がかなり高くなる見込み。また、湿った空気の影響を受けやすいため、東・西日本の太平洋側は降水量が多い予想となっている。先週末、台風19号による記録的大雨となった地域を中心に、この先も雨の降り方に対して注意が必要だ。  週ごとの予報によると、1週目(10/19~10/25)は北・東・西日本の太平洋側は、前線や低気圧の影響で、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。ただし、北日本を中心に暖かい空気に覆われやすい予想で、気温は全国的に高温となり、北日本から西日本はかなり高くなる見込み。特に、23日(水)頃からの5日間ほどは、東北や東日本を中心に気温がかなり高くなるとして、気象庁はこれらの地域に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。  2週目(10/26~11/1)は、東日本の太平洋側や西日本で、湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。全国的に暖かい空気に覆われるため気温は高く、北~西日本でかなり高くなる可能性がある。3~4週目(11/2~11/15)は、日本付近に寒気が流れ込みにくく、引き続き全国的に暖かい空気に覆われそうだ。ただし、高温の程度は1、2週目ほど顕著にならない見通し。天候は、全国的に平年程度と見込まれている。 早期天候情報とは  原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

18~19日に被災地で大雨か 気象庁警戒呼び掛け(共同通信)

 台風19号で大きな被害を受けた東日本や東北で18日から19日にかけ、低気圧や前線により大雨となる恐れがある。地盤が緩くなっていたり河川の堤防が損傷したりした地域では、少しの雨でも災害の危険度が高まるため、十分な警戒が必要だ。 気象庁によると、本州付近に発生した低気圧が北東に進む見通し。18日に東日本から天気が崩れ始め、19日にかけて東北でも雨が強まるとみられる。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

台風19号災害対策特設ページを政府が開設 被災者支援情報をまとめて見られる(ねとらぼ)

 台風19号の被災者に向けて、首相官邸が「令和元年台風第19号災害対策特設ページ」を開設しました。政府による支援情報を、地域別にまとめています。【画像】被害地域の情報を掲載 被害を受けた岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、長野、東京、神奈川、新潟、山梨、静岡の状況が掲載。地域によっては北部や中部など、よりピンポイントに情報を追えます。 各地域のページでは、物資の運搬状況や公衆無線LANの無料開放といった情報を掲載。電力会社や行政手続き等へのリンクもまとめられています。ねとらぼ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

九州 あす18日中心にまとまった雨 激しい雷雨も(tenki.jp)

九州はあす18日(金)を中心に、久しぶりのまとまった雨となる見込みです。局地的には雷を伴い激しく降るでしょう。また、気温は日中でもあまり上がらず、上着が欲しいくらいの肌寒さの所がありそうです。 局地的に激しい雷雨も きょう17日(木)は前線が九州の南海上にのびて、九州は雨が降っている所があります。あす18日(金)を中心に湿った空気の流れ込みが強まり、九州はまとまった雨となる見込みです。局地的に雨脚が強まり、雷を伴い激しく降る所があるでしょう。総雨量は平均30ミリから50ミリくらいの見込みで、多い所では100ミリ近くの雨量となるでしょう。雨の降り方や落雷、突風にご注意ください。 日中も肌寒い 気温は日中でもあまり上がらず、きょう17日の最高気温(午後2時まで)は福岡市19.4度、佐賀市18.4度、熊本市20.7度など、平年より5度前後低く11月上旬から中旬並みの所が多くなっています。あす18日の日中も九州北部を中心に20度前後と、上着が欲しいくらいの肌寒さの所もあるでしょう。服装選びにお気をつけください。日本気象協会 九州支社 尾花 麻美 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

こんなところにも「地下神殿」 目立たないけど全国に

 台風19号は、首都圏にも暴風雨をもたらし、大混乱を招いた。それでも、河川の氾濫(はんらん)を防ぐために整備された治水施設がフル稼働し、大量の水を迂回(うかい)させるなどした。いつもは目につきにくいこれらの施設。どこにあり、どのような働きをしたのか。  ラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本が決勝トーナメント進出を決めた舞台となり、準決勝、決勝も開催される横浜国際総合競技場(横浜市港北区)は、国が管理する多目的遊水地の上に立っている。遊水地は12~13日、台風19号で水位の上がった鶴見川の氾濫防止に一役買った。  競技場は、1千本以上の柱に支えられた人工基盤の上に立つ「高床式」で、その下はふだん駐車場として使われる。川の水位が上がると水は遊水地へ流れ、駐車場など一帯は浸水する。  京浜河川事務所によると、台風19号による豪雨で川の水位が上がり、遊水地への水の流入は12日午前8時50分から13日午前0時10分まで続いた。貯留量は上限の390万立方メートルに対し、約4分の1の93万6千立方メートルだった。  横浜市などによると、競技場では台風19号に備えて駐車場の精算機や自動販売機を事前に撤去。駐車場の浸水は一時80センチに達し、13日午前1時20分ごろ、水門を開いて排水開始。朝には駐車場の水が引いたため最低限の清掃・消毒をし、ラグビーの日本対スコットランド戦で大会関係者の利用を認めたという。とはいえ、遊水地にある歩道、芝生など一帯には薄く土砂が積もった。放水による清掃が必要で、元通りになるにはあと1週間ほどかかるという。  13日朝、水が残る様子を撮影していた横浜市緑区の小倉勉さん(54)は「以前も大雨が降った際、水がたまるのを見た。おかげで鶴見川が氾濫しないのはありがたいです」と話した。(吉野慶祐、林知聡) 世界最大級の「地下神殿」  地下50メートル、全長6・3… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

即位の礼パレード、延期で政府調整 台風対応を優先

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マラソン変更「それなら北方領土くらいで」 小池知事

 2020年東京五輪のマラソンと競歩をめぐり、国際オリンピック委員会(IOC)が暑さ対策として、会場を東京から札幌に移す計画を発表したことについて、東京都の小池百合子知事は17日午前、「たぶん東京は一番最後に知らされたんじゃないか。まさに青天のへきれきだ」と述べた。  都内であった連合東京の定期大会での来賓あいさつで発言した。「マラソンコースではそれぞれの自治体や地域の方々が楽しみにして、どうやって盛り上げようかと考えていたところ、突然降ってわいたような話」と明かした。  また「涼しいところでというのなら、『北方領土でやったらどうか』くらいなことを連合から声を上げていただいたらと思うわけです」とも発言。さらに「ロシアのプーチン大統領と親しい総理や森(喜朗・大会組織委員会)会長でいらっしゃるから、『平和の祭典を北方領土でどうだ』ということぐらい、呼びかけてみるのはありかと思います」と述べた。(軽部理人) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル