社会

睡眠薬入りジュース飲ませ金奪う 容疑の明大生の男逮捕

 睡眠導入剤を混ぜたジュースを飲ませてキャッシュカードを奪い、現金35万円を引き出したとして、警視庁は、明治大学4年松月浩樹容疑者(23)=住所不詳=を昏睡(こんすい)強盗と窃盗の疑いで逮捕し、3日発表した。同様の手口で約5万円入りの財布が奪われた別の事件についても、関与をほのめかしているという。  新宿署によると、松月容疑者は昨年11月15日午前2時半~7時ごろ、東京都新宿区の漫画喫茶で、ともに入店した女性(20)が離れた隙にジュースに睡眠導入剤を混ぜて飲ませ、昏睡状態にしたうえでキャッシュカードを強奪。近くのATMで女性に暗証番号を入力させて約35万円を引き出し、盗んだ疑いがある。  女性とは前日にインターネットを通じて知り合ったばかりだった。調べに「借金を返すためだった」と供述。睡眠導入剤は処方を受けたものと説明しているという。  同区内では3月にも、別の20代女性が同じジュースを飲んだ後に昏睡状態となり、財布を奪われる事件が発生。松月容疑者は関与をほのめかしているといい、警視庁が関連を調べている。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

捕獲イノシシ、現地で埋める運用検討 豚コレラで岐阜県

 家畜伝染病「豚(とん)コレラ」が野生イノシシに広がっている問題で、岐阜県は調査のために捕獲したイノシシを現地に埋めて処分する運用の検討に入った。イノシシを調査機関に運ぶのは負担が大きく、焼却炉の受け入れも限界に達していることなどが背景にある。検査には、現場で採取した血液を使うという。  現在、岐阜県内で調査捕獲されたイノシシは、猟師が消毒した上で県中央家畜保健衛生所の分室(岐阜市)まで運び、職員がウイルスの有無を検査している。検査が終わると、死骸は施設内で焼却処分する。だが収束が見えない中、持ち込まれるイノシシは増え続け、累計1千頭を超えた。  施設内の焼却炉の処理能力は1日10頭程度で、「1日に20頭運び込まれることもあり、対応しきれない」(担当者)という。焼却しきれない死骸は、冷房を利かせた部屋で一時保管しており、専用の冷蔵庫の購入も準備しているという。  こうした状況から、県はイノシシを捕獲した現場で血を抜き、家畜保健衛生所の分室で検査することを検討する。死骸は現地に穴を掘って埋める。先行的に7月から36例実施しているが、大きな問題はないという。捕獲にあたる猟師も「重いイノシシを運ぶのは重労働。山と衛生所の往復で1日が終わってしまったこともある。血だけでいいなら楽になる」と歓迎する。  一方、野生動物に詳しい岐阜大学の浅野玄・准教授(野生動物医学)は「現地に埋めるのであれば、クマなどの動物が餌付かないよう、埋設地点にカメラを設置して適切な深さを検討することが必要かもしれない」と指摘している。(山野拓郎、松浦祥子) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

空き家に男性と女児の遺体 体に傷、殺人の可能性 福井

 3日午前7時15分ごろ、福井県永平寺町松岡末政の住宅に遺体がある、と女性の声で110番通報があった。駆けつけた警察官が住宅内を調べたところ、成人男性と女児の遺体を見つけた。遺体には傷があるといい、殺人事件の可能性もあるとみて捜査している。  福井署によると、遺体が見つかった住宅は空き家だった。署は死亡した2人の身元や死因を詳しく調べるとともに、通報したとみられる女性からも事情を聴いているという。  現場はJR福井駅から北東に約8キロの住宅街。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

関東に活発な雨雲 横浜市などに大雨警報発表(tenki.jp)

関東地方では、発達した雨雲のかかっている所があります。神奈川県横浜市や川崎市に大雨警報が発表されています。 雨雲発達中 3日は関東も大気の状態が不安定になっています。栃木県の山沿いや神奈川県の所々で雨雲が発達しています。レーダー画像を見ると、非常に激しい雨や激しい雨を降らせるような赤やピンクで表示される活発な雨雲も見られます。午後2時15分に神奈川県の横浜市や川崎市に大雨警報が発表されました。あわせて、横浜市には洪水警報も発表されています。低い土地の浸水や河川の増水に警戒してください。 帰宅時間帯も注意、警戒 これから夜のお帰りの時間帯にかけても大気の不安定な状態が続くでしょう。平野部でも傘があっても濡れてしまうほどの、激しい雨や非常に激しい雨の降る所もありそうです。落雷が発生する恐れもあります。急にヒンヤリした風が吹いたり、雷鳴がきこえてきたら、積乱雲が接近してくるサインです。建物の中に移動するようにしましょう。スマホのアプリなどで、気象レーダーの雨雲の動きを確認しておくと、雨や雷雨をうまく回避することもできますので、確認してみてください。日本気象協会 本社 日直主任 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

北海道地震、全避難指示を解除へ 来年2月にも、安平町の2地区(共同通信)

 昨年9月の北海道地震で、安平町が町内2地区の計13世帯32人に出している避難指示について、来年2月までに順次解除する方針であることが3日、町への取材で分かった。地震に伴う道内全ての避難指示が解除されることになる。 町によると、住宅に近い造成地ののり面に崩落の危険性があるとして、3日現在で早来地区の6世帯17人、追分地区の7世帯15人に避難指示を出している。 町は8月19日、両地区でのり面の補強工事などを開始。工事が進み、安全確認できた世帯から避難指示を解除する。今年11月までに大半を解除し、工事が遅い追分地区の一部世帯は来年2月になる見通し。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「最も深く傷ついているのは津田君だ」夏野剛氏、『表現の不自由展・その後』の中止問題でコメント(AbemaTIMES)

 「あいちトリエンナーレ」の津田大介芸術監督と、中止された『表現の不自由展・その後』の実行委員会のメンバーが2日、それぞれ会見を開いた。 津田監督は抗議などに対して事前の準備は進めていたものの、日韓関係の急速な悪化、政治家が介入する発言をしたこと、そして開催直前に京都アニメーションの放火殺人事件が予想外の出来事だったとし、中止の判断は抗議殺到やテロ予告により安全な運営が担保できなかったからだと強調。しかし実行委員会側は、対応職員の事前研修と現場のケアが不十分だったと指摘、表現の自由を侵害した行政の判断は検閲だと主張するなど、両者の主張に食い違いがあることが改めて浮き彫りになった。 また、津田氏は展示再開のためのハードルとして「脅迫メール犯の捜査進展」「警備体制の強化」「苛烈な抗議・脅迫への対策」「検証委員会の中間報告を待つべき」「作家・実行委員会・愛知県民や有識者とのオープンディスカッション」という5つを挙げている。  この問題について、慶應大学特別招聘教授の夏野剛氏は「僕は津田君をよく知っているが、本来だったら実行委員会の人たちが言うようなことを主張するようなタイプの人。その津田君をもってしても中止せざるを得なかったということ。それはとても重いことだ。今の日韓関係は異常で、その中であの少女像を展示するということは違う意味を持ってしまうし、政治の関係や京アニの事件も含め、最も深く傷ついているのは津田君自身だと思う。 彼はこの展示会をずっとやりたいと思っていたし、ギリギリの所を狙っていた。津田君が今まで発言してきたことを分かってあげたい」と指摘する。 それを踏まえ「こういう催しでは、何を出展するのか、どこで線を引くかなど、監督の決定権がすごく大事で、それがなければ成立しない。アーティストはなんの責任も取らないが、参加者に危害を加えるような人が現れたり、京アニみたいなことが起こったりした場合に責任を負うのは一義的には監督だ。その津田君が判断したことに対して、実行委員会の人たちが無責任に言っているのはおかしいと思う。また、SNSに限らず、わけの分からない老人たちが電話をかけてくることもある。俺だって、株主総会の場で“あの時のテレビでの夏野の発言は違うと思う“と言われたこともある。そういうアホな奴がいっぱいいる。今回、展示を中止すると決めることで、今の世の中の不条理さを津田君は訴えたかったと思う」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「ところてん」にかけるのは酢醤油?黒蜜?(ウェザーニュース)

 夏の涼味として昔から食べられてきたところてん。ウェザーニュースは「ところてんを食べるときに何をかけますか?」というアンケートを行ったところ、地域差が明らかになりました。また、オリジナルの味付けで食べている人も少なくありませんでした。 黒蜜が多数派の近畿  調査結果を地域別に集計しました。全国的には酢醤油(二杯酢)が多数派です。ただし、近畿地方に絞ると黒蜜が多数派(53%)になりました。 コメントに「黒蜜以外にかけるものがあることを関東に来て知りました」とあるように昔からの習慣なのです。黒蜜だけでなく、「黒蜜ときな粉」「黒蜜にバニラアイス」のコメントがありました。 また、中部・中国地方を見てみると、多数派は酢醤油ですが過半数には届いていません。黒蜜派の近畿地方に近いほど、三杯酢や黒蜜をかける人が増えて酢醤油の割合が低下する傾向にあることが分かります。 「その他」は何をかけるの?  アンケートは「酢醤油」「三杯酢」「黒蜜」「その他」の4択で回答してもらいましたが、「その他」が全体で6%を占めました。少なくない割合です。なかでも高知県は「その他」が35%ともっとも多い割合となっています。いったい何をかけて食べているのでしょうか。 創業98年という、ところてん専業の高知屋(高知県中土佐町)によると「うちのたれは、祖父母が創業した当時から、ジャコと鰹節でとった『カツオだし』です。県内はよそでも、ところてんには『カツオだし』という店が多いです」 では、高知県以外で「その他」を選んだ人は何をかけているのでしょうか? 「生醤油」 「柚子ポンか柚子醤油」 「砂糖を入れたきな粉」 「きな粉+ハチミツ+あんこ」 「前は酢醤油でしたが、今はノンオイルの青じそドレッシング」 「レモン汁またはカボス汁」 「ゴマだれ」 「醤油におろし生姜」 「焼肉のたれ、けっこううまいです」 「ソフトクリーム、冷たくておいしいよ」 「マヨネーズ」 「酢醤油と黒蜜です」 「梅酢」 「そうめんつゆ」 「そんな食べ方があったのか!」と思わされるものもありました。機会があったら試してはいかがでしょうか。 ところてんを夏に食べるワケ  なぜ夏にところてんを食べるのか、源保堂鍼灸院の瀬戸佳子先生(国際中医薬膳師)が語ります。 「ところてんの原料は天草ですが、天草は東洋医学で胸や胃の熱をとり、口の渇きを癒して暑気あたりを改善する効果があるとされます。ミネラルが豊富で、汗で流れた栄養分を補給することができます。夏にところてんを食べるのは、たいへん理にかなっていることです」 まだ残暑が続きます。ところてんを食べて夏との最後の戦いを乗り切ってはいかがでしょうか。ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

公的年金だけでは生活困難が5割 50代正社員男性、民間調査(共同通信)

 公的年金だけで生活費を賄うのは難しい―。民間の調査会社のアンケートで、50代の正社員男性の約半数がそう回答した。金融庁の審議会は6月、「95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要になる」との報告書を公表したが、年金だけでは老後生活が厳しいと感じる人が潜在的に多い実態が浮き彫りになった。 調査は高齢社会に関する研究をしている公益財団法人「ダイヤ高齢社会研究財団」(東京)が2月、50代の正社員男性にインターネットで実施。50~54歳と55~59歳のそれぞれ309人が有効回答を寄せた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

すべてが日本に影響か 2つの台風に加え、熱帯低気圧も(ウェザーニュース)

 昨日2日(月)は台風13号、今日3日(火)に入り台風14号と立て続けに2つの台風が発生しました。 さらに日本のはるか南東の海上、ウェーク島近海には熱帯低気圧が控えており、こちらも発達して日本列島に接近するおそれがあります。 台風13号 南西諸島に接近  まず最初に日本へ影響を及ぼすのは台風13号。 今後も発達しながら北上を続け、5日(木)頃には強い勢力となって南西諸島を通過します。強い風雨や高波に警戒をしてください。 南西諸島を通過した後は東シナ海を北上して、韓国の西岸に達する見込みで、台風に向かって南東の湿った風が吹き込みそうです。九州や四国の太平洋側は雨の強まるところがあります。 熱帯低気圧は東日本へ接近か  次に心配なのが、はるか南東の海上にある熱帯低気圧です。 太平洋高気圧の縁に沿ってしばらくは西北西に進むと見られます。高気圧がある程度、勢力を保っていることもあり、なかなか北上することができません。 コンピューターのシミュレーションの結果では、東日本にかなり近づく予測が含まれています。 まだ、勢力や進路の予想は定まっておらず、今後も大きく変化する可能性があるものの、油断ができません。 台風14号も間接的に影響を及ぼす可能性  さらに台風14号も間接的な影響が出てきそうです。 しばらくは南シナ海で動きの遅い状況が続き、今週後半以降にかけては東に進むと見られます。周辺の湿った空気が日本付近にのびる秋雨前線に流れ込んで、前線の活動が活発になりそうです。 最新情報をこまめに確認を  台風14号や熱帯低気圧の動きについては、予測がしっかりと定まっておらず、情報更新ごとに変化の幅が大きいため、影響がどの程度になるかはまだはっきりしない部分があります。 ただ、相次いで日本に影響する心配は十分にあり、こまめに最新情報を確認するようにしてください。ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

豪雨で両腕なくした観音像 犠牲になったみんなの供養に

 2012年7月の九州北部豪雨で流された寺にあった観音像を安置する観音堂が、熊本県阿蘇市一の宮町坂梨で完成した。土地は、5人が犠牲になった家の跡地を遺族が提供。8月24日、地域の門徒が集まって開帳の法要を営んだ。  観音像があった浄土寺のある地区では6人の犠牲者が出て多くの家屋が全半壊した。住職がおらず門徒たちで大事に守ってきた寺も本堂ごと土砂に押し流された。数日後、復旧作業にあたっていた男性が、本堂があった場所から数百メートル先の土砂の中から木彫りの観音像2体を発見した。本堂に鎮座していた3体のうち、本尊の観音菩薩(ぼさつ)像(高さ125センチ)と、十一面観音像(同55センチ)だった。  観音像は800年ほど前に作られたと伝えられ、60年に1度だけ開帳されてきた。信徒会総代表の市原正・市議によると、発見時には両腕がなくなっていたが、災害に遭ったことも像の歴史として残す方がいいと、修復はしないことにした。  安置する観音堂の新設に向け14人の門徒で話し合いを重ねたが、寺のあった所は今後の災害を防ぐために県がつくる砂防堰堤(えんてい)用地に含まれるため、新たな場所を探していた。そうした中、その近くにあった実家で母らを亡くした古木光教さん(55)が、実家跡地に建ててもらうことを申し出た。  古木さんの実家は7年前の7月12日、土砂に押しつぶされ、母のエイ子さん(当時76)、兄の国隆さん(同49)とその子供ら計5人が犠牲になった。古木さんはその後、母から引き継いで浄土寺の門徒となった。観音堂をつくることで「母や兄ら犠牲になった皆の供養になれば」と話す。  今年6月に着工。元の寺の用地売却益などを建設費にあてた。古木さんの希望もあり、観音堂の横には今後、桜の木を植えることにしている。古木さんによると、エイ子さんは花が好きで庭にいろいろな花を植えていた。「将来、ここで家族で花見をしてその姿を母たちに見せたい。きっと喜んでくれると思う」  観音像は翌25日も開帳された。次の開帳は本来の予定だった2035年になるという。(後藤たづ子) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル