社会

水難事故装い保険金殺人か 殺人容疑で3人の逮捕状請求

 千葉県富津市で1月、男性(当時23)を海に転落させて殺害した疑いが強まったとして、千葉県警は28日、男性の勤務先の社長ら男3人について殺人容疑で逮捕状を請求した。捜査関係者への取材でわかった。男性が死亡する約3カ月前に、保険金の受取人が母親から社長に変更されており、県警は水難事故を装った保険金殺人の可能性があるとみて調べている。  捜査関係者などによると、富津市金谷の浜金谷港で1月27日、千葉市若葉区の内装工、宍倉拓也さんが、岸壁から約40メートル離れた海底に沈んでいるのが見つかった。宍倉さんはこの日明け方から勤務先の社長や同僚と付近で釣りをしていたが、同日午前6時ごろ、同僚から「宍倉さんが行方不明になった」と110番通報があったという。海上保安庁などが捜索して約8時間後に発見。心肺停止状態で現場で死亡が確認された。死因は溺死(できし)で、海に転落した原因は不明だった。  県警は、一緒に釣りに行ってい… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

男性刺され死亡 殺人容疑で福岡県警が捜査、男が逃走か

 28日午後1時20分ごろ、福岡市城南区別府5丁目の路上で「外国人らしき人が血を流して倒れている」と110番通報があった。県警早良署員が駆けつけると、男性が血を流して倒れており、病院に運ばれたが、その後死亡が確認された。男性の関係者が「知人間のトラブルで男性が刺され、男が逃げた」と話しており、県警が殺人の疑いで男の行方を追っている。  県警によると、男性には刃物のようなものによる刺し傷があった。凶器は見つかっておらず、県警は男が凶器を持ったまま逃げているとみている。男は短髪で黒のタンクトップ、黒の短パン姿。黒っぽいスニーカーをはき、黒のリュックサックを持っていたという。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

囲碁名人戦、張栩名人が逆転勝利「途中はっきり駄目と」

 円熟の連覇か、初の10代名人誕生か――。張栩名人(39)に芝野虎丸八段(19)が挑戦する第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第1局が27日午前9時から、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開かれた。  張名人が連覇すれば通算6期目の名人位獲得、芝野八段は井山裕太・現四冠もなしえなかった初の10代名人誕生がかかる。シリーズの行方を占う重要な一番だった。 囲碁名人戦第1局は、張栩名人が逆転で勝利しました。両対局者の一問一答や、山下敬吾九段の解説動画などを交えて、第1局2日目を詳しくお伝えします。 張栩名人の一問一答 ――本局を振り返っていかがでしたか。  序盤から苦しい局面が多く、途… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

京都で「芸大騒動」勃発、校名の変更発表も中止訴え(日刊スポーツ)

京都で“芸大騒動”が起きた。学校法人瓜生山(うりゅうやま)学園・京都造形芸術大学(京都市左京区)が27日、来年4月1日に校名を「京都芸術大」に変更すると発表した。これに対して「京芸」「京都芸大」などと呼ばれている京都市立芸術大学(京都市西京区)が28日、赤松玉女理事長名で中止を強く求める声明文をHPに掲載した。造形芸術大は、大学開学30周年記念事業の一環として5つの方針からなる「グランドデザイン」を発表。その中で「造形芸術の枠を超え、芸術立国の実現に向けて」との目的で校名を変更するという。HPでは「略称としては『瓜芸(うりげい)』『KUA(ケーユーエー)』を使用し、『京芸』『京都芸大』は使用いたしません。申し上げるまでもなく、本学は、公立大学法人『京都市立芸術大学』とは異なる大学です」と注意書きを添えている。一方の市立芸術大は「当該名称は本学の名称や一般に通用している略称と同一あるいは酷似しているため、大きな混乱を招くと大変危惧しております」と主張。「そのような事態にならないよう、名称変更を中止再考されるようお願いしてまいりましたが、聞き届けていただけなかった」と経緯を説明し、最後に「引き続き、協議を続けてまいりますが、当事者間では解決の方向性を見出し難いと判断した場合は、法的措置も含めた適切な対応をとってまいります」と強い姿勢を打ち出している。京都市の門川大作市長もこの日、同市HPに異例のコメントを発表。「京都造形芸術大学の名称を『京都芸術大学』に変更されると聞き、驚愕しています。大学が新たに名称を変更される場合は、既存の大学と混同しないよう、明確に識別できるようにすべきであります。今一度新しい名称を再考され、両大学が共に伝統と文化を継承し、発展していくことを望みます」と強く再考を求めた。造形芸術大によると、校名変更は18年夏ごろから検討を続け、文科省にも相談。「6月20日に可能という連絡をもらった」といい、今月27日に届け出を受理されたという。京都市には、7月9日に連絡した。市立芸術大によると、同大が知ったのは京都市経由だった。7月12日には、造形芸術大の尾池和夫学長が来校し報告を受けた。その時も含めて、数回にわたって再考を求めてきたが、平行線が続いたという。両校とも今後も協議を継続する姿勢はみせているが、現時点ではどちらも妥協する考えはなく、行方が注目される。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

元交際ホスト追いかけ部屋に 坂口杏里容疑者を逮捕(FNN.jpプライムオンライン)

FNN.jpプライムオンライン 元タレントの坂口杏里こと、本名・野沢瑞恵容疑者(28)は27日、東京・中野区で、元交際相手のホストの男性(30代)とタクシーから降りたあと、男性を追いかけてマンション内に侵入した疑いが持たれている。坂口容疑者が「タクシー代を払え」と言って部屋に入ろうとしたところ、ドアに指を挟まれたとみられ、調べに対し、「納得できない」などと供述しているという。FNN 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

籠池被告が被告人質問終えて一句「『日ノ本に 生まれてうれし 秋の雨』…うそは言ってません」(スポーツ報知)

 国や大阪府、大阪市の補助金計約1億7000万円をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われた、学校法人「森友学園」の前理事長・籠池泰典(本名・康博)被告(66)の被告人質問が28日、大阪地裁(野口卓志裁判長)で行われた。 赤いロングシャツに身を包んだ妻・諄子(本名・真美)被告(62)=詐欺罪などで起訴=とともに入廷した籠池被告は、関西大学卒業後に奈良県庁に8年間務めた後に、諄子被告の父が理事長を務める「森友―」に就職した経緯を説明した。 「森友―」が経営する幼稚園で「教育勅語」を前面に押し出す教育を進めた籠池被告は「同調された議員が多く出られた」と2006年ごろから政治家との付き合いが始まっというが、保護者の「教育勅語アレルギー」によって園児の数が減り、経営状況が悪化。「授業料を上げたくない」と教員や児童に絡んだ補助金を不正受給したことを認め、「やっちゃいけないこと。反省しています。今だったら、しないですね」と答えた。私的な使用は否定した。 一方、大阪府豊中市で新設を計画した小学校の建設費に関する補助金約5644万円を詐取したとされる罪に関する質問は、多種の書類を見せられても「記憶にはないが、判は押していますね。押してください、と言われたから押した」などと返答を繰り返した。 当初、小学校建設の補助金は1億2000万円と聞かされていたが、実際は6000万円と計算され「要領を得ない」と驚いたという。満額の補助を受けようと、周囲が建設費を水増しした工事請負契約書を作成する動きを「うすうす感じていた。悪いことをしているんだな、よこしまなことをしようとしているんだなという(不正の)認識は持ちました」と弁護人からの質問には素直に答えたが、検察側からの問いかけには「記憶にない。覚えていない」と態度が変わっていた。 閉廷後は「粛々と対応させてもらいました」と報道陣に話した後、雨傘を手に「きょうは一句、『日ノ本に 生まれてうれし 秋の雨』。これでご察しください」と話し、「どういう意味ですか」の問いかけに「すがすがしい気持ち。うそは言ってませんということ」と晴れやかな表情。検察側への対応には「説明に具体性がなかった」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

日の丸「自粛シャツ」が物議 過剰な忖度?選手の安全?(J-CASTニュース)

 日韓関係の悪化を理由に、日本高野連が「日の丸」などのロゴをシャツから外したことに対し、高野連の電話に意見が殺到して、パンク状態になっている模様だ。 ネットの反応を見ると、高野連の措置に理解を示す声はあるが、疑問や批判も目立つ。高野連の判断はどんな影響を及ぼすのだろうか。■「配慮も必要かも」「スポーツに政治を持ち込むな」  「代表が自国の国旗隠すなんて聞いたことない」「こんなの日本チームじゃねえよ」「日の丸自粛するぐらいなら行くな」「日本の高校生の気持ちはどうなる?」... 韓国で開催される野球のU-18 W杯に向けて、高野連の事務局長が今回の措置を報道陣に示したと、2019年8月27日にニュースになると、コメント欄などではこんな不満が噴出した。 NHK報道などによると、日本代表の選手には、「日の丸」や「JAPAN」のロゴを入れた代表用シャツを止めて無地のポロシャツを着てもらうとし、選手らは翌28日、実際にこのポロシャツ姿で日本を出発した。 事務局長は、その理由について、「韓国の国民感情に配慮して、日本を前面に出すのはやめようと思っている。日韓関係が悪化していることと、スポーツをすることは別なのでわれわれは真摯にプレーすることが大事だと思う」などと説明したという。 この発言について、ネット上では「何をされるかわからない恐怖があると思う」「配慮も必要かもしれない」「トラブルを避けるためにも妥当な措置だ」と理解する向きもあった。一方で、突っ込みも多く、「そこまで配慮するならなぜ行く」「スポーツに政治を持ち込むな」「こういう忖度が若い人の教育に悪影響となる」などと高野連を皮肉る声も多数寄せられている。 著名人や政界からも、様々な意見が  また、旭日旗については従来から韓国の反発が強いが、今回は日本の国旗に関する「配慮」だっただけに、「これはやばいな 悪しき前例になるぞ」「言われてないのに配慮すればまた相手のカードになるだろ」「つぎからは日の丸もクレーム対象になる」と心配の声も漏れていた。 著名人や政界からも、様々な意見がツイッターに書き込まれている。 アルピニストの野口健さんは、「片方だけが外すという事が果たして未来志向なのか?」などと高野連を批判し、元警視庁通訳捜査官の坂東忠信さんは、「野球ができてもアイデンティティを封じられる、今後の国際化時代に活躍すべき子どもたちの心の傷を考えてほしい」と訴えた。 政界では、三原じゅん子参院議員(自民党)が「スポーツの世界で、日の丸を背負って闘う日本代表選手たちに、韓国への配慮とか必要なのでしょうか」と疑問を呈し、和田政宗参院議員(同)も「いつも通り、国旗やJAPANの文字入りシャツで入国すれば良い。日本代表であり高校生であり、韓国国民もさすがに敬意を払うはず」などと指摘した。 菅義偉官房長官は、8月28日の記者会見で「高野連の方針や個別の対応について政府としてコメントは控えたい」と述べたうえで、「政府としては両国関係が困難な状況にあっても、両国の将来のために相互理解の基盤となる民間交流やスポーツ交流はこれからもしっかり続けていく考え方に変わりはない」と説明した。(J-CASTニュース編集部 野口博之) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

第7回アフリカ開発会議(TICAD)開催 アフリカ諸国に万博協会が朝一番からPR(読売テレビ)

 第7回アフリカ開発会議(TICAD)は28日、54か国の首脳らが参加、横浜市で3日間の予定で始まった。会場では朝一番で、2025年日本国際博覧会(万博)のPRイベントが行われている。 万博関係者は、アフリカを重要視している。PRイベントでは日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長が「2025年の大阪・関西万博の誘致に当たっては、アフリカの国々が日本を強力にサポートして下さいました。日本が当選できた背景にはアフリカの国々のサポートがあります」と挨拶した。 大阪が勝利した昨年の万博招致レースで、勝敗の鍵を握ったのは大票田、アフリカ各国の動向だった。そして、開催が決まった今、その期待に応える用意があることを、この場でPRする必要があるという。 万博事務局担当者は「アフリカ諸国は(国連が提唱する)SDGs(持続可能な開発目標)に向けて貢献する、という大阪万博に対して、誘致の段階から大変な関心を持っている」「そういうことを発信することによって、大阪万博に出展したいという気持ちを高めていきたい」と語った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ローソン「黒糖タピオカ」1日で販売中止 中心硬く苦情

 ローソンは28日、全国の約1万3千店で前日に発売した「黒糖タピオカ」の販売を中止にしたと発表した。急速冷凍技術を使って「もちもちとした食感」を売りにしていたが、解凍したタピオカの中心が硬いという苦情が多数寄せられた。再開の見込みは立っていないという。  ローソンによると、黒糖タピオカはレジで飲料を提供する「マチカフェ」向けで、アイスミルクティーなどと一緒に注文すると、店員が冷凍されたタピオカを電子レンジで解凍していた。1杯分の値段は税込み150円。  しかし、マニュアル通りにやってもうまく解凍できない例が続出し、27日夜に販売をやめた。広報担当者は「予定していた仕様にならず、おいしくお召し上がりいただくことができないことが判明した。期待していただいていたお客様に申し訳ない」と話している。(神沢和敬) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

馬よ故郷よ 「野馬追」のまちに生きる 福島・南相馬

 馬のまちとして知られる福島県南相馬市。毎年7月になると、約千年の伝統がある「相馬野馬追」が開かれる。市内には200頭を超す馬が一般家庭などで飼育され、馬と人が日常的に触れあう。  一方で、福島第一原発の事故により、市の人口は減り続けている。事故前と比べて約1万7千人が減少した。次世代を担う子どもたちも少なくなり、馬文化の継承も危うい。  馬に携わる若者と、それを支える大人たちの姿をカメラで追った。(小玉重隆) 【動画】馬よ故郷よ 南相馬で生きる=三浦英之、小玉重隆撮影  早朝の海岸で馬を走らせる星幸栄紀(さえき)さん(左・16)と父の秀正さん(51)。相馬野馬追を迎える夏になると共に練習を繰り返す。秀正さんは、甲冑(かっちゅう)競馬で1位になるほどの腕を持つ。そんな父の影響で幸栄紀さんは馬に乗り始めた。「野馬追に関しては自慢の父ですが、口げんかは絶えません。短気で負けん気が強くて、性格が似ているからですかね」と笑う。「父がすごいのは、馬に蹴られても動じないこと。まるで家族のように馬への愛情が強い所を尊敬しています」。幸栄紀さんの母親は津波にのまれ亡くなった。今は、馬が中心の生活を送る。  花火で打ち上げた旗を馬上で争奪する「神旗争奪戦」に出るため、長男の深野聖馬(ふこうのしょうま)さん(右・17)に甲冑を着せる父の高広さん(55)。「家の名誉のためにも、息子には武勲をあげてほしい」と願う高広さんは、馬のひづめに蹄鉄(ていてつ)を打つ「装蹄(そうてい)師」だ。200頭を超す馬が同市内にいるとはいえ、仕事は少ない。そのため、関東から東北にかけて競走馬や乗馬クラブの馬を相手にしながら、毎日のように出張を続けている。「正直、馬だけで食っていくのは、大変ですよ。でも、息子には馬と関わる仕事に就いてくれたらうれしい」  「馬が障害を跳べるまでに数年かかっても、一瞬にして跳ばなくなることがあるんです」。そう話すのは、強豪の乗馬クラブ大瀧馬事苑に通う相馬農業高校3年生の高西久美子さん(18)。馬は乗る人を見透かすものだと教わった。普段から声をかけながら信頼関係を築くことの大切さを感じている。  「螺役(かいやく)」として、野馬追の様々な場面で合図のほら貝を吹く若狭椎奈(しいな)さん(18)。高校時代は、馬術の全国大会で好成績を残す優秀な乗り手だった。スカウトの声もかかったが、地元に残って就職した。「今、8割くらいの市民は野馬追に関心がないと感じる。残していくにはやばい状況なんですよ。関わる人が減っているからこそ、自分みたいな若い人が支えていかないと」と話す。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル