社会

関テレ「放送の判断は誤り」 岩井氏の差別的発言に謝罪

 関西テレビ(大阪市)は18日、5月18日に放送したバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」で、作家の岩井志麻子氏が韓国人の気質について「手首切るブスみたいなもの」などと発言したシーンを放送したことについて、取材に対し「視聴者の皆様への配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性のある表現」「そのまま放送するという判断は誤りだった」と謝罪のコメントを出した。  コメントの内容は以下の通り。      ◇  この表現をそのまま放送したことは適切な判断ではなかったと考えています。当初は差別的な意図はないと考え、放送したものでしたが、その後、様々なご批判を受けて社内で議論いたしました。  その結果、様々な感じ方をされる視聴者の皆様への配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性のある表現であり、そのまま放送するという判断は誤りだったとの結論に至りました。視聴者の方々には申し訳なく思いますし、真摯(しんし)に反省しております。  今後は、多様性の尊重、人権の配慮といった放送に求められる価値を重んじた番組づくりに努めて参ります。(杢田光) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

NZ希少オウム、検査の寄付募る 繁殖の期待暗転、感染死相次ぐ(共同通信)

 【シドニー共同】ニュージーランドで今年記録的に繁殖していた世界で唯一飛べないオウムの「カカポ」(フクロウオウム)が、菌の感染が原因で死ぬケースが相次ぎ、個体数増加の期待が暗転した。ニュージーランド自然保護省は18日までに、検査や治療のために寄付を募り始めた。 カカポは先住民マオリの言語で「夜のオウム」を意味するニュージーランドの固有種。19世紀以降に入植者が持ち込んだ外来種の動物による捕食などの影響で1990年代までに激減した。政府が天敵のいない離島に隔離するなどして保護し、成鳥は今年、147羽確認されていた。今年は、ふ化した70羽以上も育っていた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ピエール瀧被告に裁判官が問いかけた「人生」 前身のバンド名(産経新聞)

 コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反の罪に問われたミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(52)の判決公判が18日、東京地裁で開かれ、小野裕信裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。判決言い渡し後、小野裁判官は、5分以上にわたる説諭を行い、所属するバンド「電気グルーヴ」の前身のバンド名にちなみ「人生」について瀧被告に問いかけた。瀧被告は時折うなずきながら、裁判官の言葉を神妙に聞いていた。 ■被告の表現を引用して動機認定 午前11時ごろ、瀧被告は黒のスーツ姿で入廷。緊張した様子で証言台の前に立った。 小野裁判官は、瀧被告が被告人質問でストレスを「心にたまる『おり』のようなもの」とした表現を引用し、犯行の動機を「ストレスや、気持ちの中にある『おり』のようなものを限られた時間の中で解消するために使用した」と認定。 「違法薬物に対する親和性が表れた常習的な犯行で、安易に違法薬物に頼ったとの法的非難は免れず、同情の余地はない」と指摘する一方、「主治医の指導に従って治療を受け、違法薬物を絶つと誓約している」などとして、執行猶予が相当と判断した。 小野裁判官は判決言い渡し後、控訴や執行猶予についての説明をした後、「有名人だからといってことさら刑を重くしたり手心を加えたことはありません」と切り出し、「ただ言っておきたいと思ったことがあります」と続けた。 ■「インディーズ時代によく出てくる言葉」 裁判官の説諭は一般に、一言、二言、声をかけることが多いが、小野裁判官は「引っかかったことがあります」として、瀧被告に証拠の写真を示し始めた。 裁判官「漢字2文字が書いてあります。読んでいいですか」 瀧被告「はい」 裁判官「『人生』と書いてあります」 傍聴席から写真を見ることはできなかったが、小野裁判官は証拠の中にあった「人生」と書かれた張り紙を、誰かが瀧被告に書いたものとして話を続けた。「どうして(『人生』と)貼ってあるのか検討しました。インディーズ時代を含めて(瀧被告に関することで)よく出てくる言葉だと分かりました」 瀧被告が所属するバンド「電気グルーヴ」のインディーズ時代のバンド名は「人生(ZIN-SAY!)」。電気グルーヴの相棒として長年、音楽活動を続けてきた石野卓球氏は、瀧被告が逮捕された後の3月24日、ツイッターで「“Zin-sayは電気グルーヴ、電気グルーヴは人生”」とつづり、ネット上では、石野氏が瀧被告への思いを語ったものではないかと話題になっていた。 ■「3つのことを問いたい」 小野裁判官は「3つのことを問いたい」と瀧被告を見据え、「人生をどうしたいのか。人生の持つ意味とは何か。『人生』と書いてくれた人の気持ちに答えられているか」と語りかけた。 その上で「あなたが芸能界に復帰できるのか、復帰できても何年先になるのかは分かりません。でもいつか薬物のドーピングがなくても、芝居がいいとか、これまでより活躍していると、社会の人から見てもらえる日がくることを切に祈っています」と述べた。 瀧被告は被告人質問で「音楽をつくることはこれからもやっていこうと思う」と復帰への思いをにじませ、薬物を絶つためには「孤独感やストレスを抱えてはいけない」とも語っていた。 小野裁判官は「謝罪やカウンセリングの中で迷ったり悩んだり孤独になることがあるんじゃないかと思います。そのときは『人生』と書いた人の気持ちに答えられているかを、胸に手を当てて考えてほしい。それがあなたがいるべき場所を見失わない上での大切なことじゃないでしょうか」と締めくくった。 瀧被告は手を前に組み、時折うなずきながら説諭を聞いていた。最後は検察側や傍聴席に一礼して退廷。弁護士を通じて発表したコメントにはこう記されていた。 「こんな自分でありながらも、励ましや応援の言葉を表明してくださった多くの皆さまには心より感謝しております。本当にありがとうございました。二度とこのようなことを起こさないよう戒めてまいります」Source : 国内 - Yahoo!ニュース

明日は内陸部中心に雨雲発達 急な雨や落雷に要注意(ウェザーニュース)

 明日19日(水)は日本付近に湿った空気が流れ込むことや、上空気圧の谷が通過する影響で大気の状態が不安定になります。 午後は北海道や本州の内陸部を中心に雨雲が発生、発達する見込みです。 晴れていても急に雲が広がって、雨の降り出すことがあります。雷を伴って強く降る所がありますので、油断が出来ません。 また、発生した雨雲は徐々に東へ移動するため、東北の太平洋側や関東平野にも雨を降らせる可能性があります。 広範囲で1時間に30mm前後、局地的には1時間に50mm前後に達するような激しい雨が降り、雷や突風を伴うおそれがあります。道路冠水や河川の増水、落雷などに注意が必要です。ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

(いま子どもたちは)棋士をめざす:3 町にプロ、勝負度胸も育まれ(朝日新聞デジタル)

 (No.1591) 四国や九州からも生徒が集まってくる将棋教室が、兵庫県加古川市にある。指導するのはプロ棋士の井上慶太九段(55)。過去に3人のプロをはじめ、棋士を目指す奨励会員約30人を育てた。 加古川市は10年前から「棋士のまち」を名乗る。市内在住・出身のプロが5人おり、筆頭が井上九段だ。隣の姫路市に住む小学5年の炭崎俊毅(すみさきとしき)さん(11)も、3年前から教室に通う。4月、かつて羽生(はぶ)善治九段も制した小学生名人戦(日本将棋連盟主催)で優勝。教室にはその新聞記事が張り出された。 保育園で友達が遊んでいるのをまねて、6歳で将棋を始めた。…… 本文:866文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

山形大生「女性医師と面識ない」 逮捕から1週間、動機は不明(共同通信)

 山形県東根市のマンションで住人の女性医師を殺害したとして、殺人などの疑いで山形大4年加藤紘貴容疑者(23)が逮捕されて19日で1週間。「医師と面識がない」と話しており動機は不明だが、医師の部屋は無施錠で事件前には容疑者らしき不審者が別のアパートに侵入していた。村山署捜査本部は手当たり次第に侵入を試みたとの見方を強めている。 関係者によると、加藤容疑者は新潟県長岡市立小中学校を卒業後、地元の高校に入学。中退後、予備校などを経て山形大に進んだ。同じ中学出身の20代女性は「人を傷つけるとは想像できないほど、真面目でおとなしかった」と話す。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ゲーム仲間同士で…『太鼓の達人』の“面”を盗品と知りながら譲り受けか 19歳専門学校生逮捕(東海テレビ)

 人気ゲーム「太鼓の達人」の部品を盗まれたものと知りながら無償で譲り受けたとして19歳の少年を逮捕です。 逮捕されたのは、滋賀県に住み専門学校に通う19歳の少年です。 警察によりますと少年(19)は今年4月、愛知県高浜市内で別の少年(17)から人気ゲーム「太鼓の達人」の太鼓の面の部分を、盗まれたものと知りながら無償で譲り受けた疑いが持たれています。 部品を譲り渡したとされる少年(17)は、千種区のゲームセンターで「太鼓の達人」の太鼓の面の部分を盗んだとして6月4日に逮捕されていて、その供述から今回、逮捕された少年が浮上しました。 調べに対し、少年は「盗品とは知っていたが一時的に預かっただけ」と容疑を否認しています。 2人は共通の趣味である「太鼓の達人」を通じて知り合ったということで、警察が余罪がないか捜査しています。東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

アイドル、やめました。 25歳、ラジオ局営業で花開く

【動画】アイドルを卒業してラジオ局の社員になった河野早紀さん  最近、「アイドル、やめました。 AKB48のセカンドキャリア」という本が出た。アイドルを辞めた人たちの「第二の人生」を追った本だ。近年のアイドルブームで、「元アイドル」人口は1万人にも及ぶとの推計もあるそうだ。この本に登場する元「NMB48」メンバーで現ラジオ局社員の河野早紀さん(25)にはアイドル時代に取材したことがある。当時を振り返り、いま何を思うのか。  ――今はどんな仕事をしているんですか  兵庫を含む関西を放送エリアとするFMラジオ局「FM OH!」(大阪市、エフエム大阪)の営業部社員です。番組や番組内のコーナーのスポンサーになってくれる企業さん、CMを出してくれる企業さんを探すのがメインの業務です。毎日、営業の電話をかけたり、外回りしたり……。  ――「ラジオ制作に関わる仕事がしたい」という言葉を残してアイドルを卒業してから4年がたちました  今の仕事は営業ですが、企業さんへ提案する番組やコーナーの内容を考えたり、制作陣と細部を詰めたりもします。忙しいけれど、日々充実しています。  ――例… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ピエール瀧被告に有罪判決 東京地裁(産経新聞)

 コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反の罪に問われたミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(52)の判決公判が18日、東京地裁で開かれた。小野裕信裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。 小野裁判官は判決理由で「違法薬物に対する親和性が表れた常習的な犯行で、安易に違法薬物に頼ったとの法的非難は免れず、同情の余地はない」と指摘。一方、「主治医の指導に従って治療を受け、違法薬物を絶つと誓約している」などとして、執行猶予が相当と判断した。 瀧被告は初公判で起訴内容を認め、被告人質問では、仕事が多忙で「限られた時間でストレスの解消をしなければならず、違法薬物に手を出してしまった」と述べていた。 判決によると、瀧被告は3月12日ごろ、自宅とは別の世田谷区内にあるマンションの一室で、コカイン若干量を吸引した。 瀧被告はバンド「電気グルーヴ」のメンバー。所属事務所のソニー・ミュージックアーティスツは逮捕後にマネジメント契約を解除した。 瀧被告は判決公判後、「こんな自分でありながらも、励ましや応援の言葉を表明してくださった多くの皆さまには心より感謝しております。二度とこのようなことを起こさないよう戒めてまいります」とするコメントを出した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

大阪の拳銃強奪 場当たり的か周到か 謎残る行動(産経新聞)

 大阪府吹田市の大阪府警吹田署千里山交番前で16日早朝、同署の古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査(26)を襲い、拳銃を奪ったとして逮捕された飯森(いいもり)裕次郎容疑者(33)。これまでの捜査では、計画的に犯行に及んだ可能性が浮かんでいる。だが、事件後の行動には不可解な面も。用意周到なのか、場当たり的か。事件当日の飯森容疑者の足取りをたどってみた。(小松大騎)飯森裕次郎容疑者の小学生時代の卒業文集 夜明け間もない阪急千里線関大前駅のホーム…〔1〕。 電車待ちの人はまばらだ。飯森容疑者はここの公衆電話から虚偽の110番通報をしたとみられるが、男性会社員(32)は「公衆電話を使っている人は見たことがない」。 110番があったのは午前5時28分。現場交番のある千里山駅は隣だが、日曜の次の電車は42分で犯行時間帯に間に合わない。徒歩で現場へ向かった。 線路沿いの道を北に約800メートル。人通りはほとんどなく、早足で約5分、交番…〔2〕が見えてきた。事件当時は110番を受け、勤務していた3人のうち2人がすでに出動。古瀬巡査は1人で現場に向かおうとするところだったとみられる。 飯森容疑者は虚偽通報でこうした状況を作り出そうとした疑いもある。ただ、全員一緒に出動することもあり、事件時のような状況になるとはかぎらない。狙いは何だったのか。 午前6時ごろ、現場の北西約350メートルの住宅街…〔3〕。 この時間帯に、複数の住民が大きな破裂音が1回するのを聞いている。奪われた拳銃は1発発射された形跡があった。 現場からは徒歩で3分ほど。犯行の後、すぐに遠くに逃げず、早朝の閑静な住宅街を徘徊(はいかい)。そのうえ拳銃を撃ったとすれば、逃走中の人間とは思えない大胆な行動と感じた。 その後、飯森容疑者は約1・5キロ西の北大阪急行緑地公園駅方面へいったん行った後、再び阪急千里線の駅まで戻ったとみられる。この間、最長で3時間。道中は犬の散歩をする人も多い。加えて当時はすでに府警が緊急配備をかけており、捜査車両も行き交っていたとみられ、人目が気になったはずだ。 千里山駅から電車に乗り、北千里駅…〔4〕へ。 阪急千里線の北の終点でその先に乗り継ぐ電車はない。南へ行けば、ターミナル駅の梅田などから神戸や京都方面へ行くことも可能。途中で大阪モノレールに乗り換えれば、大阪(伊丹)空港へ行くこともできる。 午前9時すぎ、飯森容疑者は駅前にある商業施設「イオン北千里店」で、ジャンパーなどを購入。店内には各フロアに防犯カメラが設置されており、家族連れの姿も。血の付着した服を着替えるのは冷静にもみえるが、計画的犯行であればなぜ着替えを用意していなかったのか。この後すぐ、不審に思った店員は府警に通報している。 駅から隣の箕面市へ。3キロ以上の上り坂を歩き、同市内のコンビニエンスストアに…〔5〕。 道中、なぜ飯森容疑者が現場から北上したのか、との疑問が何度も頭を過ぎった。 飯森容疑者は吹田市に居住歴があり、この辺りの土地勘もあったはず。山を目指した理由は分からないが、飯森容疑者は途中のホームセンターで虫よけ剤を購入している。長期間、山中に潜伏しようとしていたのか。そんなことを考え、息を切らしながら山へと入っていった。Source : 国内 - Yahoo!ニュース