「事故がなくなれば」 水難事故の現場付近に看板を設置 福岡・宮若

 福岡県宮若市の犬鳴川で小学6年の女児3人が亡くなった7月の水難事故を受け、市水難事故防止対策協議会(会長、塩川秀敏市長)は20日、事故現場の手前のフェンスに「ここに立ち入ってはいけません」と呼びかける看板を設置した。現場付近には年明け以降、さらに同様の看板などを計6カ所に設置する。

 現場付近には事故直後、地元などの要望を受けて国土交通省遠賀川河川事務所が金属製フェンスを取り付け、人が出入りしないよう施錠してきた。看板は、その扉に取り付けられた。

 対策協議会は2回の現地調査と3回の会合を開催。犬鳴川流域の3カ所に立ち入りを禁止する看板を、10カ所に「急に深くなる」などと注意を呼びかける看板を設置すると決めた。

 作業のために現場を訪れた国交省遠賀川河川事務所宮田出張所の西田貢治所長は「協議会の話し合いで看板の設置が決まった。この看板で水難事故がなくなれば」と話した。(徳山徹)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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