のどに異物詰まり、生後6カ月の女児が意識不明 鹿児島県の保育園

宮田富士男

 鹿児島県姶良市の保育園で4月、生後6カ月の女児がのどに異物をつまらせて意識不明になったことがわかった。直前のおやつの時間に、すり下ろしたリンゴを食べていた。現在も意識が戻っていないという。

 園長によると、4月18日午後3時20分ごろ、保育士がすったリンゴを食べさせた後、仰向けに寝かせた。保育士は女児の着替えを取りに離れた。別の保育士が女児の顔色が悪く意識がもうろうとしていたのに気づき、119番通報した。女児は心肺停止状態となり、ドクターヘリ鹿児島市内の病院に運ばれた。

 女児のクラスでは0歳児4人、1歳児12人を保育士4人が担当していた。園長は今月24日に取材に応じ、「おわびしてもしきれるものではない」と話した。

 愛媛県新居浜市でも今月16日、生後8カ月の男児が離乳食の魚のペーストやリンゴを食べた後、意識不明になった。(宮田富士男)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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