ソーラーパネル内に覚醒剤、所持容疑で男を逮捕 46億円相当を押収

 売買目的で覚醒剤を所持したとして、大阪府警は、中国籍の会社員、江祖彪容疑者(28)=横浜市中区初音町1丁目=を覚醒剤取締法違反(営利目的共同所持)容疑で再逮捕したと25日発表した。認否は明らかにしていない。府警は、江容疑者の自宅などから覚醒剤計約74キロ(末端価格約46億1200万円)を押収したという。

 薬物対策課によると、再逮捕容疑は4月3日、別の人物らと共謀し、自宅のマンションの一室で覚醒剤約1キロを営利目的で所持したというもの。同じ日には、容疑者が出入りしていた横浜市中区の別のマンションの一室に置かれたソーラーパネル内からも覚醒剤が見つかり、同法違反(営利目的所持)容疑で現行犯逮捕されている。

 覚醒剤は、箱に入った49枚のソーラーパネル(約1メートル×約30センチ)内の黒いプラスチックケースに収められ、計約73キロにのぼるという。府警は、この部屋が覚醒剤の密輸・密売組織の保管倉庫だったとみている。大阪税関から3月、米国から発送された荷物について府警に情報提供があり、捜査を進めていた。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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