パトカーに追跡された車が別の車に追突 別の車の運転手が死亡 横浜

西本ゆか

 21日午後9時50分ごろ、横浜市港南区下永谷6丁目の市道で、パトカーに追跡されていた軽乗用車が前を走る軽ワゴン車に追突した。軽ワゴン車ははずみで街路灯にぶつかり、運転していた横浜市泉区岡津町の阿尾栄治さん(48)が頭を強く打つなどして死亡した。

 神奈川県警港南署は、軽乗用車を運転していた神奈川県大和市鶴間2丁目の自称職人、伊従(いより)開容疑者(24)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いで逮捕した。死亡事故を起こしたことについて「そういうことだと思います」と話し、容疑を認めているという。

 署によると、伊従容疑者が運転する軽乗用車が交差点で赤信号を無視して走り去るのをパトカーが発見した。パトカーが赤色灯をつけ、途中までサイレンを鳴らして約1・4キロ追跡していたところ、伊従容疑者の車が前を走る阿尾さん運転の車に追突したという。伊従容疑者も軽傷を負った。

 同署は「事実を詳細に確認したうえで適正に対処する」としている。

 現場は片側2車線で、伊従容疑者の車は阿尾さんの車と右車線走行中の車との間を通り抜けようとして、追突したとみられる。(西本ゆか)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment