上皇ご夫妻の医療体制、侍医1人増員し6人に 宮内庁、概算要求で

多田晃子

 宮内庁は30日、2024年度予算の概算要求を公表した。総額は185億1500万円で、上皇ご夫妻の医療体制を強化するため、侍医を1人増やすことを要求。ご夫妻はともに90歳近く、上皇侍医長以下6人体制で支えることになる。

 また来年9月に成年を迎える秋篠宮家の長男悠仁さまの冠の制作費として、257万8千円を計上。成年式は25年の高校卒業以降に実施し、装束は秋篠宮さまが成年式で着たものを補修して使うという。

 そのほか、秋篠宮家を支える職員が使う仮設事務棟の解体工事費などに4700万円、寛仁親王妃信子さまがお住まいの宮内庁分庁舎(東京都千代田区)のバリアフリー化や老朽設備の更新などのための設計費3300万円を計上した。(多田晃子)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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