世田谷区民会館、開館は5カ月遅れに 区庁舎建て替え2年遅延の影響

中井なつみ

 東京都世田谷区の区庁舎建て替えに伴い、改修が進められている区民会館について、保坂展人(のぶと)区長は19日、一般利用の開始を来年9月1日に決定したと発表した。区庁舎建て替え工事が遅れている影響で、当初の予定より5カ月ずれこむことになった。

 区によると、区民会館は1959年に完成した建物を改修し、新たに楽屋棟を新設する。ホールには可動式の舞台や親子室を設置するなど、新たな設備を実させる計画だ。

 来年3月に改修が完了し、ホールや集会室を利用するための抽選申し込みの受け付けを始める。7~8月には見学会も開く。保坂区長は「良質なコンサートを開催し、文化、学術の発展の場にしていきたい」と話している。

 区庁舎建て替え工事をめぐっては、全3工期で計約2年の遅延が発生する見通しになっている。区民会館の改修は第1期工事に含まれており、当初の利用開始予定は来年4月1日だった。(中井なつみ)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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