全焼の乗用車から焼けた2遺体、1人は子どもか 広島・三次市の山中

 27日午後1時20分ごろ、広島県三次市有原町の山道脇で、軽貨物乗用車1台が全焼しているのを通行人が見つけ、近くの駐在所に届け出た。県警によると、車内から2人の焼死体が見つかり、1人は小柄だったことから、大人と子どもの可能性があるという。2人の遺体に目立った外傷はなく、県警が事件性の有無や身元を調べている。

 三次署によると、大人とみられる遺体は運転席で、子どもとみられる遺体は助手席付近で見つかった。通行人が発見した際、火は消えていたが、車は激しく焼けていたという。同署は、車が施錠されていなかったかなどを捜査している。

 現場は、県北部の三次市中心部から南に約10キロ離れた山間部で、住宅が点在する県道から約1キロ入った山中。近くに住む50代の男性は「この山道は、道の先にある民家の住民の生活道路になっている」と話す。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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