外交関係50周年でモンゴルの馬頭琴交響楽団が来日、各地で演奏会へ

 モンゴルの伝統的な楽器・馬頭琴を奏でる「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」が来日し、今月以降、東京都内など各地で演奏会を開く。今年は日本とモンゴルの外交関係樹立から50周年の節目で、モンゴル国文化大使を務める日本人女性が招致に動くなどして実現した。音色を通じて両国の交流をより深めるのが狙いという。

 馬頭琴は2弦を弾くことで音を奏でる楽器。弦を張ったさおの上部に、馬の頭部の彫刻が施されているのが特徴だ。日本では教科書掲載の物語「スーホの白い馬」で知られる。馬頭琴の伝統音楽は、ユネスコ無形文化遺産でもある。

 招致に動いたのは佐藤紀子さん(79)=堺市。無添加せっけんの普及活動の過程でモンゴルとの関係が深まり、現地を訪れること計約230回。せっけんづくりの指導や、学校建設などに取り組んできたという。

 佐藤さんによると、同交響楽…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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