警視庁の警察官を住居侵入容疑で逮捕 神奈川県警が盗撮被害の警戒中

大宮慎次朗

 無断で民家の敷地内に侵入したとして、神奈川県警は16日、警視庁の警察官、太田優之容疑者(36)=相模原市南区=を住居侵入容疑で逮捕し、発表した。「弁護士と話した上で対応します」と認否を留保しているという。

 人身安全対策課によると、太田容疑者は14日午後9時50分ごろ、相模原市南区の大工の男性(48)方の敷地に侵入した疑いがある。

 南区内では今年、風呂場をのぞかれたり盗撮されたりしたなどの被害が相次いでおり、警戒していた同課員が、ジャージー姿で敷地に出入りする太田容疑者を目撃。直後に隣の家に住む女性が「風呂場の窓が開いていた」と話していたという。県警は、太田容疑者が盗撮目的で男性方の敷地に侵入した可能性もあるとみて、スマートフォンを押収して調べている。

 警視庁の大嶌正洋・警務部参事官は「捜査の結果を踏まえて厳正に対処します」とコメントした。(大宮慎次朗)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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