外国産アサリを熊本産と偽装して販売した疑い、輸入業者ら4人を逮捕

 熊本・佐賀両県警の合同捜査本部は1日、外国産アサリを熊本産と偽って販売した疑いがあるとして、輸入、仲介業者の4人を不正競争防止法違反などの容疑で逮捕し、発表した。約357トンを販売し、計約1億4200万円の収入を得ていたという。認否は明らかにしていない。

 逮捕されたのは、宮崎市本郷南方の谷口正光(75)、妻の智子(52)、同市恒久4丁目の三宮孝司(49)、同市花ケ島町笹原の片山要一(61)の各容疑者。

 発表によると4人は共謀して、2020年7月ごろ、谷口容疑者夫妻が経営する五橋水産(熊本県天草市)が海外から輸入したアサリについて、片山容疑者のカナメ水産(佐賀市)が熊本県産として仕入れた形にして、産地を偽ったまま千葉県などの水産会社15社に販売した疑いがある。

 カナメ水産は三宮容疑者が設…

この記事は有料記事です。残り171文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment