川崎の時計店強盗、逮捕の容疑者計3人に 高額報酬の「闇バイト」か

中村英一郎 阿部育子

 川崎市の時計店に6月、覆面姿の2人組が押し入った強盗事件で、神奈川県警は、横浜市旭区三反田町の職業不詳、笠原雄大容疑者(25)と、住居不定無職、谷井泰雅容疑者(26)を強盗致傷容疑で逮捕した、と11日発表した。実行役の1人とみられる笠原容疑者は容疑を否認し、運転手役とみられる谷井容疑者は認めているという。

 この事件では店長らが発生直後に大阪府高槻市のパート、八木貴寛被告(26)=強盗罪で起訴=を取り押さえ、現行犯逮捕。「SNSで報酬200万円を提示された」と供述し、県警はほかにも「闇バイト」に絡む人物が関与した疑いがあるとみて調べていた。

 2人の逮捕容疑は、6月11日午後1時ごろ、八木被告らと共謀し、川崎市幸区南幸町2丁目の時計店で、貴金属1点(40万円相当)を奪い、逃走する際に男性店員(43)の左手首などに1週間のけがを負わせたというもの。

 県警は、走り去った横浜ナンバーのレンタカーを横浜市内の駐車場で押収。谷井容疑者を同市中区のホテルで見つけ、6月22日に逮捕していた。(中村英一郎、阿部育子)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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