巡査長が捜査費をギャンブルに使用か 愛知県警が書類送検、免職処分

 捜査の協力者などに払う捜査費を着服したなどとして、愛知県警は8日、瀬戸署警備課の巡査長の男(29)を窃盗と業務上横領の疑いで書類送検し、発表した。巡査長を同日付で懲戒免職にした。容疑を認め、「業務中に競馬や競輪などのギャンブルに使った」と供述しているという。

 県警によると、巡査長は昨年7月11日、上司から受け取った捜査諸雑費5千円を横領したほか、同僚課員2人の机の引き出しから同各3千円を盗んだ疑いがある。当初は「自分も盗まれた」と話していたが、その後に一転して認めた。

 被害に遭った課員からの申し出があり、発覚した。巡査長は「給料が入ったら返そうと思っていた」などと話しているという。

 捜査諸雑費は捜査費の一つで、捜査員が緊急時に使えるように月初めに3千~5千円を目安に事前支給される。情報提供者への謝礼や尾行時の交通費などに充てることができる。

 県警の川口孝首席監察官は「…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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