持続可能な観光地、宮津市を世界100選に導いた米国人のアイデア

 国際的な認証団体が毎年発表している「世界の持続可能な観光地」のトップ100選に、京都府宮津市が今年初めて選出された。

 インバウンド(訪日外国人)の取り込み強化をめざす市を入選に導いたのは、府北部の魅力を海外に発信している米国ニューヨーク出身の男性だ。

 京都府京丹後市丹後町で暮らすジェシー・エフロンさん(41)。

 府北部の7市町や企業などが連携して観光振興に取り組む「海の京都DMO」(観光地域づくり法人)で海外プロモーションマネージャーを務めている。

「“刺さる”ストーリーが必要」

 2014年に来日し、京丹後市内の小中学校でALT(外国語指導助手)として4年半勤めた後、19年に「海の京都DMO」に入社した。海外でのPR活動や訪日客向けの旅行の企画、外国語のパンフレット作成などに携わっている。

日本三景の一つ、天橋立がある京都府宮津市。しかしエフロンさんは天橋立ではないテーマでトップ100選をめざすことを市に提案します。その根底には京都北部から発信したい理想の旅の姿がありました。

 宮津市は昨年、トップ100…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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