文科省への報告、15日の期限を延長 日大、薬物問題めぐり

山本知佳

 日本大学アメリカンフットボール部の学生寮(東京都中野区)から大麻と覚醒剤が見つかった事件で、日大が、15日までとなっていた文部科学省への報告期限を延長することが13日、分かった。新しい報告期限は、日大と文科省の間で調整中という。

 日大は、アメフト部寮内の部員の部屋から7月6日に大麻とみられる植物片を見つけたが、担当副学長が林真理子理事長に伝えたのは7日後、警視庁に報告したのは12日後だった。また、昨秋に部員が「大麻と思われるものを吸った」と申告したが、担当副学長への報告はなかった。

 文科省はこうした点をガバナンス(組織統治)の点から問題視。8月22日、日大に対し、理事長への報告時期の適切性など10項目について、9月15日までの報告を求める通知を出した。日大は8月24日付で第三者委員会を設置し、検証を進めている。(山本知佳)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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