生活道路でも地域トップクラスの事故 オープンデータで危険明らかに

【動画】みえない交差点

Premium A × A stories 「みえない交差点」

 警察庁が公開する約68万件の人身交通事故のデータを分析したところ、生活道路にあるような小さな交差点でも、その都道府県でトップレベルの数の事故が起こっている場所がいくつもあることがわかった。

 道路政策や都市計画に詳しく、今回の分析の監修を担った埼玉大学大学院の久保田尚教授(交通工学)に話を聞いた。

 ――今回の分析で、信号や名前が付いていないような小さな交差点で多くの人身事故が発生していることが浮かび上がりました。

 生活道路が危ないという課題感は実は広く知れ渡っていました。国や県、警察などが対策に取り組んでいるものの、生活道路自体があまりにも膨大にあるので、その中のどこから対策を講じていくべきかという課題がありました。

 ――これまで把握しにくかったのはなぜですか。

 例えば交差点の場合、頻繁に…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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