福島の4人死亡事故 容疑者、車に乗り実況見分「近寄ろうとしたが」

斎藤徹

 福島県郡山市で乗用車と衝突した軽乗用車が横転、炎上し4人が死亡した事故で、県警は7日夜、乗用車を運転していた福島市の会社員高橋俊容疑者(25)=自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いで送検=を事故現場に立ち会わせて実況見分した。

 事故は2日午後8時10分ごろ、同市大平町の信号機のない市道の交差点で発生。下り坂を走っていた高橋容疑者運転の乗用車が、右から左に走ってきた軽乗用車と出合い頭に衝突した。軽乗用車は衝撃で対向車線側の縁石にぶつかり横転。漏れ出したガソリンに引火して炎上したとみられる。市道は軽乗用車側が優先道路だった。

 事故の発生時間に合わせ、実況見分は7日午後7時すぎから始まった。周りが田んぼで、ほぼ明かりのない路上で、高橋容疑者は事故当時の自分の車や軽乗用車の位置などを捜査員に説明。高橋容疑者は実際に車に乗り込み、事故当時の目線なども説明した。

 高橋容疑者はこれまでの調べに対し、「道路は一本道だと思って走行していた。交差点があると気づいた時にはぶつかっていた」と説明しているという。「ぶつかった後、車を降りて近寄ろうとしたが、軽乗用車が激しく燃えていて近づくことができなかった」とも供述しているという。

 軽乗用車に乗っていたのは40代夫と30代妻、20代息子と10代娘の計4人とみられ、司法解剖の結果、死因は焼死や一酸化炭素中毒だった。県警は身元の確認を急いでいる。(斎藤徹)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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