自転車ヘルメット納品まで2カ月 「うれしい悲鳴」努力義務化で

 改正道路交通法で4月から自転車のヘルメット着用が努力義務になったことを受け、プラスチックの総合メーカー「クミカ工業」(愛知県一宮市)では、全国からヘルメットの発注が相次ぎ、納品まで2カ月の状態が続いている。

 生産する工場内では機械から取り出されたヘルメットがずらりと並び、塗装や乾燥の作業が行われていた。自転車販売店や配送業者、学校、官公庁、金融機関などからの問い合わせが昨年末以降、増加した。昨年より3倍以上の1日300~400個を生産しているが、追いつかない状態だ。

 同社の西川江美・専務取締役は「生産ラインはフル稼働で、うれしい悲鳴です」と話した。長島一浩

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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