芝野挑戦者「岐阜で好感度上げたい」 囲碁名人戦第3局


【動画】前夜祭での挑戦者の芝野虎丸八段、張栩名人のあいさつ=瀬戸口翼撮影


 張栩(ちょうう)名人(39)に芝野虎丸八段(19)が挑む第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第3局が17日、岐阜市の「岐阜グランドホテル」で始まる。ここまで両者1勝1敗のタイ。

 岐阜県での対局は、芝野と同じ当時19歳の挑戦者だった井山裕太・現四冠(30)を張名人が迎え撃った2008年の第3局以来。このときは張名人がシリーズ初白星を挙げてタイトル防衛の足がかりとした。

【囲碁名人戦タイムライン】17日から行われる第3局の様子をリアルタイムで更新。棋譜や名人・挑戦者の食事やおやつ、検討室での見立てなど様々な内容を盛り込んでいきます。

挑戦者「岐阜で好感度上げたい」

 16日の前夜祭には現地の関係者ら約70人が集まり、歓迎した。挑戦者は「岐阜は初めてですが、いい内容の碁を打って好感度を上げてまた来たい」と話し、会場の笑いを誘った。名人は「第1、2局は反省すべきところがたくさんあった。もっといい内容の碁を見せたい」と述べた。

 午前9時開始。持ち時間は各8時間で、18日夜までに決着する。立会人は羽根泰正九段。(大出公二)

18日は大盤解説も

 対局の模様は朝日新聞デジタルの囲碁ページ(https://www.asahi.com/igo/)で詳しく紹介します。進行状況をリアルタイムで中継するほか、新聞解説の伊田篤史八段による動画解説も随時盛り込みます。対局2日目の18日には、午後2時から終局まで現地の岐阜グランドホテルで大盤解説会があります。解説は下島陽平八段、聞き手は万波奈穂四段。参加費1千円。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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