鎌倉市のアパートで火災 5棟に延焼 住民と連絡取れず

土居恭子、織井優佳

 16日正午ごろ、神奈川県鎌倉市大町1丁目の2階建てアパート付近から火が出ていると、目撃者の女性から110番通報があった。アパートに隣接する住宅と店舗計5棟にも延焼し、消防による消火活動が続けられている。鎌倉署によると、アパートの住民の男性(81)と連絡が取れていないという。

 現場は、JR鎌倉駅から南へ約300メートルで、古くからの住宅や商店が密集する地域。修学旅行生や観光客が行き交う若宮大路からも黒い煙がもうもうと上がるのが見えた。

 火災現場のすぐ近くの食料品店では、近所の人たちが心配そうに消火活動を見守った。エプロン姿の女性は「燃えているのは古いアパートだけど、近くの店にも火が回っているかも」と不安そうに話した。一帯の道路は人も車も通行が規制され、「中に友人が住んでいるんだけど」と警察官に話しかける人の姿もみられた。(土居恭子、織井優佳)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment