陸自射撃場で発砲か、2人死亡1人負傷 18歳の自衛官候補生を逮捕

 14日午前9時15分ごろ、岐阜市陸上自衛隊日野基本射撃場で、「銃による負傷者がいる」と119番通報があった。捜査関係者などによると、訓練中に自衛官候補生が自動小銃を撃ったとみられる。

 岐阜県警によると、名古屋市の陸上自衛隊守山駐屯地所属の3人が病院に搬送され、男性隊員(25)と男性隊員(52)の2人が死亡し、別の男性隊員(25)が負傷したという。

 小銃を撃ったとして、男の自衛官候補生(18)が殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。岐阜県警によると、撃ったことは認めているという。

 日野基本射撃場はJR岐阜駅から東に約7キロ。周辺には岐阜城などの観光地が広がる。

 射撃場周辺には住宅が隣接し、住民らが住宅の外に出たり、窓から射撃場をみたりしていた。現場には報道陣が詰めかけ、警察官が交通整理に追われている。

説明【動画】陸自射撃場で発砲か。3人が病院に搬送、18歳の自衛官候補生を逮捕=保坂知晃撮影

 1907年に旧日本陸軍が創設した。戦後は米軍接収などを経て、60年に陸上自衛隊の隊員が使用を始めた。広さは6・7ヘクタールで、陸上自衛隊守山駐屯地(名古屋市)の隊員が訓練に使っている。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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